仮想通貨botを5万円で買ってみた
mmbotが流行っている
2018年6月頃から、仮想通貨の自動売買プログラム(アルゴリズム取引プログラム)botがいくつか販売されています。
少し調べるだけで、次のようなソースコードとアルゴリズム説明書のセットが販売されています。
noteで「仮想通貨 python」のキーワードで検索したら出てきますし、もちろんgoogleでも出てきます。
半年で8BTC稼いでいる自動トレードbot「カミソリ君」【最終販売】「トラガリ君」付き|ともい|note https://note.mu/tomoiyuma/n/n552460ca499e
【bitFlyer - LightningFX】1日で数万円稼ぐ高頻度取引mmbotの作り方,考え方,サンプルコード紹介|mmbotxxx|note https://note.mu/mmbot/n/n8e93128a23fb
仮想通貨 BitFlyer用mmbot「虚無僧」|楓|note https://note.mu/kaede914/n/n4325c9176170
見たところ、mmbot(高頻度取引で小さい利益を積み重ねるプログラム)が流行っていますね。
mmbotのmmはマーケットメイクの略で、本来は売りと買いを同時に指値で入れて、約定したら、差額分で利益が出るというものですが(わずかな利益が出るように調整した指値を入れる)、
高頻度取引(High Frequency Trading: HFT)のアルゴリズム取引(要はプログラムで自動的に取引すること)なら何でもmmbotと呼んでいるみたいです。
ちなみにbotにはスイングトレードタイプ(時間足、日足単位で取引を行うプログラム)もあります。
私もmmbotを買ってみた
5つほど販売されているmmbotの無料公開分の説明を読んで、試しにその内の1つを買ってみました。価格は5万円。
レビュー……したいのですが、まだできていない状態です。
mmbotを知っている人はおわかりでしょうけど、パラメータがあって、そのパラメータによってパフォーマンスが大きく変わります。
アルゴリズムはもちろん大事ですが、パラメータも大事で、パラメータの最適化はバックテスト(取引履歴でアルゴリズムを検証すること)で行います。
それで、購入したmmbotのパラメータ最適化を行うバックテストプログラムを作る必要があり、現在作っています。
botの販売価格は高いのか
ソースコードとアルゴリズム説明書のセットで5万円は、私は高くないと思います。
5万円以上の物もありますけど、それでも高くないかもしれません。
価格の妥当さを考えるのに、例えば、アフィリエイトサイトのM&Aでは、販売価格の相場は、そのサイトの年間利益 x 3年くらいです。
購入すれば、3年以上運営すれば元が取れて、4年目からは利益となります。
もちろん、未来において、過去の利益を保証することはありません。
仮想通貨botの寿命はもっと短いので、同じ尺度では比べられませんが、高いか、安いかの判断は少しは似ているのではないでしょうか。
あと、ソフトウェアエンジニアが本職の私としては、言いたいのは、プログラムの価格は、工数(何人のエンジニアが何ヶ月かけて開発したか)では見積もれないということです。
エンジニア間の能力は月とスッポンどころではありません。無限大違うことだってあるんです。
同じ仕事をエンジニアAは1週間で完了して、エンジニアBは一生かかってもできないなんてことがあります。
超できるエンジニアAが考えるアルゴリズムの価値なんてプライスレスといってもいいんじゃないでしょうか。
また、結局のところ、プログラムの価値は、ユーザー次第なんです。
ユーザーがお金を持ってればプログラムは高く売れるし、貧乏なら売れません。
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