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強みへの誇り

今回は怪我ではなく

万全な身体の状態でのスタメン交代。

監督に言われた言葉が

「プレーも悪くなかったし、救ってくれた。

変えた理由は、タイプが違うから」 

GKコーチからも

「本当にミスなく守ってくれた。

だいやの良さも沢山出てた。

これからも引き続き取り組んでくれ」

と言われた。

個人的にも、大きなミスなく

自分の武器に集中しながらプレーできていた。

ACLこそ自分の武器・タイプ的にチームに貢献できる!

と意気込んでいましたが、変わらなかった。

悔しかったし、なにより

前からも感じていたが

結果が出てないから変えた。

という理由ではないと痛感し、辛かった。


レベルが高く個性の優れた神戸のGK陣と競争する中、

今年はより自分の武器の強みに磨きをかけよう!

と、オフシーズンも練習終わりも

自分の思い描いている理想に近づけるよう

新たなトレーニングや考えを取り入れ

それをプレーに落とし込んでいた。

開幕から4試合結果は出なかったが

自分の強みであるシュートを止める能力は

より上がっていると実感している。

今まで自分のミスでゲームを壊したりもしたが

徐々にチャレンジして

大きなミスなく自分の強みであるシュートを止めることに集中できるように

そうプランをもって試合に挑んでいました。

じゃあなぜ変わったのか。

それは自分のプレーに誇りを持てなかったから。


ある日の試合終わり、妻から

「なんでそんな顔でプレーしてるの?」

と、メッセージが入っていました。

僕自身にはそんな自覚はなく、

むしろ、ここ数試合冷静にできていたし

止めるところは止めれた。

やれることやってたんだけど…と思った。

でも、サッカーの知識がない妻からの単純な疑問。

自分でも見直したら、確かにすごい顔をしていた。

プレー中はもちろん、

止めた後であっても、

どんな時も不安そうな顔。

前はミスをして引きずってこんな顔になっていたのに

今はなんでこんな顔をしてるんだろう

と、自分自身を見つめ直すきっかけになった。

対してひろきさんは

どんな時も勇ましく堂々とした顔つき。

僕とはすごい差があった。

ひろきさんが前に言ってくれた言葉を

思い出しました。

「俺にあるのは勇気。」

「チームでも試合の結果ばかり求めると何も残らない。

自分達の目指す理想・プレーを追求して

試合に臨み

負けたりミスしても俺たちはチャレンジし続けた

そういう誇りをもてる。

目先の結果よりも未来の結果がついてくる。」

ひろきさんは

自分の武器・プレーに対して誇りをもち

結果がでなくても、ミスをしても

堂々と誇りをもって戦っている。

それが顔に滲み出てるんだと考えました。

僕も他の人にはない武器・プレーに対して

もっと誇りと自信をもってやるべきだし

周りからどれだけ罵倒されても

顔に出さず、もっと堂々としようと思いました。

だからといってミスや課題から逃げずに

それにもしっかりと向き合い、堂々と取り組む。

僕にしかない良さに誇りをもって。


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