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葬送のフリーレンを一気見した

時間ができたので「葬送のフリーレン」をアマゾンプライムで一気見しました。

「話題だけど本当に面白いのか」

と思ってみましたが、

意外な見せ方でとても面白かったです。

漫画は全く読んでおりません。
アニメ見て、漫画を正月に読もうかと思っているくらいですね。
ファンタジー系のアニメは結構好きな私が「葬送のフリーレン」のどこか面白かったのかを紹介してみようと思います。

①魔王を倒した後のエルフの話

主人公が勇者というのは定番、魔王を倒すのも定番。
最近は主人公ぽくない人が主人公だったり、モブが主人公だったりと視点をずらした作品が多い気がしますが、葬送のフリーレンは魔王を倒し終わった勇者パーティの長寿のエルフ、フリーレンが主人公のお話。
色々な創作物に出てくる長寿エルフですが、これほどエルフが長寿なんだなと感じさせる作品って少ないのではないでしょうか。
勇者パーティに入る前、パーティの間、その後とすべてに登場するのは長寿のエルフの強みだなと感じますね。
しかもどれもうまく現代につながってくるのがストーリー上手!
「そんなあっさり魔王を倒したところから始まっていいのか?!」と思いましたが、ストーリーが進むとちゃんとその過程が明らかになっていくのでうまくできているなと感心しました。

②フリーレンの変化

物語は主人公が強くなったり、精神的に大人になったりと成長・変化がないと面白くないと思います。
主人公フリーレンは勇者パーティだったから強いんですが、人とのコミュニケーションという意味では貧弱。回想を見ていても勇者や僧侶のコミュ力の高さや人としての寛容さに救われていますね。
勇者の死(寿命?)をきっかけに人のことを知ろうと思い、弟子を取ったり、人助けをしたり、誕生日プレゼントをあげたりと行動や気持ちの変化があってグッときますね。

③もともとはギャグ漫画らしい

ギャグの読み切りとして描いたものが面白くて短期集中連載として進んだフリーレン。このちょい笑える作品って好きですね、鋼の錬金術師も似た感じで好きでした。
死んでしまった仲間と現代の仲間をうまくつなぐことで、「死」や「思い」、「つながり」を考える深い作品だと思うんですよね。
ギャグくらいのノリがないと重い作品になってしまうのでバランス的にはいいのかもしれません。

まとめ

葬送のフリーレンはバトルも少々ありますが、メインではない。
割とワンパンで終わるし、ドンパチはアニメで1回くらいしかないんではないか。
ゲーム好きの人は見てみるとキャラの関係性とか考えて面白いと思いますね。
私はアニメ見て、漫画を読み始めましたがアニメの方が断然わかりやすい。
漫画はさらっと進んでしまうけど、アニメはカットが強調されていたり、音楽が入っているから感情がわかりやすかったりします。


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