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(今更ながら)五等分の花嫁視たから感想を書く

「五等分の花嫁」見たので、せっかくなので、感想を書きます。

いきなりまとめると「安心安全」なアニメだった。

ストーリーの展開はすごくベタベタだし、主人公はRPGゲームの操作キャラみたいに際立ったところがなくて、ヒロインたちの感情に全然気づかず、ご都合シーンが連続して、そして何もなかったっかのように次の話に続いていく。

こんな感じになるだろうなあ、と思ったことがそのままきちんと起こる、ぶっ飛んだ設定も、最後の最後で衝撃のどんでん返しがあるわけでもない、ごくごく普通のアニメ。

心にグサッとくるひとことや、心に焼き付くワンカットもなく、ただ視聴しながら、ああ、こういうのが求められてるんだなあと、変な納得感を得る瞬間があった。

このアニメは本当に「毒」がなかった。

多少ハラハラさせるシーンがあってもすぐに何事もなかったかのようにやり過ごせる。決定的に変わってしまう選択をどれも選ぶことなく、誰も不幸にならずにゆるいカットが続いていく、甘ったるい空気間で「かわいい」をぐるぐる安心して消費できる。

そういう観点で見るとこのアニメはすごく完成度が高かったと思う。作画崩壊はほぼなく、感情の流れがすごく取りやすい。多少の偏りはあるものの五人全員にちゃんと見せ場があったし。

話もわかりやすいしね。

個人的には声優ホイホイが露骨すぎて微妙な気持ちなったけど、技術力合わせるとああなるのは必然かもしれない。

気になったら見てみる分にはいいと思う。寝る時間削るほどじゃないかな、流石に。

いまYouTubeで無料配信中らしいので覗いてみるのはありだと思います。

それでは。




追記:これ書かないと突っ込まれるかもしれないので一応書いてくと、僕はあの5人の中だと一花が1番好きです。キャンプファイヤーの時のあの豪快なフラグ回収は凄かったです。こいつは後ないな、とも。

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