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2024/5/24

9時起床。朝ごはん無し。

『虎に翼』で、優三さんがとうとう出征してしまった。あんなに優しくて思いやりのある青年が、戦争で人を殺すなんて想像ができない。日本中の優しい人たちが、戦争に巻き込まれて、殺人を強制されたのだろう。

赤ん坊を抱き、顔を寄せる優三。しばらくそうしていた。出征したらもう帰ってはこられないかもしれない。これが今生の別れかもしれない。寅ちゃんがひとりぼっちにならなくてよかった。でも優未ともっと一緒にいたかったな。帰ってくるからな。ごめんな。赤ん坊に何を伝えていたのだろう。

ラストシーン。「いってらっしゃい、どうかご無事で」と変顔で送り出すふたり。おいおいと泣いてしまった。早くに両親を亡くして、天涯孤独で生きるはずだった優三。寅子の両親に声をかけられ、書生として一緒に暮らしてきた。それはもう家族のようで、寅子と一緒になってからは本当に幸せだったことだろう。

思えば優三の主語はいつも寅ちゃんだった。寅ちゃんが食べな。寅ちゃんが好きに生きたらいいよ。頑張っても、頑張らなくてもいい。おどおどしていて頼りなげだけど、まっすぐな芯を持った男性。それが優三だった。

優三!カムバック!

夜。神泉のワイン食堂へ。前職の先輩たちと相互に近況報告。転職して5ヶ月が経つと、知らないことが随分増えてきた。会社にスタバができたらしい。ちょっと遅いな? 他にも、クルーズ船に乗って釜山に行ってたり、恋愛に振り回されてたりと、ずいぶん目まぐるしく生きていた。

終電で帰宅。
『ポーカー・フェイス』のE-8を見て26時就寝。

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