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最難関中合格の秘訣 親の役割・塾の役割

(17回目)
Ⅳ.最難関中突破のための塾の役割

[1] 合格実績に踊らされるな!
 ここからは塾の役割についてまとめていきます。
 まずは塾選びのポイントについて述べたいと思います。

 難関中学を目指している子どもであれば、大半が学習塾通いをしていると思います。塾は大事な学習環境であり、また、子どもたちが将来の仕事や進路を話し合うサロンの役割も果たします。
 それではどんな塾を選べばいいのでしょうか。
 まず大半の親が、塾選びで気にするのは合格実績ではないでしょうか。いろんな塾がチラシなど合格実績を誇るので、自然と目が向いてしまうのも仕方ないかもしれません。しかし、「合格実績に踊らされてはいけない」というのが塾選びの第一のポイントです。
 こう言うと、怪訝な顔をして「塾は学校に合格させるところだから、一にも二にも合格実績が大事ではないか」と反論される方がいると思います。
 もちろん合格実績は大事なのですが、その数字には統一基準があるわけではありません。塾それぞれの基準で発表しています。だから公開テストを受けただけとか、春期・夏期・冬期講習を受けただけ、あるいはイベントのようなものに一回参加しただけの生徒を合格実績に載せている場合もあるわけです。チラシなどには、このような生徒は「実績に含んでおりません」と書いてあっても、本人から許可をもらったからと含ませて発表していたりします。しかし、何をもって塾生と規定するかという共通の基準はないのです。その塾独自の考え方で発表していると認識されたほうがよいでしょう。
 では、合格実績を頼りに塾選びをするのであればどうすればいいのでしょうか。それは直接塾に尋ねてみることです。合格者に名前が上がっている子どもたちのそれぞれがどのくらいの期間、塾に通ったのか、そしてどういう通い方をしたのかをはっきりとさせる必要があります。
 あるいは最近ではプライバシー保護の観点から氏名掲示がありません。そこで「この中学に合格したお子さんたちは、この塾に何年生から、週何回通っていたのですか。どの科目を取っていたのですか」
 学習塾の説明会などで、そう質問してみてください。
 その質問にしっかりと答えられればいい塾ですが、質問に対して言いよどむような塾はよくありません。
 私も希学園の入塾を希望される方のための説明会をよく開催します。しかし、そのときの保護者の皆様を見ていると、そういうことを質問しようとする人はあまり多くありません。遠慮されているようです。しかし、塾はわが子を託す大事な場所なのです。遠慮はまったくいりません。疑問点をどんどんぶつけてみてください。まずは合格実績が水増しされていないかどうかを確かめましょう。


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