新たなスタート

小さい頃立てた夢。
日本代表の選手としてピッチに立つこと。
29歳にしてやっと叶えることができました。
沢山のメッセージありがとうございます。
ここまで来れたのも、僕を信じて応援してくださった皆様のお陰です。

これまでの道のりを振り返れば、
少年時代では親の七光りと言われ、
フィールドプレイヤーからキーパーへ転向しても
下手すぎてチームメイトに馬鹿にされたり、
中学時代は3年生なのに1年生の試合に出て、
ユースにも落選しました。

プロになってからも
安定したプレーができない歯痒さ、
偉大な先輩方のもとでプレーする重圧、
パフォーマンスの物足りなさ
を数えきれないくらい感じ、
悔しい思いをしてきました。
何度も辞めようと思ったり
移籍したいと思ったり
逃げたくなるような日もありました。
ただそこで逃げずに
今まで感じてきた悔しい気持ちを常に力に変え
馬鹿にされても夢を語り努力を続けました。
家族はもちろん
家族以外にもこの無駄なような努力を
数少ない人達が僕の夢を笑わず応援してきてくれました。
それが力を継続させてくれる支えとなり続けてこれました。

今年は特に不器用ながらも模索し、継続して努力してきたことが形になってくれています。
全く満足していませんが
少年時代や試合にも出れていない時代から
応援してくれている方々に元気な姿を見せれているかなと思います。
まだまだこれから長く現役生活で上を目指すため
更なる努力を誓って慢心することなく
新たな夢と目標を掲げスタートします！

　　　　　　　　W杯出場