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ないよりはマシ論は本当か?

僕たち日本人はよく「ないよりはマシ」という話をすることがある。たしかに、これは理にかなっているものが多い。

たとえば、コロナ禍の支援金・給付金・協力金について言うと、事業者側の不満は相当なものだが、、、休業によって売上がゼロとなり、固定費の支払いを借り入れるくらいなら、1円でも多くもらえた方がマシである。

しかし、ホームページ(以下HP)やランディングページ(以下LP)についてはどうだろう?

このデジタル時代に、HPもLPもなしに商売をするとなると、すでに多くファンがいるとか、巨額な広告費をすぐに出せる資金があるといった状況でないとかなりの苦戦を強いられるだろう。

だから、HPもLPも、ダサくても「ないよりはマシ」と思う事業者は多いかもしれない。

しかしながら、HPは「ないよりマシ論」が通用するものの、LPは通用しづらいのだ!

そもそもHPは集客効果をメインにしていないが、会社や店舗など、ネット上に必要な情報を掲載することは一定の信用を得られる。つまり、リアルな場面で言えば、HPは実店舗やオフィスというわけだ。そして、それが独自ドメインなら自社ビル、他社のドメインを使用するならテナント(賃貸)ということになる。

また銀行で口座を開設したり、融資を申し込んだりするとき、補助金・助成金の審査資料を提出するときにHPは記入欄がある。なので、審査する側はHPを情報収集の一環と考えていると言える。

もちろん、融資や補助金・助成金の場合は、自己資金や返済の目処(売上見込みや市場の成長性)など、HPよりもはるかに重要な項目がたくさんあるけれど、、、HPがないよりはある方が断然いいのは間違いない。

事実、友人が会社を設立して口座開設したときも、銀行でHPありますか?と聞かれた!

だが、LPについてはどうだろう!LPは商品をアピールする上で非常に重要な役割を担っており、LPのない会社とある会社では売上に差がつくことがわかっている。

しかし、LP(特にセールスLP)はコピーライティングがきちんとできていないと読まれない。つまりは、せっかくページを訪れても興味がないと閉じられてしまうのだ。

だとすると、つまらない文章や読みづらい文章のLPは逆にイメージダウンにつながる恐れが高い!つまり、LPがあることによってイメージが悪くなるなら、ないほうがいいのだ。

これがHPとLPでないよりマシ論がわかれる理由である。

もちろん、HPだって見た目が悪いとページを閉じられる可能性があり、見た目が良いことに越したことはない。だが、そもそもHPの目的がLPの目的と違うので、LPを作るときはプロに頼むかコピーライティングのスキルを身につけることが必須と言えよう。

あなたの身の回りで語られる「ないよりマシ論」は果たしてどこまで通用するのか、これからはぜひ意識してみてほしい。

最後までお読みいただき感謝!

WEBは苦手!という個人事業主のサイト制作からプロモーションまでを一括サポートしています。また、その際に必要な売れるコピーが書けるようになるライティング講座も主催しています。