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視座を上げる(物理)
物理的に視座を上げたら
頭の中も視座を上げられた話。
新宿で作業をしていて
ランチタイムになり、お腹が空いてきたので
近くにあった、
都庁の32階でランチをしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1719976673045-pBy0XPcStB.jpg?width=800)
「お腹すいたなあ」
「そろそろお昼ご飯にするか!」
これは、個の目線。
そして窓際の、眺めの良い席に座る。
そしたら
「お腹すいたなあ」
「そろそろお昼ご飯にするか!」
と、同じように感じて街に繰り出す
サラリーマンの姿が
ちらほら見えた。
![](https://assets.st-note.com/img/1719976871737-LGjmUr8tOl.jpg?width=800)
まあ考えてみたらランチタイムなので
当たり前の話なんですけど。
個人の意思だと思って動いたことが
物理的に視座を上げた(ビルの高層階から下を眺めた)ことによって
「この時間には昼食に出かけるというニーズがある」
という、
よりマクロな視点で「お腹すいた」を
捉えることができた。
そんな、しょーもないことを考えていたら
ふと、新宿スワンのあるシーンを思い出した。
スカウトマンになったばかりの主人公に対して
先輩が「観察が大事だ」と言って
ビルの窓から見える、通りを歩いている女性について
その人の生い立ちを推測させるシーンがあった。
「会う前、話す前に
相手を一見しただけで見抜く。」
「そうすれば話し方もスマートになる。」
当時営業マンだった私は
ふむふむと思いながらそのシーンを見ていた記憶があります。
そんなシーンを
都庁32階で思い出した。
なんか頭の中煮詰まってきたなあって思ったら
何も考えずに
シンプルに高い場所から街を見下ろしてみると
「人の動き」や「街の配置」から
何かヒントを得られるかもしれないなと感じた、
ただそれだけの話。
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