私(ENTP)は恋愛的に魅力的か？

こんにちは、窓井です。
調子に乗ったタイトルですみません。

私はよく周りから(特にセクマイ界隈で)「モテるよね」とか「モテそうだね」と言われます。実際に今まで恋愛においてそこまで相手に困ったことはないですし、モテるかモテないかの二極で問われると、モテるタイプに属するでしょう。ムカつきますか、そりゃあこんな自意識過剰な発言はムカつくでしょうね。
ですが私はこの記事で「自分が如何に恋愛に向かないか」を説明していきます。

口先だけなんです

私は基本的に、口が上手い人間だと思います。
TPOに合わせた態度も出来ますし、ENTPがよく言われる「あえて空気を読まない」という技も、効果的に使えます。
なので、年上にもなんだかんだ可愛がられますし、年下には親しみやすいお姉さんのような扱いを受けます。万人受けするとまでは言えませんが、好かれやすいタイプの人間ではあると自負しています。
その人が欲している言動をある程度予想するのは得意ですし、ペラペラ喋るのでユニークな人だと思われます。更には自分に自信がある姿は頼り甲斐があるように見えるのでしょうね。
ですので、恋愛においても比較的上手くいく確率の方が遥かに高いのです。

が、それはあくまで【人に好かれるために動くぞ！スイッチ】を押している私に対し瞬発的な魅力を感じているだけ。
「この人と恋愛しよう」とか「この人に好かれよう」という目標を定め、そのためにその相手を分析し、考察し、実行しているだけのことです。
その時の自分は、全くの偽物というわけでもありませんが、本来の自分よりずっとアクセルを踏んで過剰装飾しているようなものです。
つまり、「相手の好きそうな私」を読み取って演出し、計画通りに好かれている状態。ほとんど幻影ですね。

付き合う前～付き合って少しの期間は、上手いことがたくさん言えます。相手の欲しい言動に添うので。
自分としては「好きな人に好かれたい純粋な気持ち」と言い張りたいですが、実際は多分、「相手を攻略する楽しさ」に憑りつかれているだけでしょうね。
恋愛の最初だけ調子が良く、その後に飽きて疲れが出てしまい、相手の欲しい言動を優先的に提供することをやめます。
その結果相手は「どうして！？」となるわけですね。わぁ、最低だ。

受け身恋愛に強い

強いというのは、相性が良いという意味ではありません。
そういう相手に好かれやすいという意味で、むしろ相性は悪いと思っています。

私は好きな人が出来れば、自分から積極的にアピールすることが出来ます。
そして前述した通り、面白い人だとか明るい人だとか、親身になって話を聞いてくれる人だとか、そのような印象を抱かせることも得意です。
その結果「この人と付き合ったらたくさん笑わせてくれそう」「大事にしてくれそう」「引っ張ってくれそう」なーんて
たくさんの【～してくれそう】という享受スタイルでこちらを好ましく思う受け身な方ばかり寄ってきます。(ここにそういう方がいたらすみません)
それがまた、刺激中毒者のENTPである私とは相性が良くないのでしょう。

なんせいつだって面白い興味深い会話をしていたいし、事あるごとに意見交換や議論をしたいし、好奇心旺盛なためいくらでも新しい物に触れたいと感じているし…恋人にもそれを求めてしまうわけです。
同じような人間までは求めていなくとも、常に受け身なだけの人といてもすぐに飽きてしまうのです。壁とお付き合いしたいわけではありませんから。
更に誤解を恐れず言うと「それって寄生じゃん」とすら思ってしまうんです。笑わせてほしい、ドキドキさせてほしい、甘えさせてほしい、自分だけ見てほしい…キリがありません。
恋人に安定を求めるタイプであれば良いのでしょうが、私はどうもそのようには思えないのです。

"汲めるか"と"汲むか"は別の話で、私は相手の求めている言動を察するのが得意な方だと思います。
ですが、天邪鬼でもあり、「悪魔の代弁者」でもあります。これ、酷い二つ名ですよね笑

相手を好き好き～！と熱烈に思えている間は問題ありませんが、相手が(私的には)あまりにおかしな主張を繰り返したり、感情論のみで突っ走るタイプだったり、あまりにも察してちゃんだったりした場合、気持ちを汲んであげられなくなります。

「きっとこう返してほしいんだろうな」「きっとこういうことが言いたいんだろうな」
ぜ～～～んぶわかった上で提供しません。まだ相手に気があればしっかり説明を求めますし話し合いを持ち掛けます。ですが、それすらも出来なかった場合はいよいよなんの気持ちも無くなり、サヨナラ待ったなしです。
なので、総じて【話し合いが出来ない人】とは一緒にいられません。
「最初はあんなに尽くして優しく寄り添ってくれたのに、突然冷たくなった…怖くなった…」と思われるのですが、こちらからすると「尽くして寄り添う為の燃料が尽きたので」といった具合ですね。

「汲めるけど汲まない、汲みたくない」と思い始めたら、もうそろそろお別れか～と自分の気持ちを悟ります。

自由を愛しすぎる

これは結構ENTPに当てはまるのではないでしょうか。
とにかくルーティン作業が苦手です。
【毎日恋人と連絡を取る】【出かける時は報告する】【おはようとおやすみは言う】…etc…
発狂しそうです。恋愛において求められるルーティン作業を束縛と感じます。
最初の内は毎日話していても苦じゃないでしょう。何故なら相手と話すこと自体まだ新鮮なので。でも新鮮味を感じなくなった時、私は連絡を取ることが苦痛になります。
もちろん毎日話していても飽きない程ユーモアに富んだ人や、話が合う人だったら話は別です。別ですが、前述した通り私は今まで受け身な方とお付き合いすることが多く…これ以上は愚痴になるのでやめましょう…
「そんなの相手のこと好きって言えるの？」と思う方もいらっしゃるでしょう。その正解は【好きだと思っていたけど、付き合ってみたら違った】です。それ自体は珍しくないでしょう。その頻度や軽率さが異常なだけです。すみません。

とにかく自由で楽しい生活を愛しているので、「常に時間を共にしたい」という恋愛観の方や、「恋人を優先するのが当たり前」と考えている方とは合いません。ちなみに「優先してほしいけど待っていられるよ…」的な、健気気取りとも合いません。経験則では。
私の理想は「恋人だから話す・時間を共にする」ではなく、「話したい、時間を共にしたいから恋人」なんです。
恋人になったからといって当然優先されるべき、という思考は共感出来ません。

また束縛に付随してというか原因というか、伴って嫉妬も苦手とする感覚があります。
正直嫉妬自体は可愛らしいと感じますし、むしろ嬉しいですが…問題は度合いと頻度。イチャイチャに落とし込めるくらいの軽い嫉妬なら大歓迎ですよ。
「妬けちゃう…」
「君が一番好きに決まってるだろ♡」
「もぉ～♡」
この程度、この程度のヤキモチはかわいいです。
解決のできない嫉妬はNGです。
過去一度だけ恋人にペットへ嫉妬されて泣かれたことがありますが、普通にドン引きし程なくしてお別れしました。
…さすがにそれは例にしても行き過ぎていますが、「友達に嫉妬する」とか「家族に嫉妬する」とか、そんなこと言われても困るよ…となる事に対しガチの嫉妬されるのは苦手ですね。別れを早めます。

恋人の味方になるとは限らない

これももしかするとENTPの感性ですか？わかりませんが。
この大見出しが全てです。
恋人が泣いている時、弱っている時、悩んでいる時、100％全肯定して寄り添えるとは限りません。
もちろん話は聞きますし、出来る限り寄り添い優しくしたいと感じます。
でも、多分、ずっと「よしよし…」を続けることが苦手です。
ある程度感情面に寄り添った後は、解決に向けた動きをしたいと考えます。なので、長期間ウジウジしているだけだと、「付き合いき～れないっ」と何処かに行ってしまいます。なんの動きもない愚痴や弱音だけを延々言われている時間、いくら恋人相手でも苦痛です…
そして、「こうしたらいいんじゃない？」と何か閃いてしまったら、伝えてしまいます。そしてそして、ENTPは自分の考えに自信があり、自分が正しいと思い込みます。なので、弱っている相手にも議論を吹っ掛け「こうした方がいいよ、そんなウジウジしてても仕方ないから、やってみよ」などとのたうち回ります。寄り添ってほしいだけの恋人からすると鬱陶しくて仕方ないでしょうね。

私が恋愛に不向きと思う理由は、「いくらモテそうだと言われても、実際は一人と長く続けることが壊滅的に出来ない」というのが結論だと思っています。
そうです。実際はモテているわけではないんです。
私が「モテていると思われるカラクリ」は、恋愛モードになると積極的になる私に、受け身な人が寄ってくるだけ、なんですよね。言い方悪いですけど。
もうそろそろフラッと気分で恋愛する歳でもなくなってきましたから、今は一度恋愛はゆっくりモードで、いい加減腰を落ち着けた恋愛がしたいですね。
恋愛、不向きですけど。
逆にどんな人となら相性が良いのかなぁ。