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復活のWテイカーネクロ~融合要素を添えて~【シャドバ/ORSアンリミテッド】

こんばんは、水底まどろみです。
今回はORS期アンリミJCGで私が使用し予選抜けを果たした、ララテイカーネクロについて書き綴っていこうと思います。

前もって念押ししておきますが、アンリミネクロで一番ランクマを勝ち抜けるのは葬送でほぼ間違いないです。

10月度覇者の構築。葬送ネクロの強みを100%発揮できる、基本型として完成された構築だと思います。

ホズミに不利・秘術と骸に微不利くらいで、他のデッキにはメタっているつもりのデッキ含めて五分以上取れるデッキだと思っています。
しかしながら、定期的に起こる手札事故とミラーでの先攻後攻運に耐えられる鋼のメンタルを持っていないと使い続けるのは難しいデッキでもあります。

その気分転換のためにと、某所で構築を拾って試してみたのが今期ララテイカーを使い始めたキッカケなのですが、これが思っていたよりもやれるデッキであり、今では葬送と半々くらいで使用しています。
この記事では、新たにララテイカーに触れる人の一助となるために、自分が使っている上で考えていることを整理しました。
まだ使用歴が浅く自分自身も手探りな部分がありますが、それでも良ければ目を通してくださるとありがたいです。



構築例

確定枠

1.デッドソウルテイカー、ソウルテイカー・ララ

ビジュアル最強格。リーダースキン来たら使い倒します
当時シャドバから離れていた私を引き戻した一枚

デッキの主軸である2枚です。デッドソウルテイカーによる強固な盤面を、ソウルテイカー・ララにより5-6Tに作り出し、残ったフォロワーで押し切るor相手の攻め手を消耗させるのが勝ち筋となります。

復活させたいフォロワーを吟味して葬送していくわけですが、ララ+テイカーを出すターンには盤面の空きが3つしかない点には注意。
コストの異なるネクロフォロワーが4種以上になると、何が出てくるかは運が絡むようになります。

また、自分の盤面にフォロワーが残った状態でターンが返ってきた時(眷属への贈り物のフォレストバットが多い)にも注意が必要。
デッドソウルテイカー葬送→ララで回収を行う前に盤面のフォロワーを破壊させてしまうと、ララがそのフォロワーを回収する可能性が出てきます。
ララ関連のデッキに慣れてなかったりするとやりがちなミスなので気をつけましょう。

2.万死の否定者/全死の裁定者

ネクロにようやく実装された融合持ち。
成長するイージス。百鬼夜行に対応してるのも◯

ネクロマンス4でカースドキングをサーチしたり、カースドキングを融合したりしてデッキ圧縮を行うのが主な役割。
カースドキングがデッキに残っているかはしっかり把握しておきましょう。手札と墓地を無駄遣いするだけに終わりかねません(n敗)。
運営さんバトル中何を何枚融合したかまで書いてもらえませんか

また、デッドソウルテイカーの復活対象として、分かりやすいフィニッシャーである全死の裁定者はもちろん、万死の否定者自身も戦える対面があります。

・全死の裁定者
無敵耐性に加えて、自分のフォロワーが破壊されるごとに+2/+2修正を受けます。
秘術や葬送などの除去力が高いデッキ相手に狙うことが多いです。アンリミでたまに遭遇する変なデッキにも刺さります。
ヴァンプ・シンシアホズミ・超越ウィッチなどにはこれを出していると守りが薄くなり、次のターンが来ない可能性が高くなるため、相当困ってない限りは葬送しないようにしましょう。一応通ればこの辺の相手は対策札がほぼ無いため勝ちが近づきますが……。
百鬼夜行の要件を満たせるのが地味に偉いです。

・万死の否定者
進化時に4点除去+2点回復を行えます。これが対ヴァンプにおいては地味に強い。自分の中ではカースドキングやラカンドウラなどの守護連中と同じくらいに評価が高いです。
他の盤面デッキに対しても、他に葬送するものが無くてどうしようもない時には葬送を検討します。ただし本当にどうしようもない場合のみ。
その他の対面ではほぼ進化使って回復するだけのファイターです。

3.旅の調達

そういやロイドスキンだけ取れなかったなあ……

葬送せずに手札入れ替えを出来るカードです。テイカーのことを考えると葬送したくない、という場面は割とあるので便利。
また、2枚ドローは万死の否定者の融合でも発動するのは覚えておいた方が良いです。
全死の裁定者を出したい対面で、このカードの2ドローを使いたい場合、旅の調達ではなく万死の否定者に融合させると無駄がないです。
また、手札を溢れさせないための調整にも使うことがあります。ただし、融合出来るのは1枚だけ&1回だけなので注意。
葬送カードを融合素材にするかはよく考える必要があります。後々葬送が足りなくなる可能性も出てくるため。

4.カースドキング

ララテイカー期待の新星
最近シャドバ始めた人は知らないカードだったのでは?

デッドソウルテイカーの能力調整により不可能となっていた、デッドメタルスター+ラカンドウラの防御力に近いものをこれ一枚で再現できます。
また、融合された時にカードを1枚引く効果により、デッキをどんどん圧縮することができます。
大腕の沙汰で回収できるとありがたい一枚です。

葬送先としても融合素材としても非常に優秀であるが故に、大腕の沙汰を引けていない状態だと葬送するか融合するか大いに悩むカードでもあります。
基本的にどの対面でも強く、できたら葬送しておきたいですが、必須とまで言える対面はホズミ・超越・魔海コルネリウスくらいかなと思います。
その他の対面では、最悪旅の調達や万死否定者の融合素材にしても構いません。出来たら葬送しておきたいですが(2回目)。

盤面が5つ全て埋まっている状態でカースドキングが破壊されると、デッドソウルテイカーの効果で復活するはずだったカースドキングは盤面の外に消えるので注意。
デッドソウルテイカーを出したターンは盤面がフルに埋まっていることがほとんどなので、必殺などが残っている状況でもカースドキングは攻撃しない方がいいです。もしも盤面を空けられるなら話は別。
ヴァンプ対面では、眷属への贈り物で盤面を埋められてこの現象を起こされることがあります。

5.魂の岐路・ラカンドウラ

今のアンリミでこのカードを見ない日は無いだろう

対ヴァンプにおける生命線。直接召喚の3点除去はもちろん、デッドソウルテイカーから出た時は体力7の守護+ランダム3点除去と2回つきあうことを強要できます。
この3点除去がヴァンプフォロワーにはちょうど刺さります。
前述した通り、カースドキングは眷属への贈り物によりバリューが落ちる可能性があることもあり、ヴァンプ対面ではラカンドウラの優先度が高めです。
4T目に入るまでに一度は直接召喚を発動させておきたいところ。

超越相手にも場を離れた時の3点除去は刺さりやすいです。
他の対面では可もなく不可もない普通の守護といったところ。それでも十分サイズが大きいので圧力はかけられます。

3枚採用した方がヴァンプ対面で安心できる……かと思いきや、このデッキでは葬送対象の吟味が必要な点と、そもそもの葬送の枚数が通常の葬送より少ない点から、3枚入れたとしても4Tの間に発動できる直接召喚は2回で終わることが多いです。

6.スピリットイーター

ホズミ以外のほとんどの対面で働く過労死枠

デッドソウルテイカーの能力調整による数少ない恩恵が、強力な9コストフォロワーを無理なく採用できるようになったことです。
スピリットイーターを採用できるようになり、以下のようなメリットが生まれました。
・即座に除去+回復ができ、ヴァンプや葬送対面の盤面を返すのに効果的。
・デッドソウルテイカーで付与されたラスワで復活する際にも除去が働くため、骸ネクロのイーター大佐・葬送ネクロのデスサイズハウンド・コルネリウスネクロのアルバハやコルネリウスに対するカウンターになる。

同じコスト帯には深淵の大佐もいますが、現アンリミ環境のツートップであるヴァンプとネクロ相手にはスピリットイーターの方が有用です。
守護はカースドキングやラカンドウラで十分であり、除去力はイーターの方が高く、打点と回復もVNcがフォロワー主体のデッキである都合により大佐と同等かそれ以上になります。
また、ヴァンプ対面ではすぐに回復できないと、バーンにより守護関係なく死ぬ可能性があるので、イーターは絶対だと考えています。
ただし、大佐には大佐の利点もあります。詳しくは選択枠の項目にて。

7.百鬼夜行、大腕の沙汰、霊床震脚

葬送ネクロで直接召喚を引いてきた回数は数知れず
カースドキングを再利用出来ると強い
葬送ネクロ最強のドロソ

葬送ベースのネクロにおける三種の神器です。
とはいえリーズやグレモリーが無いので、百鬼夜行は1枚ドローになりがち。代わりに直接召喚引っ張ってきてスマホ投げることも少ないですが
気になる人はアスカ&シオリやジャーニーゴブリンを採用しましょう。
大腕の沙汰はカースドキングを増やすのが理想。万死の否定者や旅の調達と合わせてどんどん手札を回せます。

8.死を知る者、ボーンドミネーター

回復が偉い。葬送よりも最果ての骸を出す機会がない
直接召喚による手札補充が少ないこのデッキでは、葬送ネクロ以上にこのカードの安心感がある

安定の2コスト2ドロー葬送に、回復がありがたい1コスト葬送。
本体を葬送対象にするともちろんデッドソウルテイカーから出てきてしまうので、手札の苦しい時に葬送してでもドローするかどうかはよく考える必要があります。

選択枠

1.ジャーニーゴブリン、ツインシスター・アスカ&シオリ

ニュートラルかつ1/1スタッツなため百鬼夜行との相性が良いカードです。ジャーニーゴブリンはドローが1T目限定なのがネック、アスカ&シオリは後攻では非常に強いですが先攻だと相手によっては使うタイミングが無いです。
どちらも一長一短ありますが、個人的にはアスカ&シオリの方が好みです。

2.グランスエンジェル

アンリミ環境のツートップである葬送と狂乱にワンチャンスをつかむためのカード。
特に狂乱ヴァンパイア相手は、先攻3T目のフラウロス+煉獄を阻止できないと5T目に到達できない可能性が高く、5T目にさえ辿り着ければ逆転の目があるこのデッキでは1T稼ぐ意味は大きいです。
直接召喚を止めるだけでなく、後4で盤面処理したい際に墓地にネクロフォロワーを落とすことがありません。

ただし弱点も色々あります。
まず、グランスに割いた2PP分葬送を進めることが出来ないこと。
手札状況によっては葬送+ラカンドウラ直接召喚を優先した方が良いかもしれません。
また、狂乱対策として使うには後2/先3までに引かなければいけず、先攻はともかく後攻だとマリガンで全力で探しに行かないと厳しいです。

3.ハングリースラッシュ

そろそろ1コス3点か2コス4点版出しませんか?

グランスエンジェルと比較して、葬送を進めることが出来る・グランスの想定ターンよりも1T後に引いても良いのがメリットです。
また、万死の否定者の融合素材になることも出来ます。
ただし、フラウロスしか処理出来ないので凌げるかはギリギリのライン……というか、隣の悪魔の笛吹きが取れなかったりヴァ―ナレクやシルバースナイプをいくつか持たれていたりすると普通に死んだりします。

4.冥河の流葬・カローン

かつてのララテイカーでは3積み必至だった

アクセラレート1により、これ1枚でスピリットイーターを墓場に埋めることができます。
葬送対象としては同コストのカースドキングが強力すぎるので微妙ですが、5Tテイカーを投げた後の6T目にカローンを進化させ、スピリットイーターを出し守護を除去する動きがあります。
相手を最大4体除去した上でバーンが飛んでいくので強力。

便利と言えば便利なのですが、手札が減るのが1,2T目では地味に痛いので必須というほどではないかなと思います。
デッドソウルテイカーが8コストになりボーンドミネーター・死を知る者とコスト被りするようになったため、能力調整前のようなカローン3+コスト最大のネクロフォロワー1というような枚数調整は非推奨となりました。

5.深淵の大佐

イーター共々骸でおなじみのやつ

環境上位のヴァンパイア・ネクロにはスピリットイーターの方が刺さるのは先述した通り。ほかの対面でも大抵はイーターと大佐にそこまで大きな差はないのですが、特定の対面に限り、大佐の方が強い場合があります。
超越・ホズミ……守護の枚数が重要な対面。ボーンドミネーターを葬送しなくても良くなる。
ディスカ……場に攻撃力2以上のフォロワーが残っていれば、大佐で攻撃することでリュミオールOTKを牽制できる。
特にホズミを強く意識するなら採用もありかと思います。
ただし、ラストワードを持っているので万死の否定者のサーチに引っかかり、カースドキング確定サーチにならないため、安定感は若干落ちます。
一枚採用でも引きやすいという点では相性がいいとも言えますが……。

6.荒天の雷神

とても便利な神様

結晶で1ドロー、アクセラで禁約などのダメカアミュの破壊、本体5点でデドソ着地した後のターンの打点補助が可能です。
即座にドローできない・結晶とアクセラのコストが近すぎて打ち分けに調整が必要なのがネックですが、その利便性は骸ネクロで証明済みでしょう。

荒天と同じくダメカアミュ対策として、輪廻の女神というカードもあります。

「はい、輪廻♪」が好き

こちらは疾走メタになる極光の天使と打ち分けることが可能で、葬送ネクロであれば苦手なホズミを対策しつつ秘術の禁約も対策できるため、採用はありです。
しかし、ララテイカーにおいては極光の天使によるホズミメタはあまり機能しません。
シンシアホズミ対面では守護を3体出しておく必要があるのですが、極光の天使で盤面が1つ埋まっていると、どうあがいても守護は2体しか出ず、どちらにせよリーサルを防げない、ということになるのです。
一応オベロン型や幻獣型なら守護2枚でも割と困ってくれるので極光を出すのは有りですが……。

7.死門の開通

イラストがThe・ネクロマンサーって感じで好み

バトル中に破壊されたフォロワーを2種類回収できる、大腕の沙汰のようなカード。ただし、回収したカードはターン終了時に捨てられます。
カースドキングを回収して融合するのが一番の目的。また、万死の否定者を全死の裁定者に融合変身させるためのカード回収、万死のネクロマンス4を発動させるための墓地肥やしにもなります。
ただし、これ単体ではドローに貢献しないのが難点。

それと、現在巡回する不死者のピン差しを試している最中です。

使ってみたら思ったよりも色んな対面で使えた

葬送に対してデスサイズのAOEが最初の2点分で強制終了する・骸葬送狂乱ハンドレスなどの盤面を返すのに困った時に投げられる・ディスカ財宝メタが利点。
深淵の大佐の項でも述べた通り安定感はやや落ちるのと、テイカーから出てきた時がディスカや葬送以外だとそこまで強くないのが欠点です。
とはいえ、不死者を素投げしたくなる骸やヴァンパイア対面は、イーター+守護の2枚があれば最悪ゲームは続行できるはず。

プレイング

大まかな方針はパーツを集めて5T目にララテイカーを投げるだけであり、自分の手札との戦いな部分が多く割と単純です。
ですが、あんまりにも考えなしに動くと困る場面が出て来たりするので、以下のようなことを心掛けています。

1.手札枚数を維持できるように心がける

葬送ネクロにも言えることですが、手札枚数が多いほど葬送先の選択肢が増え、動きやすくなります。
逆に手札が少ない時は、葬送したくないカードしか無くて動けないというケースも。
そのため、1Tから急いで葬送することは基本的にせず、霊床震脚の2枚ドロー発動やラカンドウラ直接召喚を狙って手札枚数を維持出来るようにしましょう。
(例外的に沙汰+カースドキング+旅の調達が揃っている場合のみ、1T沙汰使って2T調達します)

2.1コス葬送を安易に使いすぎない

このデッキ、使いやすい葬送カードは15枚しか入れられません。
リーズなどのフォロワー付き葬送はデッドソウルテイカーとの相性が悪く、確定枠以外のスペル葬送はハングリースラッシュなど対象がないと使えないものばかりです。

そのため、あまりにも適当に葬送しすぎると、1コスト葬送を上から引けずデッドソウルテイカーが5T着地出来ないという事態に陥ることがあります。1コスト葬送を既にいくつか使っている場合は、パーツが揃っていない場合でも、1コスト葬送を1枚は残しておくことを推奨します。
仮にその1コス葬送を使ってパーツを引き込めたところで、追加の1コス葬送をトップから引くことを期待しなきゃいけないので状況はあまり変わりません。

3.葬送対象の吟味をしておく

対戦相手によっては、デッドソウルテイカーから是が非でも出したいフォロワー・出してもあまり役に立たないフォロワーがいます。
分かりやすい例がホズミ対面。オベロンや幻獣ならまだマシではありますが、シンシア型の場合は守護3体をテイカーから出せないと負け確です。
もっとも、ここまで極端な対面は少ないですが……。
どの対面で何を出したいかの自分なりの評価を、各対面の項に載せてありますので、そちらを参考にしてください。

4.100点のテイカーに拘るよりも、70点くらいで良いので着実に5Tにテイカーを出す

デッキの回転率が高いとはいえ、毎回欲しいパーツが来るわけではないです。
理想のパーツを揃えることに拘って5T着地を逃すよりは、そこそこでいいので5T目にデッドソウルテイカーを出せた方が勝てる場合が多いです。
また、テイカーの質を上げるために後4万死での処理や(採用しているなら)巡回する不死者での処理を躊躇った結果リーサルを食らうのでは、本末転倒と言えます。

そもそもスピリットイーター+カースドキングの組み合わせが幅広い対面で強く、その隣に立つフォロワーが適当でもなんなら上記2体だけでも勝つ試合はあります。
そうでなくても大型2体を立てて時間稼ぎに成功すれば、6Tカースドキング→7Tラカンドウラ→8Tに2体目のテイカーを出す流れを狙えます。
同じお祈りをするなら、相手の欠損を祈って5T6Tを迎えられることを祈るよりは、5Tで出したそこそこのテイカー盤面が通ることを祈った方が良いと個人的には思います。

もちろん、相手が事故っていて準備のターンが確実にもらえるのであれば、着地は遅らせて出来るだけ質の良いテイカーを目指す方がいいです。

マリガン

基本的には、手札を維持しやすいようなマリガンを心掛ければ間違いないと思います。
ただし、ドローだけあっても葬送対象がなければ結局動きにくくなるので、1枚だけそちらもキープ対象としています。

単キープ
・死を知る者>旅の調達=霊床震脚>ボーンドミネーター=百鬼夜行(書いてある順に優先度高)
・葬送優先度の高いフォロワー(1枚まで)
セットキープ
・大腕の沙汰+死を知る者or霊床震脚
・カースドキング+万死の否定者or旅の調達(大腕の沙汰もあればなお良い)
・百鬼夜行+対応する1ニュートラル

エルフ

基本通りのマリガン。
・キープ対象フォロワー
ボーンドミネーター、カースドキング

ホズミを想定し、守護持ちをキープします。

ロイヤル

基本通りのマリガン。
・キープ対象フォロワー
先攻……スピリットイーター、カースドキング、2枚目の死を知る者など
後攻……スピリットイーター

財宝想定。先攻なら5Tで展開し次のターンに勝てればいいので、大型フォロワーなら何でもよいです。
後攻は海賊旗がスピリットイーターに当たって潮流の砲手を破壊してくれることを祈りイーター最優先。

ウィッチ

基本通りのマリガン。
・キープ対象フォロワー
カースドキング、スピリットイーター

超越秘術どちらも一定数いますが、スピリットイーターとカースドキングはどちらに対しても一定の働きを見せてくれるはずです。

ドラゴン

基本通りのマリガン。
キープ対象フォロワー
・スピリットイーター

ディスカ想定。順当に動かれると厳しいですが、新たなる運命が欠損していたり手札枚数が少なかったりした場合は、スピリットイーターでリュミオール破壊を狙えるのでキープします。

ネクロマンサー

基本マリガンに加えて、後攻のみグランスエンジェル1枚キープ。
・キープ対象フォロワー
スピリットイーター

葬送骸コルネリウスミラー全部スピリットイーターが欲しいです。
グランスエンジェルは先3リーズ+リッチさえ防げればなんとかなるので、後攻のみキープ。

ヴァンパイア

先攻……基本マリガンに加えて、グランスエンジェルがあれば1枚キープ。
後攻……グランスエンジェルがない場合は全力で探す。あるなら1枚キープして後は基本通り。
・キープ対象フォロワー
スピリットイーター、万死の否定者

狂乱にはグランスエンジェルが是非ともほしいです。
回復除去で巻き返せるイーターに加えて、万死の否定者は進化効果が普通に刺さり、なおかつデッキ圧縮にも貢献できるのでキープしても良いです。

ビショップ

基本通りのマリガン。
キープ対象フォロワー:スピリットイーター、カースドキング

ベレロフォン想定でスピリットイーターが欲しいですが、ラカンドウラでもクルト進化が必要になるため場合によっては代用可能。

ネメシス

基本通りのマリガン。
キープ優先フォロワー:スピリットイーター

AF想定。イーターがあれば有利に事を運べますが、逆に無ければ無限の当たり先を無償提供することになります。

各対面

対面ごとにどのフォロワーを優先して破壊しておくべきかを以下のように評価してあります。
S……破壊しておくことがほぼ必須
A……優先して破壊したいフォロワー
B……Aランクフォロワーの代替
C……無駄に面を埋めるだけになりがち

ホズミエルフ

・シンシア型
不利

S:カースドキング、ラカンドウラ、ボーンドミネーター
A:カローン
B:なし
C:万死、スピリットイーター、死を知る者、全死

シンシア型は守護を3体出せないと負けます
この都合上、アスカ&シオリなどでドローしたい場合でも、腐食の絶命を使われていない限りは出さないようにしましょう。放置されると詰みです。
後攻を引いた時点でほぼ負け確定の厳しい対面です。
先攻を引けても、ホズミの2枚目やバウンスを持たれていると次のターンにリーサルを食らいます。
基本的には何かが欠けていることを祈るしかないです。

・幻獣型、オベロン型
微不利
S:カースドキング
A:ラカンドウラ、全死、ボーンドミネーター、カローン
B:スピリットイーター、死を知る者
C:万死

幻獣型・オベロン型ならカースドキングが立っていれば止まる可能性は高いです。
ただ、ホズミ2枚目やバウンスを持たれていたら守護を消されて次のターンに改めてホズミを投げればいいだけなので、結局不利寄り。
余裕があれば全死も一緒に出せると、ホズミで守護をはがされた返しにリーサルが取れる……かもしれません。

シンシア型と違って普通の守護が守護として機能する可能性があるので、後4でグランス進化置きしてお祈りするのはありだと思います。
オベロン型で除去スペル持たれてたり幻獣型の扱いが上手かったりすると普通に貫通されるので気休め程度ですが。

財宝ロイヤル

S:なし
A:スピリットイーター、カースドキング、ラカンドウラ、全死、死を知る者
B:ボーンドミネーター、カローン
C:万死

OTK前に盤面を押し付けてリーサルを取るのが理想です。
処理しにくい高体力のカースドキング・ラカンドウラ、潜伏で触れにくい死を知る者、そもそも処理不可能の全死を破壊できていると良いでしょう。
スピリットイーターを置いておくと、リーサル時に運次第で潮流の砲手を処理できます。とはいえ、旗が2回イーターに当たってくれないといけないので厳しい。
どうしてもメタりたいなら巡回する不死者を採用するのが良いでしょう。

超越ウィッチ

五分~有利
S:カースドキング、ラカンドウラ
A:ボーンドミネーター
B:スピリットイーター、カローン
C:万死、全死、死を知る者

守護の突破にリソースを吐かせ、打点不足で詰ませるのが勝ち筋です。
体力7×6+体力5×2の守護+リーダー体力20点を正攻法で削りきるのは至難の業です。
ただし、あくまで正攻法での話。メルティーナや反転する翼を上手く回されると突破される可能性はあります。
この辺のカードの採用は人によって分かれるしケアしようもないので、気にせずテイカーの着地を目指しましょう。
メルティーナで処理してきた場合はライブラリアウトも近づきます。

スピリットイーターは着地時の2体除去により、ラカンドウラ・カースドキングの体力の温存が狙えるので、守護3種を破壊出来ない時の代替手段としてありです。

秘術ウィッチ

五分~不利
S:なし
A:スピリットイーター、全死、カースドキング
B:ボーンドミネーター、死を知る者、ラカンドウラ、万死、カローン
C:なし
充填一発で取られないカースドキングやラカンドウラ、長期戦に強い全死が優先。
着地時の盤面を返すために、スピリットイーターも破壊できていると良いです。充填ケアで進化する余裕もあればなお良し。
エクステンドマジックをケアするために、アスカ&シオリなどを安易に出さないようにしたいところ。
いろいろと型がありますが、前に寄れば寄るほど不利な印象です。

ディスカドラ

微不利
S:スピリットイーター
A:ラカンドウラ、カースドキング、全死
B:死を知る者、ボーンドミネーター、カローン
C:万死

イーターを置きつつお祈りする他ないです。新たなる運命が欠損したor手札枚数が足りない時にはお祈りが通ります。
現環境数が少ないデッキなので無視して良いと思いますが、どうしても勝ちたいならクランプス・巡回する不死者などから1枚だけ採用するのが良いでしょう。
万死でサーチできるのでピン差しでも引きやすいはずです。

庭園ゾーイ

不利
S:なし
A:全死、ラカンドウラ、カースドキング、スピリットイーター
B:ボーンドミネーター、死を知る者、カローン
C:万死
不利と言うか無理です。
相手が事故っていない限りゾーイで延々と凌がれつつリーサルパーツ集められて負けます。
たまーに事故ってゾーイ回収カードを引けなかったりするので、必ずしも勝てないわけではないですが……。

骸ネクロ

微有利
S:スピリットイーター
A:カースドキング、ラカンドウラ、ボーンドミネーター、カローン
B:全死、万死
C:死を知る者

イーター+カースドキングがあればかなり優位に立てます。隣にもう1枚守護があるとなお盤石。
先4骸だけはどうしようもないので、着地されないorされても盤面がしょぼいことを祈りましょう。
2-3面骸ならグランスエンジェルで骸だけ処理し、あとはネクロインパルスや霊体の侵入などがなければ5T目を迎えられることがあります。

デッドソウルテイカー着地時に未進化の大佐がいる場合は、ララ進化で破壊しておきましょう。
ラスワのランダム破壊がスピリットイーターに当たると、おかわり骸のカウンターとしてのイーターが機能しなくなるため、イーターが破壊される可能性は出来る限り排除しておきたいです。

葬送ネクロ

五分~微有利
S:スピリットイーター
A:カースドキング、ラカンドウラ、全死
B:ボーンドミネーター、万死、カローン
C:死を知る者

スピリットイーター+体力7の守護、出来ればカースドキングを出したいところです。
イーター+守護が着地した状態から1Tでリーサルまで持っていかれることはまずないですが、デスサイズ×2で盤面をあらかた除去されることはよくあるので、それ以降のターンも見据える必要があります。
融合素材の確保は難しいですが、全死を葬送できていれば次のターンにこちらからリーサル出来る可能性が高いので、積極的に狙っていきたいです。
全死が出せないなら、相手の攻撃を耐えきるためにカースドキング・ラカンドウラ・万死・デッドソウルテイカーは必要以上に葬送や融合しないようにしよう。

巡回する不死者が鬼みたいに強い対面でもあります。
先3リーズリッチに対するグランス以外の解決策となり、テイカーから出せればデスサイズハウンドのAoEを2点分だけで止められます。

魔海コルネリウス

有利
S:スピリットイーター、カースドキング
A:ラカンドウラ、ボーンドミネーター
B:死を知る者、全死、カローン
C:万死

比較対象としてよく挙げられるデッキですが、実はこの2デッキ間の相性はララテイカーの方が有利だと思っています。
安定感ではこちらが上回っていることに加えて、魔海側がイーター+カースドキングを突破しつつOTKするのは、不可能ではないですがララテイカー側が有利な運ゲーとなります。

アルバハルート……ララ魔海→コルネリウス→アルティメットバハムートの順に投げて、イーターのランダム2体破壊を魔海とコルネリウス以外の3体に当てる必要がある。30%の確率。
カオエンルート……イーター+カースドキングの隣が守護ではないなら、上記のようにコルネリウス先投げで30%。
ラカンドウラorボーンドミネーターも一緒に立っているなら、カオエンを先投げしてカースドキング変身→コルネリウスを出し、イーターの破壊がララ+コルネリウス効果で出たフォロワー(堕天使やララ)に当たらないとOTK不可能。10%の確率。

ただし、OTKできなかったとしても場合によっては大きめのフォロワーが相手の盤面に残ることになります。
そうなった場合に凌ぎきるために、余裕があればカースドキングやラカンドウラなどを残しておきたいところ。

狂乱

不利
S:スピリットイーター
A:万死、ラカンドウラ
B:カースドキング、ボーンドミネーター、カローン
C:全死、死を知る者

後攻は3Tフラ煉をグランスで止められるかで試合がかなり左右されます。引けなかった場合はラカンドウラの除去がフラウロスに当たることをお祈り。
相手の4T目は狂乱状態で強化された各カードが飛んでくるので、後3でグランスを投げたところでそこまでうま味はないです。
テイカーが着地出来るようにドローを回し、後4万死進化で盤面を返して5T目を迎えましょう。

一方で先攻は、グランスと葬送のくっつきが悪くて手札が減りやすく、グランスに拘りすぎると5Tテイカーが出来ないことが体感多いです。
後4リーサルも十二分にあり得るので、手札状況に余裕があるなら使った方がいいですが、手札が苦しい場合は葬送を優先する方が良いかもしれません。
なぜか狂乱対面の後攻率が7割弱あるので経験値が圧倒的に足りてないです。

とにかく回復したいのでスピリットイーターはほぼ必須。また、進化で2面除去+2回復が出来る万死の否定者も役に立ってくれます。
カースドキングよりもラカンドウラを優先している理由は、既に前述していますが、以下の2点です。
・ラカンドウラの場を離れた時の3点除去が必殺持ちのフォレストバットを破壊できる可能性がある。
・眷属への贈り物を使われると、復活したカースドキングが盤面の外に弾き出される場合があるため。

ハンドレス

五分?
S:スピリットイーター
A:万死、ラカンドウラ
B:カースドキング、ボーンドミネーター、カローン
C:全死、死を知る者

相手の出力に大幅なブレがあるので相性がよく分からないです。狂乱よりはやりやすいのは確実。
方針は大体狂乱と同じです。
ショーダウンや棘の吸血鬼のドロー予約によりグランスエンジェルの効き目が薄い場面はありますが、それでもノーコストで3/3と2点バーンが飛んでくるよりはマシなので、ハンド0になったらグランスは投げておきましょう。

回復ビショ

不利
S:スピリットイーター
A:カースドキング、ラカンドウラ
B:全死、ボーンドミネーター、死を知る者、万死、カローン
C:なし

基本的にパーツが揃わないことを祈るしかないです。一応、スピリットイーターの復活やラカンドウラの場を離れた時3点でクルトを倒せるため牽制はできますが、テイカー着地直後だと体力が高すぎて破壊される前にリーダーの体力が終わりがち。
また、安息の領域を2枚3枚と投げられると、クルトが無くともじりじり不利になっていきます。
どうしても勝率を上げたいならセレスト・マグナの採用が視野に入りますが、他の対面で使いどころが少ないのがネック。

ここに勝ちたいなら素直に葬送使うのが一番です。
自分の中では葬送vs回復は8:2~7:3くらいで葬送有利だと認識しています。
苦手意識を持っている人は、ネクロインパルス+クランプスでの打点の出し方を覚えたり盤面を広げるタイミングを工夫すると良いでしょう。

ユカリセイバー

微有利
S:なし
A:全死
B:カースドキング、スピリットイーター、ラカンドウラ、死を知る者、ボーンドミネーター、カローン
C:万死

一転して有利対面です。
安息が切れるのを待ちながら全死を育成するゲーム。
良くも悪くもすべてが全死次第なので、デッドソウルテイカーから出す対象はそこそこ強くて圧力をかけられるなら何でも良いです。
ただ、全く考えなくてもいいわけでもありません。

・コンパッションドミニオンの存在
融合変身後のアフェクションドミニオンが、デッドソウルテイカーの盤面を全死含めてあっさり無力化してきます。
万全を期すなら全死2体目を用意しておくか、デドソから出すことに拘らず、一度ララで0コス化→次のターンに葬送を重ねて全死を7/7以上に育てるかしましょう。
・断罪の祈り
能動的にライブラリアウトさせる手段を得たので、ドローのし過ぎには注意。
そもそも、全死着地後はそこまでドローを進める必要がないです。大型フォロワーで圧をかけ続けることで、自然と全死は育っていくはず。
・安息裏ホリセ
除去する手段がこのデッキだと限られています、スピリットイーターは余裕があれば温存しておいた方がいいでしょう。
・ギルネリーゼの直接召喚
0コスト5点は普通に痛いです。グランスエンジェルも安易に消費しないようにしたいところ。

AFネメシス

微有利
S:スピリットイーター
A:ラカンドウラ、カースドキング
B:全死、ボーンドミネーター、死を知る者、カローン
C:万死

スピリットイーターを守護裏に隠し、演出で時間を浪費させましょう。処理が間に合わなければ御の字です。
スピネ&ルチルの6点AoEを避けるために、イーターは可能なら進化した方が良いです。

全死はAF側の除去が間に合った際のカウンターになり得ますが、ヴァーミディアの多面守護・エヴァミア・虚数物体などがあり確実とは言えないのと、1ターン透かされた後は無限の当たり先になってレディアント×3+シオンの866OTKの補助となる可能性があるので一長一短。

最後に

まず、このデッキを使い始めるキッカケとなった、おんJシャドバ部のデッキ記事に感謝します。
あのページが無ければララテイカーをRGWぶりにもう一度触ってみようという考えは起こりませんでした。

ララテイカーというデッキはデッドソウルテイカーのコスト変更により、それまでの構築を壊されてしまった過去があります。
しかし、スピリットイーターが無理なく採用できるようになった・長期戦になった時にデッドソウルテイカー本体を出しやすくなったとメリットも確かに存在していました。
今弾の追加によりコストダウンのデメリットを補うことができ、イーター採用が可能になった強みだけが残ったのが今のララテイカーだと感じます。
周りのインフレもあるので最強レベルとは言いがたいですが、十分戦える地雷デッキとして舞い戻ってくることができたこのデッキ。
今後の追加カードによる更なる強化に期待しましょう。

余談




運営はララテイカーに何の恨みが……?



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