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わたしが3時のおやつに食べるお菓子ランキング 【インドネシア】

インドネシアには日本ほどではないですが、おいしいお菓子がたくさんあります。その中から、わたしがリピート買いしているお菓子をご紹介したいと思います。
今回ご紹介するお菓子は、いずれもコンビニやワルンで売っている手に入りやすいものばかりです。


1.オレオ

ジャカルタに駐在していた20年前からよく食べていて、日本でもよく食べていました。
定番中の定番で、わたしが授業の合間にクラスメイトに進めると一番くらいに喜ばれるお菓子です。ファンはとても多いです。
おもしろいのが、この味が好きでねと女性のクラスメイトに話すと、「わたしの彼もそう言っている」「わたしの兄弟も同じだ」「わたしの父もそういっている」となぜか自分もそうだと言わずに、近しい関係の男性が好きだとという話になることです。
女性でオレオが好きというのはあまり良いイメージがないのかもしれないなと勝手に思っています。

定番のクリーム味に加え、コーヒークリーム、紫芋クリームなども出ていますが、わたしは断然オリジナルのクリーム味を選びます。
実際に聞いてみると、みんなクリーム味が好きだというのに、売り場は3つの味が同等の幅を取っていて、かつ売れにくいせいか紫芋やコーヒー味はよくディスカウントされています。

価格は日本円で60円から70円くらいです。現地生産されているためとても安いです。セールではOne buy get oneとかTwo buy get oneをよくやってます。

2.Nextarパイナップルジャム味

わたしは台湾のパイナップルケーキが大好きで、味だけでなく、かんだときの崩れ加減、中にジャムっぽい違う食感の詰め物があるところも含めて、クッキー系では最高峰のお菓子と思っています。
このインドネシアのお菓子は、少しパイナップルケーキ感があるところが気に入っているところです。

価格はひと箱8000ルピア(80円)ほど

このブランドを調べてみたら、2002年に設立されたNabati(ナバティ)グループが展開しているブランドで、ここはRicheese Factoryというファストフードチェーンもやっています。
バンドンに本社があるようなのでぜひ頑張ってほしいです。
インドネシアで地方を旅すると、このブランドは置いていないことが多いので、まだまだ弱いのでしょう。

3.Tangoストロベリー味

これは昔からあって大好きなお菓子です。駄菓子っぽいチープ感のあるウエハースで、わたしは特にストロベリー味が大好きです。ほかにクリーム、チョコレート味といったバリエーションがあります。
ファンタに果汁が一切入っていないように、このお菓子にもストロベリーは一切入っていないと思ったら、なんと0.01%ストロベリーパウダーが入っています。

ジャカルタに駐在していた20年ほど前は、常に机の引き出しにこのお菓子とオレオを常備しておやつの時間に食べました。
もう定番中の定番ですね。当時投資先の日本人に苗字が「たんご」という方がいらして、自己紹介のときに「たんごと言います。お菓子の名前ではありません。」というインドネシア語の挨拶をつかみにしていました。インドネシア人にはとても受ける挨拶でした。

Tangoを展開しているのはオラントゥア(おじいさんという意味)グループです。オラントゥアグループは、ABCグループの一員で、ABCグループはハインツに売却してしまったケチャップ事業やサンバル事業でも有名です。他に変わったところでは電池もやっています。

オラントゥアグループは他にアルコール飲料も手掛けていまして、わたしの好きなビールでいえば、Prost、Singaraja、ワインだとAPI、アラック(蒸留酒)をやっています。
Singarajaは酒屋や飲み屋ではたいてい一番安く売られているので、わたしはビンタンビールよりこっちのほうをよく飲みます。ちょっと甘ったるい味で、同じバリのビール「バリハイ」に似ています。
ブランドマークはライオンです。わたしはこのマークを見るといつも新日本プロレスのロゴマークを思い出します。

4.Good Time

いわゆるチョコチップクッキーです。クッキーの固さがちょっと固めのタイプです。わかりますかね。
クッキーは味もさることながら固さが結構重要な要素を占めています。この固さ加減がわたし好みなんです。もちろんチョコの味も好きです。
Good Timeの秀逸なところは、固さを商品によって変えているところです。Classicは固め、Rainbowは少しだけやわらかめです。相当なクッキー好きが開発陣にいるんじゃないでしょうか。

上がクラシック、下がレインボー

このお菓子を展開しているのはオーストラリアのArnottsグループで、有名どころではわたしも大好きなTim Tamを出しています。
どうりでチョコレートがちゃんとしているわけです。あのティムタムですからね。

日本にいたときは、会社のオフィスがあったムスブ田町の1階に入っているライフでティムタムが売られていたので、高かったですがたまに買っていました。
ティムタムはすごく甘いのですが、コーヒーを飲みながら食べると本当においしいので、ぜひこのマリアージュを楽しんでみてほしいです。
残念ながらティムタムはバンドンでは高級スーパーのスティアブディスーパーでしか見かけず、かつかなり高いので、学生の身分ではなかなか手を出せない領域のお菓子です。

Good timeは価格変動の激しいお菓子で、普段は10,000ルピア(100円)で売っているときもあれば、7000ルピア(70円)を割るときもあり、わたしは安くなるタイミングで買っています。

5.Silver Queen

チョコレートです。このチョコレートは日本と同じくらいの価格で高いですが、とてもおいしいです。わたしはお子様の味覚なので、ミルクチョコが好きで、甘いチョコが好きです。わたしの味覚に非常にあっているのです。

これも昔からありました。わたしは当時からよく食べていました。チョコレートの形状が、板というより台形で、溝が入っているのが特徴です。この溝のところで折って食べるというわけですね。

下は普通の板チョコ。ホワイトチョコ。

ここはシンガポールで上場しているDelfiという会社のインドネシア法人で作っているので、質の割に安いです。
Delfiはブラックサンダーで有名な「有楽製菓」とインドネシアで合弁企業を作っていて、バンドンに工場があります。わたしはいつか見学に行きたいと狙っているところです。

ブラックサンダーは2018年から生産しているのに、いまいち普及しておらず、心配しています。価格は競合商品のキットカット並みにしているし、味は間違いなくおいしいはずなので、何かオペレーション上うまくいっていない部分があると思うんですよね。

7.メントス

普通すぎて申し訳ありませんが、よく食べています。特に旅行中ですね。飛行機の離着陸のときに耳が痛くならないように食べるのと、バスや電車で移動するときもよく食べます。
もう定番の味です。

現地生産をしているためか、昔から日本よりかなり安く、お得感からよく買っていました。今は昔よりかなり上がりましたが、それでも一つ50円くらいです。
これが空港や駅のコンビニだと一つ100円くらいに上がります。なので、旅行中にお買い求めの際は、町に出てホテルの近くのコンビニ等で買われることをお勧めします。
わたしは旅行に出る前に、3種類の味を買っておきます(ぶどう、フルーツ盛り合わせ、ミント)。

8.チップス系いろいろ

甘くないチップス系のお菓子もご紹介します。
ひとつに絞れませんでしたので3つあげます。

Kusuka(クスカ)バーベキュー味
一つ目はシンコンチップスというジャンルで、じゃがいもではなくシンコン(キャッサバ)を使ったチップスです。
20年前に駐在していたときからビンタンビールのつまみによく食べていました。ポテトチップスより味は若干劣るものの、断トツに安いので選んでいました。
今は価格が急騰しており、以前のようには食べなくなっています。

Chitato(チタト)バーベキュー味
これはポテトチップスで、ジャガイモを使っています。
このチップスのよいところは、日本でも高級な部類になる厚みがあって溝がついているチップスなところです。食べたときの重厚な味わいが贅沢な気分にさせてくれます。
昔はキャッサバとかなりの価格差があったのですが、最近では差が少なくなっているので、以前より気軽に買うようになりました。

Maxicorn(マクシコーン)焦がしトウモロコシ味
これはトウモロコシのチップスですから、トルティーヤです。
わたしは最初の海外駐在でシリコンバレーに住んだとき、安いトルティーヤチップスとサルサソースの組み合わせにはまり、ビール、テキーラ、マルガリータ、テキーラサンライズといったアルコールと一緒によく食べていました。
アメリカでパーティーにお呼ばれすると、必ずこのトルティーヤとサルサソースはあり、おいしいと思ったら作り方を聞いていたものです。結構な率で出来合いのものを買ってきたというケースも多かったです。

日本でもホームパーティーではトルティーヤと手作りのサルサソース、ワカモレを出すことが多かったです。でも日本だとトルティーヤがなぜかポテトチップスより高いんですよね。
あれはなんでしょうね。

インドネシアではグラムあたりの単価でいうと、トルティーヤが一番安いです。
なのでよく買っています。ビールのお供にしています。

日本のチップスでは、カルビーのうす塩味、湖池屋ののり塩が1番好きな味で、時々カルビーのコンソメ味も食べたくなります。









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