箱ひげ図にマーカーを表示する

 記述統計(カルテなどから拾ってきた情報が多い)で正規分布にのらなそうなものを箱ひげ図で表し、中央値(四分位範囲)で表すことはなんとなくわかっていただけたと思います。
 でもnが少ないとき・・・やっぱり飛び値なんかが気になります。そんなときは散布図を一緒に表示してやります。

 beeswarmを使います。標準ではついていません。

>install.packages("beeswarm", dependencies = TRUE) 

これでサーバー選択の画面が開くのでJapanでいいでしょう。TRUEは小文字不可です。そしてこのbeeswarmは使うたびにいちいちlibraryから呼び出さないといけません。

>library(beeswarm)
>beeswarm(list(x,y))

画像1

こんな感じで分布が出ました。ここに箱ひげ図を合成してやることもできます。

>boxplot(x<y)
>library(beeswarm)
>beeswarm(list(x,y), add=T)

これでboxplotして出てきた図に加えてbeeswarmを上書きできます。

画像2

ああ、上と下に大きく分布してるけど中央値と四分位範囲がわかるなあとなります。

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