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時々note 2023/07/16 再会と出会いと

妙な一週間だ。

いや、妙な一週間だというと、そこまで妙ではないわけだが。先日の15年ぶりぐらいに呑んだ元同僚との件あたりから、昔の知り合いから突然連絡があったり、その手のことがやたら多い。

  1. 15年ぶりに同僚と呑む

  2. さらに前、20年ぶりぐらいの元同僚から突然連絡がくる

  3. 祇園祭のえぐい人混みでばったり、8年ぶりぐらいの再会

  4. 日本橋でたまたま呑み屋で仲良くなった人たちと別の店で再会

なんか、すんごい色々ある気したが、書き出してみたら大したことなかった。

いや、大したことある。そもそも2については、わざわざ、この俺に連絡よこしてくれるというあたり、謎すぎる。なんなんだろうか一体。彼は前々職の、まぁええ加減な入社の仕方したグラフィックの会社の同僚で、俺と正反対の人間。なんか少食で酒とコーヒーばっかし飲んでるし、夏でも緑のパーカー着てるし、高学歴で、さらっと難しい仕事こなすけど、目の前のことに全然興味なさそうで、ずっとにやにやしてるちょっと天才肌。別れ際の記憶があやふやですが、出会ってきた人のうちTOP3に入る勢いの仕事できる人だったので、これだけ期間空いてたら、どんなことなってるんか、LINEでさらっと聞くのがもったいなくて、今度呑む時まで寝かしている。ツボとか売られたら買ってまいそうや。

あぁ、恐ろしい。

是巨人に見えたあたり、変拍子が足りてないんだと思います。

3は、これも京都の会社での同僚で笑顔が素敵ねーさんだったが、結婚して東京在住。時々遠征時ライブに見にきてくれたり〜だったが、祇園祭のくっそ人多いところで偶然再会。なんなら向かう先の某有名和菓子の店の人も話してみたら共通の知り合いアリ。

なんこれ。色々繋がりすぎて外出るん怖なるわ。

貴重な再会。大事にしたいと思いますね。

出会いといえば、学歴も存在しない私の人生は基本偶然の出会いと縁と単なる運で成立している。なので、なんとなくの出会いというものは大事にしたいという想いがある。

先日、4半期に一回を目標にした、奈良の幼馴染との難波呑み会あお開催。日本橋で、インスタグラマーさんの情報を元に適当に店入ると貸切状態で最高。飯もうまくて、店の人もええ感じで素敵。おお大阪最高。

ここはまた行くぜの店


ってので2件目。「これ大丈夫なん?」というボロボロの寿司屋発見。一貫60円。「行くしかないっしょ〜」というテンションで突入。カウンター6席。昭和でフリーズした店内。めっちゃ耳遠い大将が一人。新鮮かどうか紙一重な寿司達。どっちかってと旨いけど、店内と大将の味わい込み込みやでの感じ。注文する時は基本シャウト

「サァアアアアアアアモオオオオオン!」

旨いかどうかは、どっちでもよくなる味
昭和感しかねえ店内
行くよねぇ〜

こんなんめっちゃ好き〜

と盛り上がるおじさん二人。先に席についてた60ぐらいのおっさんと、50ぐらいの馬鹿でかいスーツケースもったおばちゃん(考えたら関係性ちょっと謎)とも打ち解けてたあたりで入ってきた元気な韓国人旅行者のお二人。わかるわけもない注文をフォローしながら、「Why come here?」「Google見て!」いや、レビュー2.5とかやから、むしろ何みてんねん!と思いながら、気さくな彼らと日韓の関係性構築のため人肌脱ぐ我々。縁もたけなわで、明日は京都に行くとのこと、「週末、祇園祭ってファックなフェスがあるから、あんたらアンラッキーだね、HAHAHA」と言ってお別れ。

何話したか思い出せんぐらいには楽しかった

で、適当に日本橋をふらふらしてて、おでんと焼売という、ちょっとオシャレ感ある店発見で、締めはここよねと流れると、スナックあがり(?)のようなねーさん達。(との絡みでもまさかの共通の知人発覚)この辺の店最高やなゆうて、日本の未来と株式投資についての討論をかますなんてことは1ミリもなく、ロクでもない話でゲラゲラしてたところ、まさかのさっきの韓国人カップルが入店。つーわけで、再び乾杯。そんなことあるのねーと、話す。さっき交換したInstaアカウントみたらしく「madonasiさんはミュージシャンか?」と聞かれるので「おう、一ミリも売れてへんけどなHAHAHA」と話してると英語死ぬほど流暢な幼馴染が「コマーシャリズムにのっとって、金銭を得るための音楽をいい音楽とするなら彼の音楽はそうではない、なぜなら彼の音楽は人生そのもので、、」みたいな英語を捲し立てる謎の一幕。韓国好きのスナックのねーちゃんも参加してカオス。で、京都でおすすめのお好み焼きやは?と、聞かれるので、馴染みのメンズアパレル「scene」のタカさんの馴染みの店「二六」をお勧めして、今度こそお別れ。

まさかの再会
おでんはマジで旨かった

これでお別れにならないのが現代。

二日ほど空いて、韓国人旅行者の二人からDM、「二六行って最高だった!いいお店を教えてくれてありがとう!私たちは今ここで京都の最後の夜を楽しんでいる、来れたら来て!」

時間にして23時。その日謝罪系MTGなどありーのへろへろの中、週一おきまりのキックボクシングジムでぼろぼろにされた帰り道。

「まじかよ、いくしかあらへんがな」

ってので、老体に鞭を打ち(文字通り)九条までチャリを走らせる。そっからは、カタコト英語とカタコト日本語、Google翻訳を駆使しながら再会を楽しみ、あの辺店空いてへんってので適当に入った店が、スナック居酒屋みたいなところでカラオケがんがんにやってて、店主のおっさんが歌い出すトンデモな店。最後まで笑いが絶えず深夜2時に解散。

フォーチュンクッキーが定番だそうです

最後は彼に兄貴と慕われ、日本語ネームをつけてくれと言われ思いついたのが「金太郎」だったのは、あまりに雑だった気がするが、その後もインスタでやりとりは続いていたりする。

素敵なお二人!なんか無邪気でユニークでキュートな人達だった。


こちら、ワンソーミちゃんのデザイン

こちら、メンズの彼、gold.velyの店だそう

我ながらみたことない笑顔してる

もしかすると冬にまた来るかも、韓国きたら無条件でもてなす!とのことで、とりあえず韓国語を勉強始めた(今ここ)である。

漬物見て「これは何?」「あー。ジャパニーズキムチね」と、適当な事伝えたり、「J-POPが好き!〇〇とか〜」「あー、あんなもんロクでもないから聞かんでええでHAHAHA」とか、「日本人は韓国文化好きな人多いよ」「うれしい!」「例えば?」という問いに、K-popの一つでもあげとけばいいのに、一組も頭に出てこず。パッと頭に浮かんだのは、格闘ゲーム餓狼伝説のキムカッファンで、それはさすがに違うなというところで、映画でいうと「地獄が呼んでいる」「コクソン」とかかな、、と、完全に個人の趣味全開でホラー縛りで伝えたところ、一瞬固まってたが、喜んでくれてたので、きっと、空気の読めるいい人たちなんだと思う。


それにしても謎に満ちた一週間であった、なんとなく、そろそろ俺死ぬんちゃうかなと思いますよね。

すぐ死ぬとかいうのは厨二病カテゴリらしいのでやめましょうね。ここで一曲聴いてください。



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マドナシソロライブあります。普通のフォークやるんで多分売れ線です。平日ですが、ご興味ある方はご連絡を。帰りに木屋町の門扇ってラーメン食って帰ることだけ決まっています。

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少し先ですが、ensさんにお呼ばれしました、音小さい担当で参ります。


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