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【先生は早く帰りたい】デジタルでヒントカード

テストを返し終わった後に、テストの直しをしますか?
私は毎回行うのですが、なかなか進まないことが多く、「どうしたものか」と迷っていました。
そこで最近行っていることが、デジタルでヒントカードや詳しい解説を作り、Classroomに掲載することです。個別最適化学習も意識して作っています。今回はそのことについて記事にしました。

ヒントカードの作り方

個別最適化学習では、生徒たちが問題に取り組んでいく中で躓いたときにヒントをもらいながら考えることが重要です。そのためにGoodnotesを使ってヒントカードを作成します。

  1. 問題の洗い出し: テスト後に行う直しで使うことが多いのでテストの正答率や誤答を参考にして作成します。また、問題のポイントを押さえるようにします。

  2. Goodnotesの活用: iPadのGoodnotesを活用して手書きでヒントカードを作成します。数学では数式をかいたり、図に書き込んだりするためデジタルペンを使って書き込む方が楽です。簡単に色分けができるためわかりやすく作成できます。

  3. ヒントと解説: 問題を解くためのヒントや方針と詳しい解説を分けて掲載しています。どうやって解いたらいいかのヒントだけ欲しいという生徒と手が付けられないから解答を読んでから取り組みたいという生徒がいると感じたので最近はヒントと解説を分けて作っています。

ヒントカードの共有の仕方

ヒントカードを作成したら、それを生徒たちに効果的に共有することが大切です。

  1. PDFへの書き出し: Goodnotesで作成したヒントカードをPDF形式に書き出します。これにより、データを簡単に共有できるようになります。

  2. Classroomへのアップロード: PDFデータをClassroomにアップロードすることで、生徒たちは自分のペースで必要なときにアクセスできます。柔軟な学習環境が整います。

  3. データーでの共有のメリット・デメリット: データ共有のメリットは紙を印刷する手間がない、なくさないということが大きいです。デメリットは端末がないと見ることができないということでしょうか。

生徒の活用方法

最後に、生徒たちがヒントカードをどのように活用するかについて考えましょう。

  1. 自己学習の促進: 生徒たちは自分のペースでヒントカードを見たり、理解が深まるまで何度も問題に挑戦できます。

  2. 質問へのアクセス: 分からない箇所があれば、ヒントカードを見たり、Classroomを通じて先生に質問できるため、コミュニケーションがスムーズです。

  3. やってみての感想: ヒントや解説があった方が取り組みやすいことは明らかですが、手間を考えると詳しく書かなかったり印刷しなかったりとしてしまいがちです。そのような手間をICTを使って軽減することで教員にも生徒にも学習が進む環境を整えることができるのではないでしょうか。

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