見出し画像

【読書感想文】「才能」の見つけ方

世界一やさしい「才能」の見つけ方を読みました、というかワークをしました。読んで知識を得るタイプの本というより、ワークをやる本だと思います。後半の資料が本体みたいなところがある。
前半をテキストにして、後半をワークブックにしてもいいのではないかと思うくらい。
このタイプの質問やワークが多い本は読んで「ふ~ん」と思うだけだと役に立たないと思っているのでワークはすべてやりました。
たくさん頭を使いました・・・

①この本の才能とは

この本では才能とは「ついやってしまうこと」であり、「人よりうまくできること」ではないとしています。
知識的には才能が見つからない人の5つの間違いというところだけでも視点を変えることができる内容だと思います。

努力の話が一番印象的でしたね。
アメリカのネプラスカ大学の実験で学生を「読むことが得意なグループ」と「読むことが平均的なグループ」に分け、3年間同じ訓練をしました。
「読むことが平均的なグループ」は練習前に毎分90語のペースだったものが、3年間で150語になりました。「読むことが得意なグループ」は毎分350語のペースだったものが3年後に2900語以上読めるようになりました。
才能がないことを努力しても大きな結果はでない
才能があることを努力すれば大きな結果がでる
こんな話です。
思い当たる節は多くあります。作者は内向的なのにヒッチハイクで克服しようとしたというエピソードを紹介しています。
私なら全く専門でない競技の部活を10年担当したことがこれにあたる気がします。

②うまくできた環境を探る

才能を見つけるだけではなく、活かし育てるという本です。
見つけるだけでなく、どうやって活かして進めるかということは大事だなと思います。
ワークをやって発見があったものの中に環境を整えるというものがあります。自分が才能を活かすにはどのような環境に身を置いた方がいいかということを質問から考えることをやりました。
そうすると私の場合「一人で時間をとって定期的に続ける」ことがいいパターンなんだと考えることが出来ました。
自分の過去のうまくいった、うまくいかなかった、どう変えたから考えることができたと思います。
本書でも成功者のことをまねるのではなく自分の経験から自分の勝ちパターンを作ると言っていて、このことなんだと思いました。

③弱みをどう補強するか

本書では「強みを推進し、弱みは補強しろ」といっていると解釈しています。自分では弱みは解決せず、他の機械や人を使って助けてもらうというイメージだと思います。
そう考えると忘れやすいものはリマインダーという機能を使えばよさそうだし、コミュニケーションは頼れるコネクターを持つといいかもしれないなと思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?