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各方面から大分駅にあさ8時40分前後に到着するためには

2022年12月24日に、「クリスマス特別企画!SUPER★DRAGON 伊藤壮吾&志村玲於がご案内!185形・186形で行く!日豊本線乗車の旅」が催されます。ツアーの概略と筆者の雑感については、以下リンクよりご参照ください。

さて、ツアーに参加するとして、集合場所に指定の時刻に向かわなければなりません。初日の24日はあさ8時40分に大分駅に集合とのことですから、8時40分~50分の間に到着するためにはどういった手段があるのかを、主な出発地(東京、名古屋、大阪、広島、福岡)ごとに見ていきたいと思います。なお、予めのお断りですが、公共交通機関の時刻については、最新の時刻表(2022年12月号)記載の所定のものを使用し、当日の遅延による乗り継ぎ不能を想定はしていません。遅延に伴って発生する損害については筆者は責めを負うものではないことをご了承ください。

1. 東京発

いずれの公共交通機関を利用しても、当日の始発便でさえ集合時刻に到着することはできません。前日に大分に宿泊した方が望ましいです。とすれば、23日に最も遅く出発できるのは何時なのかということになります。

1.1 鉄道利用の場合

東京駅18時09分発の「のぞみ57号」博多行きに乗ります。小倉に22時50分に到着しますから、23時02分発の特急ソニック59号に乗り換えます。大分着は、日付が変わって0時35分着です。これより前に出発する「博多行きの」のぞみ号なら、どれに乗っても構いません。

▲ 仕事終わりに飛び乗ったとして、疲れること必至

1.2 飛行機を利用する

出発空港は羽田空港です。JALは第1ターミナル、ANAは第2ターミナルです。ともに、大分空港へ飛び、バスで大分市内へと向かうルートです。

ANAの場合は、大分行きの羽田発最終が19時10分発、大分着が20時55分です。21時10分発のリムジンバスに乗れば大分市内へは22時08分に到着の予定です。

JALの場合は、大分行きの最終が19時55分発、大分着が21時45分です。22時00分発のリムジンバスに乗り、大分市内へは22時58分に到着の予定です。

筆者なら飛行機でしょうか。やはり新幹線よりもあとに出発して、先に到着するのは大きいです。

▲ ただし搭乗前の保安検査は20分前までなので、余裕はほしい。

1.3 その他

12月10日からは青春18きっぷが利用できるので、時間に余裕のある人、体力に自信のある人は、利用しても良いかもしれません。

また、横須賀から北九州にフェリーが運行されていますが、出発が前々日となり、北九州からは鉄道利用となります。

2. 名古屋

名古屋からも当日出発して集合時刻に間に合う術はありません。やはり前日に出発しなければなりません。

2.1 鉄道利用の場合

東京発の場合と同様で、のぞみ57号博多行きに乗って、小倉からソニック59号という乗り継ぎです。もちろん、それ以前に出発する博多行きのぞみ号なら問題ありません。

▲ 名古屋だと出発は遅めでも可

2.2 飛行機を利用する

IBEXエアラインズが1日2本就航しており、中部国際空港をより遅く出発する飛行機は、18時30分発のIBEX69便になります。ANAとのコードシェア便なので、ANAからでも予約が可能です。

▲ 飛行機代が高いので金券ショップでANAの株主優待券を買ってきた方が良いかも

3. 大阪およびその周辺

大阪くらいになると、いろいろと選択肢は増えますが、それでも24日当日の出発は厳しいです。前日入りお勧めします。

3.1 鉄道利用

やはり、東京、名古屋と同様に、のぞみ57号博多行きからの乗り継ぎになります。もちろん、それ以前に出発する博多行きのぞみ号、みずほ号、さくら号を利用することもできます。

▲ 割りと遅めの出発でも可

3.2 飛行機を利用する場合

大分空港へは、ANAが17時20分発、JALが17時30分発と比較的早い時間帯に最終便が出てしまいます。ただ、到着も早いので大分市内でゆっくりするか、もしくは別府市内で温泉も楽しめそうです。

▲ 大分空港からの連絡バスもこれ以降も本数が確保されている

3.3 高速(夜行)バスの利用

大阪だけでなく、京都、神戸からも高速バスに乗車することが可能です。近鉄バスと大分バスが共同運行するSORIN号です。京都駅八条口を前夜20時30分に出た後、大阪駅前(地下鉄東梅田駅)、近鉄難波駅西口(OCATビル)、三宮駅(ミント神戸バスターミナル)を経由して、翌朝8時18分に大分(中央通り)に到着します。中央通りバス停は、大分駅から徒歩10分以内の距離です。

▲ ちょうどいい時間に到着

【近鉄バスサイト】


3.4 大阪からならフェリーも利用検討

大阪港または神戸港から大分方面へ夜行フェリーが出ています。大阪港からは別府港へ、神戸港からは大分港へそれぞれ周航しています。金曜日発の場合、それぞれ出港時刻は50分遅れになりますから、到着も50分~60分遅れて到着します。これが、集合時刻に絶妙に合ってくるのです。

▲ 別府港到着の場合は、さらにJRかバスで移動が必要

4. 広島

広島から大分へ行くのには、案外選択肢が絞られてしまいます。その上、小倉駅ではタッチの差で、大分駅での集合場所に間に合うソニック1号に乗り継げないので、前日に広島を出発しなければなりません。

4.1 鉄道利用

広島発21時59分の、のぞみ57号です。東京、名古屋、大阪でも触れた列車です。

▲ 広島から当日にたどり着けないのは痛い

5. 福岡

さすがに福岡だと、当日出発に対応できます。ただし、選択肢は一択、鉄道利用のみとなります。

5.1 鉄道利用


博多発6時21分のソニック1号に乗れば、大分到着は8時44分となり、受付の最中に到着となります。ソニック1号に乗り継げるなら、例えば、久留米5時23分発の普通博多行き(6時15分着)の各停車駅からでも間に合います。同様に、新山口発6時27分のこだま773号も小倉駅でソニック1号に接続するので当日出発が可能です。

▲ 博多でも6時21分に出発しなければ…

6. 鹿児島中央に到着後

初日、鹿児島中央に到着するのは18時01分の予定です。そこから出発地に戻る場合のシミュレーションを立ててみたいと思います。

6.1 鉄道利用(主に新幹線)

九州新幹線の直近の出発が、18時07分発のさくら570号であり、博多などで後続ののぞみ78号に乗り継げば、京都や名古屋にも戻ることができ、さらに名古屋で在来線に乗り継げば、豊橋、亀山、瑞浪まで行けます。岡山からは、高松、高知、伊予西条へ乗り継げる他、寝台特急サンライズ瀬戸、出雲号に乗り継いで東京へ向かうことも可能です。

6.2 飛行機利用

鹿児島中央駅から18時15分の空港バスに乗ると、18時55分に鹿児島空港に到着します。

【東京・羽田】
19時25分発(ANA630便)
19時45分発(スカイマーク308便)
20時30分発(ソラシドエア80便・ANA3180便)
20時45分発(JAL654便)

【名古屋・中部】
20時30分発(スカイマーク638便)
※19時50分発のANA1192便はこの日は運航せず

【大阪・伊丹】
バスの到着時刻が保安検査の締切時刻を過ぎるので、搭乗不可

【大阪・関西】
20時55分(Peach200便)

【神戸】
19時40分(スカイマーク138便)

【沖縄・那覇】
19時50分(ソラシドエア85便・ANA3185便)

6.3 新幹線+飛行機

博多まで新幹線、福岡空港から飛行機です。鹿児島中央からさくら570号で博多へ(19時42分着)。地下鉄で移動するのに30分。保安検査を考慮してさらに30分掛かったとして、20時42分以降に出る飛行機を見ると、以下の通りとなります。

【東京・羽田】
20時55分発(ANA272便)
21時05分発(JAL332便)
21時05分発(スターフライヤー54便・ANA3854便)
21時15分発(スカイマーク26便)
21時25分発(ANA274便)

【名古屋・中部】
20時25分、20時35分とありますが、保安検査等を考慮すると、ギリギリになりそうです。

【大阪・関西】
21時00分(Peach160便)

旅行会社を通して旅行商品を利用すると、宿代込みで安く利用できる場合があります。ちなみに、筆者は、JR西日本の割引きっぷ、JR九州の割引きっぷなどを利用する予定です。


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