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EDH:巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス 22/7/25

https://deck.hareruyamtg.com/deck/401223

巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス
私が一番と言っていいほど好きな統率者で、φ語foilを引いたあの日から愛用しているデカい図体に似合わず素速いヤツだ。

巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス/Vorinclex, Monstrous Raider (4)(緑)(緑)
伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 法務官(Praetor)

トランプル、速攻
あなたがパーマネントやプレイヤーの上にカウンター1個以上を置くなら、代わりに、そのパーマネントやプレイヤーの上にそれぞれその2倍の個数のその各種類のカウンターを置く。
対戦相手がパーマネントやプレイヤーの上にカウンター1個以上を置くなら、代わりに、その対戦相手はそのパーマネントやプレイヤーの上にそれぞれその端数を切り捨てた半分の個数のその各種類のカウンターを置く。
6/6

要するに倍増の季節に6/6速攻トランプルと相手のカウンターを置く効果への阻害がくっついている事になる。とてもコスパが良く(6マナだが)、ファンデッキとしては殺意を高めるのに十分な速度を得る事が出来る。
倍増の季節と微妙に異なる点として、コストや状況起因処理により置くカウンターにも影響がある。
なのでプレインズウォーカーの忠誠度能力で+1を使う場合、実質+2になる。

相手のカウンターを置く能力にも影響があるのはデッキによっては致命的に効くが、たまに相手の献身のドルイドが好き放題アンタップして友情無限マナコンボを起こしてこちらが致命的な一撃を食らう事もある。

土地

土地枚数は35(内1枚両面)で内23枚は基本の森。
当然だがタップインは入れない。殺意が足りないので。
家路は殺意が足りないが、一時期ヴォリンクレックスのコントロールを奪われることが多発した為お守りとして入っている。(死ぬなら良いが奪われるとデッキが崩壊する)

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マナ加速は1→3を意識している。
0~1マナ域は11枚。宝石の洞窟込みで12枚。ここはまだ多くても良いので、緑の太陽の頂点+東屋のドライアドまで入れていた事もある。(東屋のドライアドと初手以外が弱くて抜いた)

2マナ域の加速は2マナ以上出るか、実質1マナなのでもう1枚1マナ域を出せるもの。
3~4マナは2マナ以上増える物か、耕作系。なんだかんだで耕作系は妨害の影響を受けづらいので安定する。

でかぶつと殺意とおためし

上段の5枚はただのデカブツたち。
エルドラージ2枚はより速度を重視するなら抜いた方が良いが、地元の環境に合わせて入れている。
頂力明神は新顔で、ヴォリンクレックスが居るときに手札から唱えて出せば破壊不能カウンターが2個置かれる。そうすると+1/+1カウンターを8個割り振って置く能力も2回使えるので、2個×8個×2倍で32個のカウンターをヴォリンクレックスに乗せて38/38トランプルのジェネラルパンチ、割と相手は死ぬ。

中間の10枚は面白&殺意のコーナー
1枚目:威圧の光景
3マナで対象のクリーチャーに+1/+1カウンターを1個置いた後、乗ってるカウンターの数を倍にする。フラッシュバックすることができ、統率者のマナコスト分軽減されるので10-6=4マナでFB可能。

ヴォリンクレックスに使った場合
1×2個→2個
2個を2倍にする、を2倍にする→8個
フラッシュバックすると
8個+1×2個→10個
10個を2倍にする、を2倍にする→40個
となり計7マナで46/46のヴォリンクレックスになる。

2個を2倍にする(=2個置く)を2倍にして4個置く→6個
フラッシュバックすると
6個+1×2個→8個
8個を2倍にする(=8個置く)を2倍にして16個置く→24個
となり計7マナで30/30のヴォリンクレックスになる
※7/30訂正

2枚目:大軍の功績、3枚目:生体融合外骨格
感染も相性が良い。5点通れば人が死ぬようになるので、隙を見せた者を倒そう。
残念だがブロックされた分は普通に軽減される。ダメージを-1/-1カウンターに置換するだけなので、3/3とかなら無駄に6個のカウンターが置かれてオーバーキルされる。

4枚目:はじける子嚢
ファイアーズにて使われていた古のカード。
消散カウンターが14個置かれるので、6個か7個取り除き次のターンに6×7=最大42点パンチが出来る。

5枚目:逆説の領域
成長カウンターが1個置かれて出て、自分ターンエンド時に成長カウンターを2倍にする。その後成長カウンターの数の+1/+1カウンターが置かれた0/0トークンを生成する。

ヴォリンクレックスが居る状態で出れば
成長カウンターが1×2個置かれて出る
自分ターンエンド時に2個を2倍にする、を2倍にする→8個
成長カウンター8個×2倍=16個の+1/+1カウンターが置かれた0/0トークンが出る。

※7/27訂正
自分ターンエンド時に2個を2倍(=2個置く)のを2倍にして6個
成長カウンター6個×2倍=12個の+1/+1カウンターが置かれた0/0トークンが出る。
速度ははじける子嚢より遅いが、何度も2倍にする為初見の人がなんて?となり楽しい。


6枚目:倍増の季節
1マナ軽く出せる2枚目の統率者であり、ヴォリンクレックスと組み合わさって全てを4倍にする面白カード。
倍増の季節はコストや状況起因処理には対応しない為、プレインズウォーカーの忠誠度能力で+する場合は影響がないのだが、ヴォリンクレックスによりそれらを置換することで更に置換でき4倍にすることができる。あまり影響はないが楽しい。

7枚目:からみつく鉄線
殺意。ヴォリンクレックスの上から置くことで、消散カウンターが8個置かれる。
盤面を固めないタイプのデッキはこれだけでかなり封じる事が出来る。

8枚目:歩行バリスタ、9枚目:梅澤の十手
往年の無色の強カードたち。
盤面に触れないこのデッキの弱点を補う事が出来る。

10枚目:次元を挙げた祝賀
増殖、2/2生成、パーマネント回収、4点回復を合計4回好きな組み合わせで使える。
主に増殖で滅茶苦茶にしたり、プレインズウォーカーを回収したりする。

下段の一家の好意、裁きの木槌はお試し枠。あまり強くない気がしているが試してるまで分からない。

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楽しいプレインズウォーカーたち。
基本的に2倍にしたら奥義が撃てて強いやつが採用されている。
なので3ニッサ、6ウギンは要検討枠。解き放たれた者、ガラクと入れ替えても良いかも。もっと強い緑or無色PW増えろ。

ドロー&サーチ
まもるものたち

少数だがドローやサーチも採用している。
八百長試合はまだ出せていないが、ヴォリンクレックスが出さえすれば条件を達成出来るので相当優秀な筈。
またヴォリンクレックスを守るためのカードと除去も念の為。
ドラニスの判事は辛いが基本的に卓が遅くなるので、その方が都合は良い。

こうしてリストを見返すと、数枚ほど入れ替えたくなった部分がある。
良くなるかどうかはまた別なので、これはとなったらまた更新するかもしれない。

採用候補
・ガイアの揺籃の地
あまり生物が並ばない。
・輪作
最低でも古えの墳墓を持ってくれば1マナ加速。これはどこかしらと入れ替えたい。
・緑の太陽の頂点&東屋のドライアド、自然の秩序
緑の生物がマナ加速に偏っている為、孔蹄のビヒモスやコグラ、浄化のドルイドなど複数の生物を採用するならあり。


ヴォリンクレックスはその重さと能力も相まって、中々殺意を込めたリストが見つからない。
この記事を見た人にはもっと良いカードあるぞ!と教えてくれれば嬉しい。

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