見出し画像

イメージが生む力

本職はCB。

初めての試合、初めてのSBで

皆が想像した以上の安定した力を出し、SBでも活躍している、

山川哲史。

なぜ初めてプレーするSBで

自分の強みを活かしてプレーできるのか

考えてみました。


てつは昨年の途中までほとんどメンバー外。

ただ腐ることなく自分と向き合い

試合に出るため鍛錬を欠かさなかった。

特にてつは練習終わりに

筋力トレーニングをしています。

筋力トレーニングで作り上げた

しなやかで無理が効くフィジカル能力の高さ。

そしてそれよりも僕が注目しているのは

サッカーで起こりえる状況をイメージして

取り組むことがてつの強みだと思う。

ただ何も考えずトレーナーに教わり、

その通り実行するのは簡単ですが、

てつはチームのトレーニング以外にも

自分で考えてトレーニングしています。

話を聞いた中でも面白いと思ったのが

自転車を漕ぎながら脳トレをしていることです。

サッカーでは心拍的にきつい状態でも

瞬時の判断が求められる。

それを培うためにあえて

その状況を作り出してトレーニングをする。

この時代、

色んな情報があり、色んなメニュー、

色んなアスリートやトレーナーの

トレーニングを学ぶことができます。

見て、真似して

言われた通り、見たままに

何も考えずトレーニングができます。

そんな情報がありふれてる中

てつはサッカーの中で想定するイメージを

自分のオリジナルとしてトレーニングに

落とし込む。

複雑に考えず、シンプルに。


サッカーはポジションが変われば

全く違う視野。

動き。

速さ。

判断スピード。

など大きく変わってきます。

それがプロとなればより高いレベルで

変化し、求められます。

ただ初めての試合で初めてのSB。

それを高いレベルで

プレーすることを可能にしたのは

このような普段のトレーニングから

どんな状況でも適応できるイメージ力が

可能にしたのではないかと考えます。

ただの守備的SBではなく、

攻撃となればタイミングよく

積極的に上がり

スピードのある早いボールを中にあげ

チャンスメイクもする。

普段のCBでは広い視野と

左右自由に攻撃方向の展開を決めれますが、

SBはボールの奪い所であり

常にサイドライン側の狭い局面で

早い判断を求められます。

そんな慌ててしまいそうな状況でも

冷静にプレーの選択をし適応していった。

普通初めてプレーするポジションで

ここまでクオリティ高く

他ポジションの慣れてない動きや判断は

できないです。


僕もGKとして守備だけでなく

攻撃参加での様々な判断が求められる

ようになってきました。

特に奪われたらすぐ失点する高いリスクの中

いかにノーリスクで

正確に早い判断ができるか問われます。

この緊張感ある状況は普通のトレーニングや

イメージではなかなか作り出せないです。

ただその似たような状況を作っての

判断と正確さを培えるいいトレーニング。

もしくはゲームを見つけていきたいです。

例えば何があるかな〜🤔と考えても

簡単に思いつくものではありません。

てつ、すげーな。と、尊敬します。

僕もイメージ力をつけてどんな状況でも

適応していきたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?