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バンドンでオススメのショッピングモール Paris Van Java 【2023年8月】

本当はショッピングモールを複数紹介して比較する特集にしたかったのですが、他とは全く比較にならないほど別格の存在なので、一択としてオススメします。


1.オススメな点

(1)緑豊かな散策路で癒される

普通はどんな店があるとか、品揃えから入るのかもしれませんが、ここの良さは緑化された屋上と、ウッディーな小道です。

アザーンが遠くから聞こえてくるまで、自分がインドネシアにいることをすっかり忘れていたくらいリラックスしていました。
このモールは、建物内や通路にある植物も全て本物にこだわっています。普通は世話の手間が少なくなるよう、プラスチックでそれらしく作った偽物を置くのですが、全部生きた植物を置いています。

(2)日本食と日本の店がたくさんある

スーパーは入っていないため食材を買いに来るところではなく、外食する時の選択肢が多いです。
博多一幸舎、丸亀製麺、牛角、ペッパーランチが入っています。寿司店も入ったことはありませんがSushiTei、Sushi Groove、Sushi Hiro、Tom友Sushiと4つあります。他現地資本と見られる日本食では、RamenYA、Ramen 1、春日井(以上、ラーメン他)、大和(焼き鳥)、など。他にも美味しいか全くわからないものの日本食をうたっている店が複数見つかりました。

博多一幸舎
丸亀製麺
牛角
ペッパーランチ
大和
RamenYA

ユニクロもあり、値段を見ると、日本と比べてそんなに高いというイメージはなく、品揃えは若干異なるものの、わざわざ日本から買ってくる必要はないレベルと思いました。雰囲気は高級店です。

(3)意外な組み合わせによる非日常感を味わう

なんでこんなものがあるのかという施設があります。それはスケートリンクとミニ動物園です。
どっちも価格がかなり高く感じるので、行くことはないと思いますが、組み合わせの意外性がモールの特別感を引き上げていると感じました。
買い物に行くというのは、一種のレクリエーションですから、非日常を感じたいんじゃないかと思うんですね。
混雑を避けるため平日に行ったこともあり、人はまばらでしたが、わたしにはインドネシア人が感動して喜ぶ姿が目に浮かぶようでした。

このリンクをぐるっと囲むように緑の小道がつながっている
スケートリンクの中の様子 とても涼しい
ミニ動物園入り口。中には陸ガメ、ワニ、イグアナなどがいました。
入場料は1人55,000ルピア(500円)
鳥籠が通路に沿ってたくさん置かれていて、これらを見るのは無料

(4)モールが外国っぽい

抽象的な言い方で申し訳ありませんが、普通のモールは日本人の皆さんが想像しやすいところだと、日本全国どこにでもあるイオンモールみたいなやつです。
安心感がありますよね。ただワクワク感には欠ける。

一方外国っぽいモールは、外国の街並みを歩いているかのような作りになっています。
日本だとアウトレットモールが時々こういう感じですね。三井不動産がやっているやつとか。
このモールはイオンモールじゃなくてアウトレットモールのような感じなんです。イオンモールが嫌いな訳ではないので誤解しないで下さいね。

2.オススメできない点

あまり思いつかないですが、強いてあげれば売っているものが全部高い。
喉が渇いたなと思って、その辺の屋台風の店でジュースのメニューを見たら
軒並み20,000ルピア超えです。普通の店なら9,000ルピアです。

あとは、土日は多分激混みになると思うんですよね。こんな素晴らしいところに来たいと思わない方が少数派と思いますんで、そうなると快適度はグッと下がるでしょう。

3.その他のショッピングモール

そうはいっても他にもいいところがあるんでしょ、という方もいらっしゃると思いますので、行く価値のありそうなところを2つあげます。

(1)Rumah Mode Factory Outlet

週末になるとジャカルタから買い物客が押し寄せると言われているアウトレットモールです。
確かに雰囲気があり、ゆっくりと買い物を楽しみながら、食事もできそうな施設ではありますが、服を安く買いたいという目的からは外れると私には思えました。

私がジャカルタ時代によく行ったアウトレットは、メーカーの預かり知らないところで、勝手に横流しされてしまった商品が、タグを切られたり、マジックでマークを塗られたりして売られているいかがわしい系でした。
そっち系もバンドンにはありました。

Rumah Modeは日本のアウトレットと同じで、ブランドとタイアップしている正規のアウトレットです。その分驚きの安さとまではいきません。

(2)CiWalk

Cihanperas Walkの略。かなり立派なショッピングモールで、規模も大きいです。
広大な敷地に所せましと店が立ち並び、通りにも屋台的な店がひしめき合っている様子は、非常に活気があります。
また、Animal Streetでは動物にふれあえるコーナーや、巨大なニシキヘビとの記念撮影などもできる、非日常を楽しめる空間となっています。

Paris Van Javaが高級路線を突き詰めているとしたら、こっちは高級でいながら若干庶民的な面も残しており、お祭り的な熱気を感じる場所です。

バンドンに遊びにくることがあれば、高原性の涼しい気候や周辺の美しい景色とともに、お買い物もお楽しみください。

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