DeepSkillを読んで実践してみたこと①
目的合理性
仕事では、自分の提案が必ず通るわけではありません。だけど、いい提案をするだけではダメ。提案を通してもらうためには、敵を作らず味方につけることが大切です。会議で批判されても、実際にやってみると手のひらを返す人もいます。私は、「欠席連絡アプリ」の導入を提案しました。最初はバッサリ切られたけど、コロナの影響で非常に多くなった欠席連絡を踏まえて再度提案し、かなりの人が賛成して通しました。提案する時は、誰の役に立つかを考えて、しっかり周りの意見も聞くことが大事だと感じました。
安心材料を用意
最近、話題のデジタル採点システムを導入しようとしたとき、管理職は不安があって後ろ向きでした。私は「私自身がシステムを使ったことがある」「社会や理科、数学はかなり楽になる。国語や英語も楽になったという人もいる」「サポートは私がするのでまかせてほしい」と提案しました。そのときは返事がもらえませんでしたが、後日に試験運用することになりました。管理職は新しいことをするとき不安があるので、安心材料を提供することが大切だと感じました。相手の不安について話や状況から把握し、情報収集することが必要です。幸いにも私は管理職と仲が良かったので、情報収集がしやすかったです。
ビジョンを示す
相手が自分のイメージを共有することで、提案が受け入れられやすくなります。欠席連絡アプリについては、「このアプリを導入すれば、あわただしい朝の電話が減り、登校している生徒と向き合う時間が増え、欠席が多くて連絡が難しいという保護者の負担も減り、選択肢を増やすことができます」というメリットがあります。その結果、未来にどのような良い効果があるのかというビジョンを提示することも大切です。私はコーチングの資格を持っていますが、「望む未来を考えて逆算する」ことを大切にしています。ビジョンが明確になれば、それに向かって行動することができます。自分のビジョンを描き、共有できる提案をすると、より良い方向に進むことができます。
まとめ
良い提案をするだけではなく、敵を作らず味方につけることが大切
提案する時は、誰の役に立つかを考えてしっかり周りの意見も聞く
相手の不安について把握し、安心材料を提供することが大切
ビジョンを提示し、未来にどのような良い効果があるかを共有する
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