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東京の多様性を通じたブレイクスルー

先日、「TOKYO XR・メタバース&コンテンツビジネスワールド」イベントに参加し、私たちは「サイバー南無南無」の実演と展示を行いました。このイベントは、技術と文化の融合をテーマにしており、私たちの実演もその一つでした。

実演では、多様性と創造性の融合を示すため、伝統的な要素と東京都の3D都市データを組み合わせました。仏説阿弥陀経と言うお経があるのですが、このお経はSMAPの「世界に一つだけの花」と同じ様な意味で、多様性を称えたお経になります。
東京都の3D都市データとAIを使う事で、多様性を称えられる作品になればと考え制作しています。

 また、展示では2018年から今までの代表作を5つほど展示しました。 通常の展示ですと、映像事業関係者やアート関係者のみが見に来られるのですが、 今回のイベントは東京都eスポーツフェスタ2024と同時に開催されたこともあり、ご家族連れをはじめ様々な方に作品を見ていただき、様々な感想をいただき新たな発見が沢山ありました。

今回のイベントで特に面白かったのが、展示している企業やクリエーターの幅の広さです。 一見すると、イベントの主旨が見えにくい展示だと感じていましたが、3日間、様々なアーティストや企業の方とコミュニケーションをとる中で、自分の感性が強く刺激されていきました。

https://twitter.com/madoka55537/status/1751572935742193802/video/3

そんな中、私は、Ken-ichi Kawamuraさんのツイートに深く感銘を受けました。
彼は、「多様性の中で生まれたブレイクスルー」という言葉で、私たちの感情を完璧に表現してくれました。


[ツイート引用]
「多様性が無いチームだと普通のものが生まれる。多様性が上がると質が低いものが増える。が、ブレイクスルーを起こすケースが増える。いつの間にか同質の中で生きていたと思い知らされた感覚。」

この言葉は、私たちの「サイバー南無南無」プロジェクトにも深く響きました。私たちのプロジェクトは、伝統と革新、そして多様性の融合を目指しています。東京都の3D都市データとAIを組み合わせることで、我々は新しい芸術的表現を探求しています。

サイバー南無南無の東京都23区を使った映像演出

私たちの実演と展示は、単なる技術のデモンストレーションではなく、文化的多様性と技術の可能性を示すことを目指しています。
そして、このイベントでの経験は、私たちにとって新たな発見と刺激の源泉となりました。

TOKYO XR・メタバース&コンテンツビジネスワールド」は、東京都eスポーツフェスタ2024との同時開催と、様々なジャンルを幅広く受け入れる事で、幅広い層の来場者を引き寄せました。
ただ、今回のブレイクスルーが発生したのは、ただ幅広い層を受け入れただけでなく、運営の方々のきめ細かな調整と配慮があったからだと確信しています。
様々な意見や思想を持った方々が一つの空間にまとめられることは大変なことです。
今回のイベントを通じて、私たちは、東京の文化と技術が、どのように新しいアートフォームを生み出し、世界に影響を与えることができるかを実感しました。

東京の多様性と創造性を世界に示すために、私たちはさらに多くの機会を探求していきたいと考えています。

最後になりましたが、このイベントを開催してくださった東京都の方々、運営の方々、そして会場に足を運んでくださった皆様に心から感謝を申し上げます。皆様の支援と関心が、私たちのプロジェクトをさらに前進させる原動力となります。今後も、東京が持つ無限の可能性を世界に示すために、私たちの活動を続けていきます。

川村さんとVJのREIさんと
東京都eスポーツフェスタ2024の様子
エンディング演出

写真 中村優斗 https://www.facebook.com/nakamura.photo.life


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