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スプロケ冬企画 映像コンペの全力制作話

久しぶりにnoteを書きます。maekonです。

立ち上げ時から参加しているSprocket holes Japan(以下スプロケ)という映像制作コミュニティの冬企画コンペに参加し、11月はその制作にエネルギーを注ぎました。
撮影にかけたチームの熱量は凄まじく、自身の成長に繋がったので、今回はその記録として残します!
すでに作品を観ていただいた方は、その制作裏話としても楽しんでもらえたら嬉しいです。

【冬企画コンペの内容】
コミュニティー内でメンバー抽選を行い、
1チーム出る側4名・作り手1-2名による全10チームが、「カウントダウン」というテーマに沿って一斉にジャンル・尺問わず映像制作。
メンバー発表11/7、提出締め切り12/4の1ヶ月勝負。
コミュニティ内投票・SNS投票のポイントでグランプリを決める。

まずはじめに、我々チーム5名と協力してくださった11名により完成した作品がこちらです。
2:30と尺は短いですが、MV風のダンス作品に仕上がりました。

「オフィス ハラスメント・バカンス モーメント」


スプロケにいる演者サイドは圧倒的に役者の方が多く、ダンサーの割合はとても少ないはずなのですが・・・抽選で決まったのは何故か全員ダンサーとして活動歴のある演者4人。唯一、作り手サイド(カメラ・編集)のJunだけはダンス作品ほぼ未経験という面白いチームでした。

撮影までの制作期間は1週間半

勿論全員仕事・活動と並行しながら自主制作するので、この企画の一番の戦いはスケジュール調整といっても過言ではありません。
編集期間を加味すると11月22日までには撮影しようということになり、
今振り返ってみると改めて鬼詰めスケジュールで動きました。

【11月】
12日に初めての顔合わせ 兼 打ち合わせ
↑曲・ストーリー展開は一気に決まる
18日オフィスロケハン&上司キャバクラシーンのみ撮影
  ダンスキャスト募集開始
21日一部キャストで前日リハ
22日撮影(実質4時間) →編集スタート
【12月】
監督と編集が別ということもあり、編集作業超難航。
締切当日4日にギリ提出…

大まかな流れはこのような感じでした。
12日から撮影までの10日間は集まれるタイミングで構成練ったり、各々が美術つくったり、買い出ししたり、振付リハをし、常にグループラインが活発(特に深夜の勢い)という具合で進みました。

ダンスのワンカットシーンをやってみたい・・・!

私が唯一熱量高く提案させてもらったのは、とにかくこれでした。
こういう時じゃないと中々経験できないから、一度挑戦してみたいという気持ちに対し、みんなすぐに賛同してくれ、だとするとロケ地もどうしようかという話に。

その流れもありつつ、今回監督となった松本響の発案で、メンバーの伊東さん(パフォーマンス集団「おしゃれ紳士」主宰)を上司役としたブラック企業設定が浮かびあがり、クソ上司が出張中の天国期間カウントダウン!そして社員たちが徐々に己を解放していくというストーリー展開が生まれました。


ちなみに会社設定は、Sprocket holes Japanというコミュニティー名から

監督「スープロケット工業株式会社とか笑」
監督「スープのロケットってなんやねん」
監督「宇宙食の一般販売の営業部門?笑」
みんな<リアクション👍👍👍>
監督「いや良いのかよ笑」

と、秒で決まりました。
元々セグウェイもレンタル予定(練習含め2泊3日のレンタルで約8,000円笑)だったので、未来感あるし繋がるね(?)となりそこから設定広がりました。

実際にダンスワンカットやってみての感想は一言、ハゲそうでした。笑

カメラのJun含めてスタジオに障害物を置いてイメージ動線確認リハをしましたが、実際に人が集まり動いてのテストリハは当日のみだったので、うまくいくのか本番までわかりません。曲もテンポが早く、タイミングを少しでも誤ると全てやり直し。。(私がセグウェイNG出したのはまじ陳謝)

けれど全員の集中力・神対応力のおかげで無事時間内になんとかOKテイクを撮ることができ、本当に何回みてもあのシーンは胸が熱くなります…

ワンカットシーン動線資料


神は細部に宿る

コミュニティ内でも今回結構コメントいただいたのが、細かいところにまでこだわってる!という点。
メンバー全員がクリエイティビティを発揮し、監督は会社のロゴデザインを、伊東さんと聖奈はポスター職人になっていました。手作り感が私は愛しくて仕方なかった。
さらにスープロケット工業株式会社はスープロケットホールディングスの子会社という設定で、創業者のポスター(スプロケ主催某監督※画像使用承諾済)もどこかに映っているで、スプロケメンバーさんは探してみてくださいね〜

私は撮影当日の明け方に(色々間に合って無さすぎ)請求書と社員カードを作りましたが、意外と細部まで見る人がいて嬉しい驚き。
請求書の内容は、ほとんどがワンカットシーンに映る社員のキャラと紐づいています!衣装レンタル代や配信機材はアイドルのあの子かな?とか、色々妄想してもらえたら嬉しいです。価格は深夜テンションのご愛嬌。

ちなみにツッコミのあったONE PIECEはワンカット時の動きに使うのをやめて、芽衣子ちゃんの机に3冊くらい置いてました。見つかるかな、、(最新巻107巻にしたつもりが87巻だったのは指摘されて気づきました。悔しい。)


細部まで力を入れるのはいいけれど、スタジオ利用時間内(5時間)に美術の展開つけていけるのか!?と自分たちの首を絞めたのは言うまでもありません。
オフィススタジオのレンタルは中々お値段が張るのでそう簡単に延長したくないけれど、正直、覚悟はしていました。

撮影前日の深夜3時過ぎまでグループ通話をし、カット割り出しと撮影順の最終確認を行い、香盤あがったのは当日朝6時・・・
10分刻みもある数字が入った香盤は我ながら作っててドン引きしました。

もはや希望的観測香盤だったのに、なんと前半で巻き、着替えや美術替えも込みで無事全シーン・実質撮影4時間・延長なしで撮り切れたのは本当に奇跡でした。
来てくださった皆さんの当日の動きの飲み込みの速さと神対応力のおかげです。。休憩をろくにとれなかったのは本当に申し訳なかったけれど、、みんな時間内に終わるかのカウントダウンすら楽しんでくれるお人柄で、とても救われました。

やってみて感じたこと


作品に関しての感想は、もちろんいくらでも聞きたいし、もっとこここうすれば良かった、出来るならこうしたかった、はいくらだって湧いてきます。
是非ともご意見ご感想お聞かせいただきたいと思っています。

あとは個人的な気づきの話。

スプロケのチーム企画は2回目ですが、今回やってみて一番感じたことは、これまでにないくらいチーム全員が限界まで制作に本気になれたことへの喜びでした。
意見をぶつけあったし、追い詰められたし、救われました。

私は序盤に全体的な振付を任せてもらえないかと、経験豊富な伊東さんにお伝えしました。伊東さんは、みなさんのチャンスのきっかけが少しでも増えることがスプロケの良さだから、とそれを快く受け入れてくださっていました。

けれど、構成が難航し、撮影までの時間もなくなり、当日撮り切れるのか?どうなるんだ?まだ全然動きつけれてない、、という不安で押しつぶされそうになり、自分を追い詰めていました。
そのときハッとして、深夜に伊東さんに「振付、助けてください…」とLINEしました。私だめでしたと。なんでギリギリまで気づかなかったんだ、助けを求められる人がこんな近くにいたのに、と。

伊東さんはすぐに返事をくれて、翌日一緒にスタジオに入ってくださった。それまでの不安が一気に消え、驚くほど一気に動きも整理されました。

人に助けを求めることがこれまですごーーーく苦手だった自分が、一歩成長できた瞬間。伊東さんから返事がきたときは、お恥ずかしながら久しぶりに糸が切れたように泣きました。笑
監督の響も同じくらい色々背負っちゃってたと思うけど、この話をして、そうだよね、チームだもんね、と一緒に冷静さを取り戻せました。

どのチームもそうですが、この企画に参加すると表明した以上、全員が主体的に動いて作品作りに向き合う責任があります。もちろん経験値や得意分野によって比重は変わるかもしれませんが、それでも何か自分ができることを探して動く、その意思がこのチーム全員素晴らしかった。
みんな意見をしっかり言葉で伝えてくれる人たちなのも。
本当にリスペクトです。

そしてこんな企画をつくってくれたスプロケに、感謝でいっぱいです。
本気でやらないと成長なんてできっこないと、改めて思わせてもらった経験でした。

どのチームにも沢山の制作秘話があるんだろうなと思いながら、そしてこの企画で10作品も映像作品が観れる幸せを感じながら、長い長い振り返りを終えようと思います。笑

↓こちら全チームの作品の再生リストです

 

最後にお願いがあるのですが、
冒頭にお伝えした通りSNS投票も、コンペ企画の貴重なポイントとなります。

ここまで読んでくださったあなたは、きっと・・・(笑)
こちらの投稿へのいいね・リツイート、是非是非ご協力のほどお願いします!
(すでにしてくださった方、本当にありがとうございます涙)



そしてそして、チームメンバーのツイート票が合算されるので、よろしければそちらの方もお願いします🙏(随時更新)

⭕️松本響(監督・出演・ビジュアルデザイン)☜裏側動画も載せてくれてます!

⭕️伊東祐輔(出演・振付・美術)

⭕️古川聖奈(出演・美術)

⭕️Jun(撮影・編集)


いやはや、撮影直後に軽く打ち上げをしたとき、喋りながら意識飛んで寝言言ったのは初めての経験でした。みんな撮影前3~4日はほぼ寝ずに没頭していたのもいい思い出。

ここまでお読みくださり、本当にありがとうございました!
書き切った。悔いなし!!

 
関わってくださった全ての方に感謝です。

maekon


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