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インドネシアの島めぐり14日目 ティモール島に移動する。

ティモール島のクーパンは東ヌサトゥンガラ州の州都であり、またこの地方の空の中心地で、ここの空港をハブに各地に飛行機が飛んでいる。
わたしがいく予定にしているアロール島も、スンバ島も、位置的にはもっと近い位置に空港があるにも関わらず、一度クーパンまで飛んでくる。

そういうわけで、わたしもクーパンに飛ぶことにした。

モニからクーパンに行くには東のマウメレに行くか、西のエンデに出るかして飛行機に乗る。
わたしはまだ行ったことのない“フローレス島最大の町マウメレ”を見てみたいという気持ちもないことはなかったが、モニにより近いエンデ発のフライトを選んだ。

朝宿の前を通るエンデ行きのトラベルを捕まえ無事出発。6:15に出たバスは8時前にエンデ空港に着いた。11:30のフライトには早過ぎ、チェックインできないため、空港の店で食事をしながら待つ。

飛行機はウイングスエアだ。僻地に多く飛行機を飛ばしているイメージがあり、MBAの授業でも、「できれば乗りたくないが、行きたい場所を唯一結んでいるためやむを得ず乗る」という、差別化戦略やマーケティングの具体例として度々出てくる。
LCCの代表格ライオンエアのグループ会社のセカンドライン的扱いとなっている。

飛行機はプロペラ機で、飛行時間は1時間弱の予定。定刻に出発し定刻に到着した。バリ島のデンパサール空港へのトランジット客が多く、クーパンの飛行場の外に出て来たのは半分もいなかった。

街中へはグラブアプリで車を呼んだ。海辺にあるバックパッカーが集う宿を目指す。9キロほどで130,000ルピア(1300円)。
宿は閉まっており、仕方なく近くのマヤホテルという1泊素泊まり100,000ルピアの安ホテルにした。エアコン付きツインルームだが、古くてボロいホテルによくあるカビ臭い匂いのするホテルだ。

昼は付近を散策した後、ホテルのはす向かいにある海の景色が綺麗なレストランにした。安くて美味しい。

全部で112,000ルピア(1,120円)

ティモールは人口の8割がカトリックを信仰している。2002年にインドネシアから独立した東ティモールはほぼ100パーセントになる。
ホテルの宴会場では、キリスト教徒がクリスマスを祝う催し物をしていた。

陽が落ちてから夕食を食べに外出する。涼しくなっていることを期待していたが、気温はあまり下がっていない感じがした。
夜のフィッシュマーケットがあると聞き見に行くと、新鮮な魚が並んでいる。1人ではとても食べきれない大きさなので、断念した。


明日はインドネシアの最南端ロテ島に船で渡る。
本当はもっと南にンダナ島という軍隊が守っている島があるのだが住民はいない。日本でいう南鳥島みたいな存在かもしれない。ロテ島まですぐなので大変さは全く違うと思う。

わたしは最南端とか最北端が好きで、行ってみたくなるタチだ。
日本の最南端で言えば、有人の最南端である波照間島、本土最南端の佐多岬、本州最南端の潮岬に行ったことがある。
本土最東端の納沙布岬、最北端の宗谷岬にも行った。

アメリカ最北端のアラスカ州バローにも冬にオーロラを見に行った時に行った。
なので、インドネシアでもできれば東西南北の端を全部制覇したい。


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