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すべてをあげよう

土曜日のファンタジーオンアイス幕張公演。
会場内はマスク着用が実質的に強制と聞いていたが、1%未満の人は違っていた。
私には自由意志がある。
友人からも隣近所からもお願いされなかったので、私はそのまま公演を見た。
カメラに映ろうがどう思われようが、メインはスケーターなのだ。

羽生結弦さんは素晴らしかった。
大トリで、1プロだけどそれに相応しいだけの会場を埋め尽くすオーラと熱量で場を支配した。
ありがとう。どうぞこれからも、あなたらしくいてください。

退場中の記念撮影

友人達を東京駅で見送ってから、少し歩きたかったので、私は二重橋まで歩く事にした。
上空に月が昇り、暗がりの中でビジネスマンではなく観光客やごく普通の人たちがたむろしている。



東京駅の前のエリアでウェディングドレスを着た女性たちがいた。
撮影をするたくさんのカップル。

記念アルバム写真用でしょうか


皆んな形が欲しい。
何のために?
わたしは自問自答する。
生きた証拠が欲しい。それも晴れ舞台の。

友人知人がどんどん海外旅行に行き出した。
皆んな本当は自由を愛している。
押さえつける事なんて出来ない。
忍耐強く、押し付けられた思いやりを生きるのは楽しいか?
いったい誰に忠誠を誓うのか。

草木が切っても切っても生い茂るように、生命は命を表現するように出来ている。
自ら檻に入るのは絶望を信じる生物だけだ。
でも、不可逆な程自分を無くしてしまったら、きっと自分が何を求めているのかすら分からなくなる。
自分の外にそれを求め続ける限り。

私は、会場で荒川静香さんが滑ったミスサイゴン「命をあげよう」を思い出していた。

You will be who you want to be.
You can choose whatever heaven grants.
As long as you can have your chance,
I swear i'll give my life for you.

検索で訳詞は2つ出てくる

 神の心のまま 望むもの選ぶの
 つかまえなさいチャンス 命もあげるよ

 望むものになるの 正しけりゃ何でも
 つかまえなさいチャンス 命をあげるよ

最初の頃は後者だったらしい。現在は前者で歌われているとあった。

正しければ…日本語だと人の道の「正しさ」「正解」だと思うかもしれない。
天の望みに叶うなら、それはつまり宇宙の望みに叶うならと解釈もできる。

羽生結弦さんも荒川静香さんもオリンピックチャンピオンだ。
圧倒的にアメリカ優位ジャッジの世界で自分を貫いて来た。

私の宇宙が言う。
そこに到達する者は 諦めなかった人だけだ。
誰にでも何らかの才能はある。
信じ続けて、磨き続けて来た人だけが到達する境地がある。

そして宇宙は言う。
相手が放った心無い言葉も あなたは力にすることができる。
それが錬金術だ。

正しさ、均質化を強要される世界で、恐れがあなたを追い詰めても、独自の解釈をすることができる。捉え方という錬金術があなたを救うだろう。

支配する者は、欲を煽りながら 欲は悪だと言う
しかし あなたは時に美しいものを見て
そばに置きたいと思う
それは あなたの中にある美と共鳴するからだ。

闇に敏感なのは 光に気付きやすいから。
落差があって滝は流れる。

OSHOが来た。
「狂喜でありなさい」

恋はエゴで 全体への愛であれ!なんて綺麗事だ
恋のない世界なんて 色のない世界に等しい
全てはカオスの中にある 区別はいらない
あなたは一目で恋に落ち 創造を始める
刺激に身を投じなさい 何のために生まれたのか

6月9日のスピリットダンスは「命をあげよう」を使おう。
あなたが望むものであるように。
あなたにとっての答えが見つかるように。
宇宙は待っている。
「すべてをあげよう」

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