本を選ぶ楽しさがある書店

外出自粛要請の影響もあり、最近では自宅で過ごす時間が増えておりますが、中でも本を読む時間が増えているように感じます。元々、本を読むこと自体は好きでしたが、昔に比べて読む本の嗜好も大きく変化してきました。学生時代や社会人になった当初は、ほぼ読むのは小説ばかりでした。しかし、最近ではほぼビジネス書です。ビジネス書の中で細かいジャンルが決まっている訳ではなく、書店に行き店頭や本棚に並んでいる本を見て、気になる本を買います。ネットで購入することは無く、本は書店で選んで買うようにしております。


その理由は、本を選ぶ時間も楽しいと私は感じるからです。この本を読みたいと思う最後の決め手は、自分の直感であり一言で説明するのが難しいと感じます。決め手が、本の題名の時もあればラベルや表紙、あるいはページを捲って見たページの一部である場合もあります。毎回、本を買おうと決める動機は異なり、それだけ色々迷いながら決めて買える楽しみが味わえるのが書店であると感じます。

近年、書店の中で閉店する店が増えていると言われており、今年に入り京都市内、それも四条にお店を構えるジュンク堂まで閉店してしまいました。幼少期、親と四条に遊びに行った時に立ち寄ったり、高校時代に参考書を買いに足を運んでいたので非常に残念に感じました。今後、都市部でも書店が減る動きが加速する可能性があると考えると、寂しくも感じます。今後も、この動きが加速するのはやむを得ないのかもしれませんが、生涯本と一緒に勉強ということを忘れずに、可能な限り店頭で本を選び購入していければと思います。

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