微睡民(まどろみん)
「うまく言えない」ことを詩にしてみました✌️
今の気持ちを 僕の思考回路が正確に紡ぎ出すまで きっと貴方は待てない 今なら何故そうなのか ちゃんと納得出来るように 話すことが出来るけど 共感してはもらえないだろう だから貴方は「何で」と繰り返す 紙詰まりしたコピー機に 舌打ちしながらさらに常識や普通を突っ込んでく 誰しもがコンプレックスを抱えている、ってさ 誰かの話を僕にしないで欲しいんだ それは僕じゃないから 僕は僕に必死に向き合ってるから 誰かとすり替えて 当て嵌めないで欲しいんだ やらないと始まらないんじゃ
『リロード』 あ、それ、知ってる でも広告のせいで 肝心なところが 登録しないと 見れない記事みたいに 思い出せない 顔ははっきり出てきてるよ でもなんだっけ?、なんだっけ? そんな堂々巡りの最中、 別のことを聞かれたら もうそれは霧散する まあ、いっか、ってかんじで 割と重要だった気もするけど その記憶を辿るまで、 組み立て直すまで ロードするには 僕という旧型じゃ遅すぎるんだ しばらく別のページを見ようと、 いつのまにかそっちがメインになって 思い出したように
『7月31日』 毎年7月になると 31日があるかどうか分からなくなるんだ 前まではさ、 二択に迫られ、間違えて ちょっと馬鹿にされ、 でも凄くむきになって けれど前はもっと知らなかったかもな 確か四月と十一月も そういや二月は何日まであったっけ? 今年はオリンピックじゃないから… 常識のなさに唖然としながらも お前は俺といてくれる 覚えてないかもしれないけどさ、 俺はお前から大切なものを貰ったんだよ そういやお前も俺から 覚えのない一言をもらったって言ってたな
『何もしなかったあの日から』 気にするなと慰められても 君は変わらず俯く でもこれ以上なんて言葉を 掛ければいいかも戸惑う それを悟られ、逆に ごめんねと気を遣われてしまう この話はもう2度と話してくれないだろう 強くなりたい、と願うの 優しくなれたらと思うのは 道を聞かれて 英語で話せなかったのと同じ確率かもしれない 中学生英語でも 覚えてればマシだったかもしれない 小学生にあがる前に教えられた、 人に優しく、だってさ ぎこちない笑顔貼り付けながらだって ありがと