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私自身だと思っていた自分を、愛に捧げようと思う。

器は満たされた。

あらゆる感情が、器から流れ出す。
滝のように、豊かに、止めどなく。

これで、この命に必要な
感情の全てが揃った。

喜びも、悲しみも、楽しさも、寂しさも、
感動も、怒りも、感謝も、祈りも、怖れも。

どれも器から溢れるほどに、味わった。

怒りに胸を締め付けられ、
悲しみに張り裂けそうになり、
喜びに踊らせた。

全ての過去は、感情を満たすため。
そのための、自我。
そのための、私。
人生の主役は、私ではなかった。

私の役目は、感情を集めること。
胸の限界値まで感情を味わい、
器を満たすこと。

けれど、もう、お腹いっぱい。
もういらない。もう嫌だ。

第一幕は終了。
私の出番は終わり。

感情は、コンプリートした。
今度は、私がダラダラしながら、見守る番。

あとは、任せた。好きに生きてよ。
この体を使って、
魂の願いとやらを叶えてみたら?

あなたは、愛そのものだ。

なにかしらのトラブルに遭遇しても、
何事でもないように飄々と生きるだろう。
愛のパワーを駆使して。

クールじゃないか。
トラブルだらけの私とは違って、
和やかで、軽やかに、自分を生きてよ。

それは、私の願いだ。
私自身が、そうやって生きたかった。
生きようと努力してきた。

エゴには過酷な生き方だったけれど、
お役に立てたのなら、なんだか救われます。

peaceful で beautiful な人生を。

あなたが幸せでありますように。

私より


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