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安倍首相辞任会見の決定的な矛盾/官邸のずさんな工作を暴く

はじめに

8月28日(金)、安倍首相は辞任の意思を表明する記者会見を開きました。

真っ先に辞任確定報道を行ったのは、どこから情報を得たのか、公共放送のNHKでした。

しかしこの「安倍首相による記者会見」は、17時の会見開始までの数時間にわたる予備報道と合わせた、NHKによる巧妙な政治宣伝、プロパガンダであった──。

映像分析を生業とする映画評論家として、私はいくつかの根拠とともに、そう指摘しました。
https://note.com/maedayuichi/n/n51c4010fa8b5

それに続く本稿では、

・8月28日の「Xデー」を官邸が事前に決定していたと思われること

・支持率アップのための一発大逆転の秘策として準備していた

ことを、前回以上に具体的な根拠とともに明らかにします。最後には、

・「安倍晋三重病説はでたらめである可能性が高い」

ことも、報道の分析から導き出して、皆様にお伝えしたいと思います。

"両論併記"は世論誘導の常套手段

岩田明子氏(NHK政治部記者兼解説委員)を擁するNHKが、退陣スクープをゲットしたのはある意味必然だと思います。彼女は、長きにわたり政権擁護を続けた「親衛隊」の一人として7年8か月の長期政権を支えた、メディア側最大の功労者と言われてきました。

安倍氏はNHK関係者のみならず、民放各局および新聞社の経営陣と、何度も何度も会食を重ね、都合の悪い報道を抑え込んだといわれます。

それに伴い、提灯持ちのようなジャーナリストがインターネットを含むメディアにあふれかえり、ひっきりなしに駄文を垂れ流し、結果的に日本のジャーナリズムを壊滅に至らしめました。

こういうと、
「そんなことはない、批判的な報道もあったぞ。一方を無視した分析は公平じゃない」
との反論が予想されますが、私に言わせれば、各局が両論を報じるのは、放送上の義務であり当たり前のことです。そのうえで、世論誘導を行うのが政治宣伝のテクニックです。

たとえば前回の記事で、巧妙な視聴者誘導の実例として挙げた「街の声」。ここに、批判側の人物が混じっていたことを思い出してください。

その7人の声をNHKは、

1 〇(驚き)
2 〇(同情)
3 〇(ねぎらい)
4 〇(次への期待)
5 ×(アリバイ的な批判)
6 〇(悲しみ)
7 〇(無念)

このように並べ繰り返し報道しました。

日本で最初に辞任確定情報を(どこかから)得ていたNHKには、その直後に行われる記者会見で安倍氏が

「志半ばで病に倒れる悲劇の大将」

を演じる演説をすることを知っていた可能性があります。だからこそ、

5 ×(アリバイ的な批判)
6 〇(悲しみ)
7 〇(無念)

と、「批判」の後に「悲しみ」と「無念」の声を挿入して印象付け、視聴者に対して真打登場前の「前座」の役割を果たしたというわけです。じっさい、会見における辞任演説の要素は「悲しみ」と「無念」を大いに感じさせるものでした。

そしてこの会見のあと、驚くべきことが起きたのです。

一夜で激変した日本人

日本経済新聞社とテレビ東京が緊急で行った世論調査によれば、一夜にして安倍氏の支持率は12ポイントもあがり、55%になったということです。さらに、7年8か月の実績を評価すると答えた人は73%にも上りました。

この結果に衝撃を受けた人は少なくなかったことでしょう。これこそが、前回私が指摘したプロパガンダの、絶大なる効果なのです。

製作総指揮:首相官邸
監督:NHK
主演:安倍晋三

による超大作・辞任記者会見ドラマこと

『総理の不時着』

はこうして見事に大ヒットし、一夜にして日本人の意識を「同情!!そして圧倒的感謝!総理おつかれさま!!」モードへと変えてしまいました。

映像と報道をあんな風にちょいといじくるだけで、どれほどの効果が出るものか。これで皆さんも分かったのではないかと思います。

反論する方は「政権批判報道もやってる、むしろそっちのほうが多い」などと言いますが、一見両論併記の体裁をとりながら、このように世論を偏った方向へ誘導することなど、プロパガンダのテクニックをもってすればたやすいことです。

もっともよく知られているのは、映画の発信力を重視していたナチスドイツの例ですが、彼らの手法は現代においても散見されます。

つまり、民主的な政権であったとしても、そうした手法を学び、利用するのはもはや常識といってもよい。それが現実です。

日本人が一夜で忘れた、会見直前の状況はこうだった

なんとしても驚かされるのは、政権の実績を評価すると答えた人が73%もいるとの結果です。

しかし評価どころか、つい昨日まで、安倍政権の状況というのはこうでした。

・国民猛反対の中でGoToトラベル強行⇒コロナ全国へ大拡散(失策)
・河井元法相夫妻大規模買収事件⇒安倍事務所の関与(重大疑惑)
・秋元司元内閣府副大臣IR汚職事件⇒保釈中に偽証依頼で再逮捕

政策面、スキャンダル面、どこから見てもがけっぷちの大ピンチであり、内閣支持率も史上最低レベルだったのです。

特に河井元法相夫妻による買収疑惑は、首相直結案件と言われ、安倍晋三氏本人の逮捕もあり得るというところまで噂される状況でした。

つまり、首相はもともとチェックメイト寸前だったところ、偶然にも持病が悪化し、それを理由に辞任宣言。すると翌日、支持率爆上げ、そしてすべての失政と疑惑が水に流された格好(政権を評価=73%)になったわけです。

本来、任期途中での辞任というのは、権力者にとって敗北といってもよいものです。ところが安倍氏は、辞任することによって信じられない程のメリットを得た形になります。

私はこれを見て、いくらなんでも、余りにも都合がよすぎるのではないかと直感しました。そして、直前の状況をさらに詳しくチェックしてみたところ、案の定、多くの不審点が見つかったのです。

辞任直前に見られた不自然な報道の数々

思い出して欲しいのですが、首相が辞任する前にはこのような奇妙なニュースが流れていました。

新型コロナウイルスの対応などで147日間連続で勤務する間も薬を飲みながら体調管理に務めていたとみられています。(8月24日 テレビ朝日)

この「147日間連続勤務」ネタは、上記テレ朝以外にも多くの報道が見られました。その後、その貧弱な勤務実態が明らかになるなど「盛りすぎ」だった事が一部にはばれてしまったわけですが、最初の印象というのは強烈で、なかなか覆ることはありません。

そしてこの「147日間連続勤務」に代表される「安倍総理大臣の体調悪化」について、

麻生太郎副総理
甘利明税調会長
菅義偉官房長官

といった首相の側近、政権の中枢にいる人たちが、率先してメディアの前で繰り返し語っていました。

一国のリーダーの体調という、重大な秘密事項を、なぜこの人たちは口軽くしゃべっていたのでしょうか。

彼らが、あたかも当然のようにしゃべり続けたせいで「総理の病気悪化」は疑惑ではなく事実=既定事項となり、日本人全員の共通認識となりました。

考えてみればこれはおかしなことです。こうした重大な情報を、悪意ある国が知ったならば、たとえば尖閣諸島に何かを仕掛ける好機とみるかもしれないわけです。

病気でトップの判断力が鈍っているかもしれないと疑われたら、安全保障上マイナス。だから総理の健康状態は軽々に語るべからずと言われます。

この政権幹部たちはド素人で、そんな政治のイロハも知らなかったというのでしょうか? そうは思えません。

病院入り映像に見られる不可解な点

そう考えると、次のニュースも異様です。

安倍首相 24日に再度病院へ 17日に続き2週連続(8月24日 フジテレビ)

首相が慶応大学病院へと向かう車列の様子が、映像として捉えられています。このニュースは、局によってはさらに詳しく報じられていました。

映像からは、総理の車列を駐車場で待ち受けるSPや病院関係者でしょうか、黒服を中心に緊迫した空気が感じられます。

到着した車から降りた安倍晋三氏は、うつむき加減で青い顔をしており、だれが見ても重病ではないかと疑うに十分な姿です。その顔色まで、地上波局の高性能なカメラはばっちりと映しています。やがてとぼとぼとした足取りで、総理は建物内へと消えていきます。

驚きました。まるで映画のワンシーンです。

これを見たら、「街の声」で(ショック)(驚き)が出るのも当然。誰もが心配し、不安になります。

しかし、ここで映画評論家はこう考えるのです。

「なぜこの角度から撮影できたのだろう?」

繰り返しますが、一国のリーダーの体調は国家機密といっていいデリケートな話題。しかしニュース映像では、

・病院到着の瞬間を
・総理の顔面まで

完ぺきにとらえていました。

それは、事前にその位置に総理が来て、車を降り、そのコースを歩くことを撮影者が知っていたことを意味します。

もちろん、慶応大学病院は取材先としてはメジャーですから、そのあたりは報道各社とも事前にわかっていた、そう考える人もいるでしょう。

しかしそれだと今回に限り、矛盾が生じてしまいます。なぜなら官邸側は、

誰もが知る有名撮影ポイントなのに、事前に立ち入り禁止にしなかった

ことになるからです。なにしろ全社が知っている有名な撮影スポットなら、官邸が知らないわけがないのです。なのに彼らは 撮影を禁止しなかった。ということは、(暗黙の了解で)撮影を許可した ということです。

いや、クライマックス「涙の辞任会見」への、これも伏線と考えるならば、彼らはむしろ、積極的に撮影してほしかったのではないでしょうか。

なぜこう判断できるのか。その理由は、このきわめて映画的で不自然な「病院入りシーン」が、17日のみならず翌週24日も、つまり二度も同じ構図で撮影され、報道されていたのを見たからです。

総理の突然の体調悪化にあわてた官邸が、ポカをやってつい報道陣に決定的シーンを撮られてしまった!

100歩譲ってそんな事が、8月17日の一度目の病院訪問時に起きたのだとしましょう。でも、翌週24日も官邸サイドは報道陣を追い出すことなく、全く同じ場所から撮影させているわけです。

やはり、

官邸側は総理の病院入りシーンをどうしても撮影、報道してほしかった

とみるのが妥当だと思います。

そもそも安倍氏は本当に病気なのか?

「何を言ってるんだ、いくらなんでも馬鹿を言うな」
そんな声が聞こえてくるようです。

では、そんなあなたに考えてほしいのですが、そもそも私たちは、なぜ安倍氏の病状が悪化した事を知っているのでしょうか。安倍氏の家族でも、主治医でもないのになぜ? どうして彼が病気だと、私たちは信じているのか。答えはこちら。

マスコミがそういったからです。

突き詰めていけば、必ずそこに行きつくのです。そして普段は「マスゴミ」などと批判している連中さえ、こと総理の病気報道については、100%マスコミを疑うことがないのです。

では、そのマスコミは総理の病状を、いったいどうやって知ったのでしょうか?

病状報道を分析するとわかる、その異常さ

もちろん、ある程度の内容は官邸からオフィシャル情報として発信されているわけですが、ここ数週の報道は、とてもそんなレベルではない、異様にディテール豊かな「病状悪化」報道があふれていました。それぞれ取材先を記載した部分を抜き出し、実例として挙げます。

時事通信
「持病の潰瘍性大腸炎が深刻化 病状は相当重い」(自民党幹部)

この「自民党幹部」氏は、政局や政変はもちろん、場合によっては局地紛争すら引き起こしかねない「総理の病状」を、なぜ記者にペラペラとしゃべっているのでしょうか。

新潮
「総理はガン検査をした」(閣僚経験者)

「閣僚経験者」ともあろうものが、「ガン検査」などという重要なインサイダー情報を、なぜ週刊誌記者にペラペラとしゃべっているのでしょうか。

新潮
「総理はアサコールを使っていたが、レミケードへ薬を変更したんだ」(事情通)

およそ一人の人間の服用する薬の名前や、その変更タイミング、変更後の薬剤名について、なぜこの人物は知っているのでしょうか。誰から聞いたのでしょうか。そしてなぜ、週刊誌記者にペラペラとそんなプライベート情報をしゃべっているのでしょうか。

新潮
「慶応病院では『GCAP』という治療法を行ったんだ」(事情通)

『GCAP』(じーきゃっぷ)とは、潰瘍性大腸炎が悪化した患者に適用される治療法の名前です。さて、この(事情通)氏は、これほど具体的な治療内容の詳細を、いったいだれから聞いて知ったのでしょうか。治療法なんてものは、どんなに近しい人であっても、はたから見てわかるような事ではありません。たとえ病院についていったとしても、治療室のまん前の椅子にすわっていたとしても、うかがい知ることすらできないでしょう。

繰り返しになりますが、それほどの内容を、なぜこの人物は週刊誌記者にペラペラとしゃべっているのでしょうか。

さて、次が最後、極めつけです。

AERA
「大腸開腹手術の必要があるといわれて、ドクターストップがかかったのが、総理が辞任を決めた理由だ」(安倍家に近い関係者)

先ほどまでの証言もおかしいですが、これはいくら何でも常軌を逸したレベルの証言です。もしこの証言内容が真実だとして、いったいぜんたいこんな事を知っている人間が、この世に何人いるのでしょうか。

(安倍家に近い関係者)とありますが、確かに家族などごく近しい人間でなければ、このような詳細を知る可能性はないでしょう。

しかしそう考えると、いやだからこそ、決定的にこのニュースにはおかしな点があるのです。それは、報じたのがAERAという点です。つまり(安倍家に近い関係者)は、安倍晋三氏の不倶戴天の敵、

朝日新聞社の社員

に、安倍晋三にとって最大級のトップシークレットなプライベート情報を、ペラペラペラペラとしゃべったことになるわけです。

証明された嘘

これで十分でしょう。もうお分かりだと思います。

安倍晋三氏の病状に関する一連のマスコミ報道は、官邸側からのリークです。

本来、病状とは安倍氏本人と慶応大学病院VIP病室の医師しか知りえない事柄です。

しかし、今回は病院側から漏れた可能性は低いと思われます。

なぜなら慶応大学病院、通称VIP病室とは、『ゴルゴ13』が振込口座に指定しているスイス銀行のように「顧客の秘密を絶対に漏らさない」ことで、芸能人や政治家などVIPから絶大な信頼を集めている、そんな特別な病院だからです。

つまり、数万円の謝礼目的に、患者の詳しい病状を雑誌社や記者にもらすとは考えにくい。

ある医療関係者に聞いたところでは、この病室周りには同じ慶応大学病院のスタッフですら自由に入ることはできず、定められた少数で運営しているとのことでした。それほどのセキュリティを誇る病院だということです。

「最も総理に近いジャーナリスト」が仮病をバラしてしまった?!

私が、だまされやすい日本人にどうしても伝えたいのは、国家機密たる総理の病状を、政権幹部がペラペラとしゃべる不自然さに気付いてほしいという事です。

最初に書いたとおり、安倍政権は自身の逮捕もありえるほどに追い込まれていました。その焦りからでしょうか、今回、官邸側はあまりにもずさんに、無茶をやりすぎました。

もっとも、病気じたいが嘘だとまでは思いません。

たしかに安倍晋三氏はこれまで、数えきれないほどの嘘を堂々とついてきましたが(あえて一覧にはしません、検索すればわんさと出てきます)、辞任理由の大前提が全部嘘などとは、さすがに考えたくはありません。

ただ、安倍晋三氏と近しい関係で知られるジャーナリスト有本香氏は、夕刊フジ紙上にて興味深い指摘をしています。

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「筆者の取材の限りでは、安倍氏の目下の体調は、「進退」の話に至るような状態ではない。(中略)「健康問題での辞任」などあるはずもないと断言する」

このように書いています。「安倍氏の病状はそれほど悪くない」との情報に、相当自信がある事がわかります。

しかし、彼女の言うことが正しいならば、安倍氏は会見で大ウソをついていた、つまり仮病だった事になってしまいます。

おそらくこれは、総理を擁護したい有本氏にとっては痛恨の大誤算だったはずです。

「病状悪化を理由に退き、世論の軟化を狙う」官邸の極秘シナリオに思いが至らなかった有本氏は、「総理が健康という事実は、総理によって有利な情報に違いない」と思い込み、ついコラムで暴露してしまったのではないでしょうか。

安倍批判側に対する感情的な文面からは、彼女が、この情報暴露が政権擁護になると信じ切っている様子がうかがえます。

確かに、安倍氏周辺に対してはズバ抜けて高い取材力を誇る有本氏が「断言」するほど自信をもって得た情報が、まるっきりの誤りだとは考えにくいものがあります。

しかもそれが総理にとって「絶対言ってほしくない内容」だったからこそ、この情報の信ぴょう性は逆に高まったと言わざるを得ないでしょう。


安倍氏のドラマはハッピーエンディングを迎えた

これは個人的な印象、いやむしろ願望に近いかもしれませんが、私は一国の総理大臣が仮病まで使って『総理の不時着』を演じたなどとは、いくらなんでも信じられません。

安倍氏の病気を周辺の切れ者が利用して、スキャンダル隠しのシナリオを描いたというのが妥当なところではないかと、これまでは思っていました。

しかし、総理に最も近いジャーナリストの一人が、よりにもよって「病気は重くない」という、本当の意味でのトップシークレットを、総理を守るためと信じてばらしてしまったのだとしたら……。

いや、これ以上の考察は、皆さんにお任せすることにいたしましょう。

私が断言できるのは、会見で強調された「道半ばで倒れた悲劇の宰相」のイメージだけは、少なくとも誰かが意図した演出であったのだろうということだけです。

いずれにせよ、こうして盛り上げられた『総理の不時着』ドラマは、「不祥事はすべて水に流され、73%の圧倒的支持」を得るという、多大な効果を上げました。

窮地だった安倍氏と仲間たちにとっては、最高のエンディングを迎えたと言えるでしょう。

すべてが目論見通り、いやそれ以上の効果を上げたことで、今頃、関係者は祝杯を挙げているかもしれません。

映画であればまさに大団円、エンドロールの真っただ中……。


しかし──
近年の映画界の流行を言わせていただくならば、これだけの話題作。もしかしたらその後にもうワンシーン、残っているかもしれませんよ。


筆者ウェブサイト
https://movie.maeda-y.com/

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2020年9月12日追記2

そして不自然な会食を批判された翌日、安倍氏はまたも「中継付き」で慶応大学病院へ。

辞任会見以来となる治療通院のニュースが大々的に速報付きで出たわけですが、「通院風景の中継」は、「ちゃんと報じろよ」とのマスコミ誘導であることは、この記事で書いた通りです。

昨夜はワインとご会食。朝日新聞のスクープがよほど痛かったのか、まるで上書き火消しするかのような「中継付き」通院。

しかし、翌日に治療が予定されていたのなら、その前夜にたいした必要性もなさそうな相手と酒飲み宴会というのは、潰瘍性大腸炎患者としては、余計に不自然な印象を植え付けることになると思いますがいかがでしょうか。

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2020年9月12日追記

安倍首相、約1カ月ぶり夜の会食 コース完食しワインも:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASN9C7RLTN9CUTFK07C.html
>会食は午後6時半すぎから始まり、約2時間で終わった。谷口参与によると、首相はコース料理を完食し、ワインも口にしていたという。

潰瘍性大腸炎が悪化した場合、このような会食をすることはまず無理であり、あきらかにおかしいとの声が多数上がっています。

首相は慶応大学病院の主治医のサイン(ほかの病院や医師では無意味)がある、正式な診断書を国民に提示すべきでしょう。

むしろ、辞任を表明した今、提示できない理由は全くありません。

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