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写真を印刷する紙えらびは、いとをかし。

こんにちは!阪井まどかです。

先日、平和紙業という紙屋さんにmdk magazineに使う紙を見に行きました。

その日はYouTubeの撮影もさせてもらったんですが、なんと録音できてなかったんです〜
ガ〜ン...しょっぱなからミスってしまいました。

映像に私のナレーションを入れて作ったんですが、これが面白かった!
今後もまたやってみようと思いました。
ミスも利用する編集長ですよ!えへへ。(関係者の皆さますみません)

紙っておもしろいなと思ったきっかけは、
去年mdk magazineをzineという、個人で作る冊子にしたことがあったんですが、
紙の薄さや厚さ、質感によって、印刷される雰囲気がガラッと変わったんです。

それがすごく面白くて、紙に興味を持ちました。
インクによっても写真の趣は変わるらしいですが、奥が深いんですね。

平和紙業さんで、大量にある紙の見本帳を見させていただき、理想の紙を探っていきます。

この見本帳は、紙の薄さや厚さ、質感、色が一枚一枚全て違う紙で綴られていて、パラパラ漫画のように楽しくめくれるんですよ。

表現したい写真の雰囲気によって、ツヤっとした光沢のある紙か、光沢のないマットな紙かを選びます。マットとは、光沢のないという意味です。

光沢のある紙は、表面が光沢になるよう塗工されているんだそうです。
インクの発色がよく、シャープで、ちょっとギラギラした印象になります。

光沢がない紙は、インクをよく吸うので、コントラストが弱く、柔らかな印象になります。

今回、mdk magazineはアナログな雰囲気を出したいので、光沢がないマットな紙を使いたいと思います!

平和紙業さんの担当の方が、
光沢のある紙で綴られた写真集と、マットな紙で綴られた写真集の紙のサンプル写真集バージョンを見せてくださったんですが、
本当に一枚一枚紙の厚さ薄さ、色や手触りが違う紙で綴られていて、
紙によってこんなにも見え方、感じ方が違うんだということが分かって、面白かったです。

その中に、マット系の少しピンクっぽい薄い紙に、フィルムっぽいノスタルジーな写真が印刷されていたものがあったんですが、素敵でした!
色で遊ぶのも面白そうだなと発見です。

紙のサンプルの中に、「コットン」という名前の紙があって、実際触ってみると、少しふわふわしてるんですよー!手触りが心地よかったです。
私は、この紙が気に入りました。

本を横から見たときに、紙の色を少しずつ変えてグラデーションに見せる方法もあるそうです。
本当に無限にやり方があるんですね〜!

今、平和紙業さんでは、
「写真箱」という、写真を立体の箱に貼るとどう見えるんだろうという、
視覚の面白さを体験する展覧会をされているそうです。
ぜひ、足を運んでみて下さい。


アクシデントがありましたが、紙をたくさん見れて、知らない世界を知れて楽しかったです!
本当に丁寧に説明してくださりありがとうございました!

mdk magazineに使う、これだ!という紙に出会うのが楽しみです!

以上、現場レポートでした♪



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