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映画評論独り言 ベッキー

 今日は少しホラー論を。まずホラーにも様々な何々系というものがあって殺人鬼、パニック、ゾンビ、怨霊、怪物etc.この他にデスティネーションシリーズやら何やらかなり細分化しています。ジャンルの中にこのような何々系が数多くあること自体、珍しいのではないでしょうか。コメディやラブストーリーが不得手ですので何々ものというものがあるのか、その道に詳しい人に教えてもらいたいです。
 色々な何々系はあるものの、ホラーですからある程度怖くなくてはいけませんが、結構何をやっても許されるジャンルでしょう。低予算で面白い作品を作れますし、俳優もそれほど有名ところを揃えなくてもヒット作は可能です。但しこれは自論なのですが、先の展開を予想出来ないように作って欲しいのです。シリーズものは別ですが、ホラーには最初から感動を求めていません。当然、クワイエットプレイスのような後から感動がくる映画はありますが、ホラーに求めているのは怖さ、驚き、そして意外性です。ある程度、出尽くした感があるホラー手法ですが、稀に観客が考えてもみないストーリー、映像、結末の素晴らしい作品が出てくるのです。その掘り出しものを観た時の喜びを知ってしまっているので、あまたのクソホラーを観てしまいます。
 ちょっと熱く語ってしまったので本題の作品紹介に。これは何系に入るのでしょうか。強盗に入ったら反対にやられる系で、有名どころではドントブリーズでしょう。この作品はこれが少女で、普通に強盗をやっつけるという類いではなく、惨殺です。例を挙げるならば、途中で悪人どもが仲間割れを起こし、主演の少女を救う悪人が出てくるのですが、そいつも容赦なくやります。ストーリーとしては良くある感じですが、主演の少女が素晴らしく、そこまでするの❓という感じになります。帽子が印象的できっとホラー好きはファンになること間違いなし😃評点 73

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