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視座を上げる(物理)

物理的に視座を上げたら
頭の中も視座を上げられた話。


新宿で作業をしていて
ランチタイムになり、お腹が空いてきたので
近くにあった、
都庁の32階でランチをしました。


完食後

「お腹すいたなあ」
「そろそろお昼ご飯にするか!」

これは、個の目線。

そして窓際の、眺めの良い席に座る。


そしたら
「お腹すいたなあ」
「そろそろお昼ご飯にするか!」
と、同じように感じて街に繰り出す
サラリーマンの姿が
ちらほら見えた。


まだ11時半くらいなのでそんなに多くはないが。


まあ考えてみたらランチタイムなので
当たり前の話なんですけど。

個人の意思だと思って動いたことが
物理的に視座を上げた(ビルの高層階から下を眺めた)ことによって
「この時間には昼食に出かけるというニーズがある」
という、
よりマクロな視点で「お腹すいた」を
捉えることができた。


そんな、しょーもないことを考えていたら
ふと、新宿スワンのあるシーンを思い出した。


スカウトマンになったばかりの主人公に対して
先輩が「観察が大事だ」と言って
ビルの窓から見える、通りを歩いている女性について
その人の生い立ちを推測させるシーンがあった。


「会う前、話す前に
相手を一見しただけで見抜く。」
「そうすれば話し方もスマートになる。」

当時営業マンだった私は
ふむふむと思いながらそのシーンを見ていた記憶があります。

そんなシーンを
都庁32階で思い出した。


なんか頭の中煮詰まってきたなあって思ったら
何も考えずに
シンプルに高い場所から街を見下ろしてみると
「人の動き」や「街の配置」から
何かヒントを得られるかもしれないなと感じた、

ただそれだけの話。

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