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デザイナーの読書メモ

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自分が読んだ本を忘れぬように文章にまとめています。ノンジャンルに色々読もうと思いますが、デザインやブランディング、経営などの本が多いかも知れません。
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2020年6月の記事一覧

"足を動かさないデザイナーに意味はない!"  田子學「デザインマネジメント」

読書メモ#5です。 エムテド代表の田子學さんの著書の個人的に勉強になった部分の抜粋メモです。 なお、この本はエイトブランディングデザインの西澤明洋さんのセミナーでの読書課題にもなっている本なので、受講されている方の参考になれば幸いです。 https://schoo.jp/class/6972 ビジネス戦略に"一気通貫デザイン"を取り込めこれが本書が訴えていることです。この主張は過去に読書メモを書いた中川政七商店の中川さんや、Takramの田川さんの著書とも言葉は違えど同

"日本を再興させるイノベーターとは" 田川欣哉 「イノベーション・スキルセット」

読書メモ#4です。 メルカリやイオン銀行など様々な企業のクリエイティブディレクションに留まらず、経済産業省と特許庁の出した「デザイン経営宣言」作成のコアメンバーとしても関わっているTakramの田川欣哉さんの著書です。 なお、この本はエイトブランディングデザインの西澤明洋さんのセミナーでの読書課題にもなっている本なので、受講されている方の参考になれば幸いです。 さらに最終回にはゲストに著者の田川さんが来られるとのことで、個人的に受講生にとっては必読の1冊と思います。 日

"超合理主義ブランディング" 中川淳 「小さな会社の生きる道」

読書メモ#3 です。 中川政七商店をリブランディングにより再起させたことで有名な中川淳さんの著書「小さな会社の生きる道」を読みました。 中川さんは自身で中川政七商店を経営する一方で、地方の中小企業をリブランディングして再起させるブランドコンサルのような(本書では"コンサルではない"といっていましたが、、)こともされており、数々の企業の業績を立て直してきました。本書ではその中で得た知見がまとめられている本です。 なお、この本はエイトブランディングデザインの西澤明洋さんのセミ

伊藤羊一 「1分で話せ」

読書メモ#2 です。2018年に発売されてベストセラーとなった本です。 内容に違わず、本の中身も明瞭明確で、すぐに実践できるアクションが多くありました。 (前回の読書メモ) 主張をクリアにして人を動かす人にプレゼンをするときや何かを説明するとき、そこには「人への行動を促す」という目的が存在しているはずです。 しかしついその目的を見失い、要領を得ない話を延々としてしまうことがあるのではないでしょうか。 この本は話の内容の無駄をなくし、かつ合理的に構築させることで、人を動

嫌なことから全力逃避 ひろゆき「なまけもの時間術」

読書メモです。 無駄なことを全力で回避し、遊んで生きる人生から無駄なものを排除し、それでも避けられない物事に対して使うエネルギーを最小限にする、というのが本書が通じて訴えていることでした。 そのために仕事や人生のタスクを最小限の労力で捌くためのひろゆき流の考え方が書かれています。 ひろゆき流仕事術 個人的に印象に残った部分をピックアップします。 1.仕事はギリギリに手をつけて最大馬力で効率的にやる 2.仕事に取り掛かる前に、他人に任せるものを割り振って任せてしまう