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異国でプレー・生活する厳しさ

僕は将来、海外で活躍したい。

そのためには海外のレベル

雰囲気

文化

食事

人柄

言語

など口だけではなく、肌で触れることが

必要だと大学時代から考えており

プロ2年目のシーズン終わりにドイツで

トレーニングする機会をいただいた。

僕は異国でプレーすることの厳しさ、

異国で生活することの大変さを

感じることができました。

幸いにもヴィッセル神戸で

多くのプロフェッショナルな外国籍選手と

プレーできています。

ぜひ皆さんに

知っていただきたいことがあります。


まず、異国でプレー・生活していく上で

その異国の言語や生活に

最低限合わせていかなければなりません。

その中で結果を求められる。

外国籍選手は人数制限もあり

結果を出さなければクビになる。

そんな大きなストレスやプレッシャーを感じながら

プレーをしています。

僕は2週間ドイツ留学していましたが

全てのことが新鮮に溢れてて

海外でプレーできる喜び・楽しさを

短い間でしたが強烈に感じました。

ただたった2週間でしたが、

対等に話せない

食事が合わない

サッカー観が違う

など異国で全く違う生活やプレーをしていく中で

適応できなければ

いや合わそうと努力しなければ

全く相手にされません。

加えて

沢山の才能溢れる選手がいる世界。

結果にとてもシビアで

毎日の練習での一つのミス、

一つの得点、一つの失点

に対してとてもシビアにコーチングや

プレーをしています。

中途半端は許しません。

それを1年間。毎年異国でシーズンを戦う選手の

身心は計り知れない程のストレスだと考えます。

チーム内でミーティングをしている時に

ダンクレーが言いました。

「私たち外国籍選手は、日々異国に合わせながら

トレーニングや試合をしている。

私たちには家族しかいないし

結果を出さなければチームを去らなければならない。

だから練習や試合で感情がとても浮き沈みする

ことがある。

本当に大きなストレスで戦っていることを

分かって欲しい。」

この言葉の重みは今でも忘れられない。

それでもヴィッセル神戸で

一緒にプレーした外国籍選手達は

そんなプレッシャーやストレスの中

最高のプレーと最高の人間性を

チームに還元してくれています。

そしてここぞという時に

守ってくれる。

点を決めてくれる。

本当にプロフェッショナルです。


ドイツで練習参加した時

ハンブルガーSVのセカンドチーム(ドイツ4部)

に入ることがありました。

トップチームより荒削りなところはありましたが

攻守のインテンシティ。

球際の厳しさ。

ゴール前での攻防。

は特にレベルの高さを感じました。

試合も見に行きました。

4部の試合でも、数百人の観客が入り

熱いサポーターが声を荒げて応援しています。

サッカー文化が根付いており、

歴史の深さを感じます。

初めは4部だとなめていました。

これは現地で見たり

プレーしないとわかりません。

日本でプロになれなかったから

海外から挑戦する。

海外の4部〜6部に入って頑張ろ。

この国のこのリーグならいけるだろ。

と思って異国でプレーをしようと思う人に

言いたい。

「なめんなよ」と。

リーグの〜部の数字だけをみたら大したことない。

ただそこでシーズンを通して戦う大変さ。

結果をださなければすぐクビを切られる。

メディアも軽く

4部でプレーする〜〜選手

とかレベルだったり、価値を低く捉えるような

記事にするのはやめてほしい。

彼らは異国でチャレンジして

日々結果と戦っている。

本当にすごい。

真似できることではないです。


ぜひ皆さんも異国でプレーする選手。

日本でプレーしている外国籍選手。

サッカーに限らず

そんな人達を表面的に見ずに

応援してほしいです。

そして僕ももっと活躍して

異国でプレー・生活をしたいです。

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