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再びnoteを始めた理由&人類の起源アフリカの無視できない真実。

noteを書くのは何カ月ぶりだろう。
noteを始めた時は、日常のことをゆる~い感じで書いていこうと思っていた。
何カ月も放置していたのは、新しく始めたWEBライティングの仕事が思った以上に追いつかなくて、noteを書くモチベーションがなくなっていたから。

また書き始めたのには理由がある。

ここ数カ月、私たち夫婦がこの話題を話さない日はない。
夫婦喧嘩もした。
その位、真剣にこの問題について考えているし、日本人としてできることは何だろう?と自問自答している。

アフリカにルーツをもつすべての子供たちの未来のために、今この日本でこの環境でできること、それはこの現状をnoteで伝えていく、まずここから始めようと思った。

前置きが長くなったが、早速本題に入っていきたいと思う。

(*ここでお伝えする情報は、夫の友人、家族、アフリカ人の歴史家や専門家の話、主に海外から情報を得ています。)

私が再びnoteを始めた理由

ここ最近、夫が自分のルーツでもあるアフリカの歴史、ここ数カ月のアフリカの動きを追っている。
何百年と続くフランスの植民地支配、そして今回のコロナ、何かがアフリカ人の危機感を目覚めさせたのは間違いない。

彼らがここ最近「もういいかげんにしろ!」と、フランスを国から完全に追放する動きが始まっている。

「自由を手に入れるか」or「死ぬか」

アフリカ人にはこの2択しか残されていない。

黒人奴隷の時代から何百年と続くフランスの支配、今もなお影で牛耳られている15カ国のフランス植民地。

なぜnoteを再び書こうと思ったか?

それは、

白人至上主義のこの世界を変えたい、1人でも多くの日本人に伝えたいと思ったから。

アフリカの搾取し続けられている歴史(現在進行形)が言葉では言い表せない位、本当にえぐすぎるから。

夫が産まれた島、フランスの植民地マルティニーク島の白人至上主義、ベケ(黒人奴隷時代支配していた、白人入植者の子孫)が牛耳る美しい島の現状を伝えたいと思ったから。

そして、一番強の理由は、

・アフリカの歴史と今もなお搾取され続けるアフリカ、黒人差別について伝えたい

これが一番の理由。

フランスとアフリカの支配関係

日本では海外青年協力隊など、アフリカでの日本人の活躍をよく目にすると思う。

1965年に海外青年協力隊が発足してから、56年。
アフリカに派遣された日本人は26ヶ国 12,404人。

アフリカの発展に貢献することを目的で、派遣されているにもかかわらず一向にアフリカの貧困のイメージは払拭されない。

そもそも何故、アフリカが貧困なのか?

考えたことはあるだろうか?

「なぜアフリカのイメージが貧困なのか」

アフリカは貧困のイメージが先行してるが、地球上で一番自然資源が豊富な大陸である(石油、金、ダイヤモンド、カカオ、コットンetc)。

では、なぜ豊富な資源があるにもかかわず貧困層が多いのか?

それは、フランスがアフリカの資源・物・人を搾取しているから。

特に、アフリカの植民地15カ国をまだ手放さず、アフリカの搾取を続けるフランスとアフリカの関係が本当にえげつなくヤバい。

アフリカにおけるフランス搾取の現状

今もなお続くアフリカにおけるフランスの支配の現状の例をあげてみる。

①フランスの植民地15カ国に軍事基地
・知っている人は少ないかもしれないが、アフリカの大統領はフランスによって教育を受けたアフリカ人が、フランスによって選ばれている。
大統領選はアフリカ国民に大統領を選ぶ様にみせかけているだけ。
フランス(白人)が前に出てくることはない。(アフリカ人を操っているイメージに近い)
・アフリカで起きている様々なクーデター、フランスの軍隊に指導をうけたアフリカ人が起こしているという事実。

アフリカの通貨はCFA
フランスがアフリカの木材を伐採(搾取)し、フランスで通過を作り、フランスが決めたレートでアフリカに売っている
フランスの支配下にある通貨により、アフリカの豊富な資源を安価で仕入れているのだ。

過去に、フランス植民地だったアフリカの国の大統領が「CFAをやめる」と宣伝したことが何度かあった。
すると、それを阻止するためにフランスがクーデターを起こし、大統領を殺害してきたという過去がある。

現在、

2020年より、CFA→ECOという通貨導入が計画されている。

西アフリカの15か国が加盟する「西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)」は、6月29日、域内に新たに導入する共通通貨の名称を「ECO」とすると決定し、2020年までにECOの導入を目指すと声明を発表した。
参考元:現代アフリカ地域研究センター

こちらについての記事はこちらのyoutubeで詳しく説明されている。

・【CFAフラン➡ECO】アフリカのフランス旧植民地…2020年、真の独立へ!?【植民地税?/通貨/ECOWAS】(絶望の歴史チャンネル)

https://youtu.be/5riLTg2Arqo

・La vérité sur le franc CFA(CFAの真実)
チャンネル:Grandeurnoire
https://www.youtube.com/watch?v=C7aou_fC39s&t=1503s

→ ビデオyoutube4分、
フランス大統領のジャック・シラックは大統領退任後のインタビューでアフリカとの関係について「今までアフリカから搾取してきた・・・」という様な内容を暴露している。

フランスから独立後も、植民地税を払わされている
その額、日本円にして56兆円とも言われている。
「植民地時代にフランスが建てたインフラ設備を、独立するなら支払え」
「アフリカでインフラ事業をするなら、フランス企業を優先的に契約しなければいけない。」

まず、植民地税って何?!
勝手に人の国に侵入してきて、黒人を物の様に扱い搾取してきた歴史を正当化して「アフリカを作ったのはフランスだ」みたいな顔して、自分の国の様に振る舞う、この怒りを表す日本語がみつからない。

第2次世界大戦後、イギリス、アメリカ、ロシア、ドイツ、フランスがアフリカの豊富な資源調達のために、一つの大きな国だったアフリカを国境を作り分割したのだ。
この時、フランス以外の国は資源を優先的に自国に供給することを条件とし、アフリカの植民地を手離した。

しかし、

この時、植民地手離さなかった唯一の国がフランス
そして今もなお、世界で唯一未だに植民地を維持しているのもフランス。

フランスはよく知っている、アフリカなしでは経済的に豊かに暮らせないことを。
本当に寄生虫。

教育はフランスが管轄
アフリカの植民地では、フランスの歴史を学ばされる。
「なんで、アフリカなのにフランスの歴史?!」
さらに信じられないことに黒人奴隷はアフリカ人によるもの、と教えられる。
つまり、幼少期から子供達を洗脳させるための勉強をさせているのだ。
こうして、生涯フランスに服従する大人を作る教育をしている。

書き表せないくらい胸がしめつけられる、心がないとできない様なことをアフリカ人にしてきたフランス、そして他の過去の植民地所有国。

つい先日、フランスからやってきたグループがベナン共和国を訪れるルポタージュをみた。
ハンディキャップのある子供たちに、言葉を教えたり、絵一緒に書いたり。

恐らく、アフリカとフランスの歴史を知る前の私なら、こう思っていただろう。
「恵まれない子供たちに言葉を教えてあげて素晴らしいよフランス人」

今はこう思う。

「なぜ彼らが読み書きできず、恵まれない環境にいるか考えたことある?アフリカから搾取した恩恵を受けてあなたたちの生活が成り立っているんだよ?
自分たちのご飯もままならない人たちに、ご飯をたべさせてもらってるって知ってる?」

自分たちの生活に満足なら何の疑問も持たないし、外で何が起きてるかなんて興味ない。
自分たちの生活に忙しくて、知る機会がない人がほとんどだと思う。
でも、フランスこそ自分たちが犯してきた様々な非人道的なことをフランスの子供に教えるべきじゃないの?と思う。(←地球がひっくり返ってもないと思うけど)

フランスの許可が必要な事業
 ・農業(家庭菜園でなく、大規模農業)
 ・井戸を掘る 

これらの事業を始めるのに、フランスの許可が必要なのだ。

自分の国で、井戸を掘ったら・・・?!

これは、何年か前にフランス大使館で行われたイベントに参加した時の話。

アフリカの軍地施設で、メンタルの管理を担う仕事をしていたというフランス人の女性と出会った。
彼女の話によると、フランスの許可なしにアフリカ人が井戸を掘ったら、それを阻止するために、井戸の中にフランス軍が毒をもったというのだ。

フランスの目的は、アフリカ人がずっと貧困で、フランスにすがることで服従させること。

アフリカ人が豊な暮らしをしてしまえば、フランスの言うことを聞かなくなる、だからフランスが現代的な生活をさせない様にすべてを監視し、阻止しているのだ。

忘れてはいけないのは、度々アフリカで起こっているクーデーターは、フランス軍がアフリカ人に訓練させて、殺害させている。
そもそも、お金がないと装わされているアフリカに銃など買うお金があるわけがない。

アフリカ人をアフリカ人に殺させることで、仲間割れをさせ国が一つになり勢力をつけることを避けているのだ。

・恐怖を与える
・祈り(宗教)
・信じさせる
・与える
・洗脳

アフリカ人を精神的にコントロールしているのだ。

日本でいう、あめ & 鞭 ともいえる。

フランスが15カ国の植民地を今だにしつこく手離さないのには勿論わけがある。
搾取(盗んで)して、働かずしてフランスにお金を稼ぎたいから。

当事者じゃないとわからない苦しみ

夫:「自分の祖先はアフリカから連れてこられ、本当の名前もアフリカにいるかもしれない家族も知らない
いつか、アフリカにいるかもしれない家族に会いにいきたい

植民地時代の黒人奴隷について語られた映画をみては、そのありえない非人道的行為(もはや地球が誤って作ってしまった生態系ではないか、と本気で思わされる)は怒りを超えた何とも言いようのない、感情が渦巻く(毎回真実を知る度に、心は大荒れ)

生活が豊かな人たちが「社会格差・世の中の不公平差」に疑問を問うことがあっても、絶対に当事者にはなれないから、抱えている問題の根本までは理解しづらい。

嘘で固められたフランス

日本人はフランスは美食の国、モードの国、ワイン・チーズが美味の国、そんなイメージを持っている日本人がほとんどだと思う。
かつて私も「パリ」という響きに憧れて、フランスに留学したけれどこの国のすべては嘘の塊だったんだと気づかされる。

そして、

フランスのCAFの財源がどこから来ているのか、国際社会に対してもなぜ大きな発言力があるのか、納得できる。

*CAF:住宅補助&家族補助制度(外国人留学生も申請可能)

日本人として、いち地球人として、伝えたい

私も、夫がフランス植民地のマルティニーク島出身でなれば、黒人奴隷の歴史、アフリカの現状など絶対に知ることはなかったと思う。
ちなみに、私自身も某外国語大学のフランス語学科出身だけど、マルティニークさえ知らなかった。

自分がフランス人ではなく、マルティニーク島の人と結婚したのは偶然じゃないのかもしれない、と思う。
このnoteでアフリカのこと、フランスが所有している海外県の悲惨な現状を夫、夫の友人、アフリカの文献、ビデオなどを参考に日本では放送されていないであろう事を伝えていきたい。
(もしかしたら、そのうちアカウントが消されるかもしれないけど)

自分は歴史家じゃないし、何の知識もない。
ただ、夫の家族に会いにマルティニーク島を何回か訪れる中で、感じたは違和感は今でも忘れられない。
夫から聞くマルティニーク島の現状はよくない。
コロナ後にさらに、悪化している。

世界には様々な人種が存在するけど、なぜ白人が黒人を奴隷にしようという非人道的な考えを持つことになったのか。
なぜ何百年もの間、黒人奴隷を支配し植民地を維持できていたのか。

歴史を辿ると納得できる。

黒人奴隷の祖先をもつ夫のパートナーとして、日本人として何かアクションを起こしたかった。
自分が知り得るすべての情報をこのnoteで、伝えていきたいと思う。

「アフリカの真実を知ったからどうなるの?」
そう思うかもしれない、ただ本当の真実を知るだけで見える世界が変わってくる。
私がそうであるように。

アフリカのネガティブな面だけでなく、人類の起源アフリカの凄さについても伝えていきたい。

専門家じゃないので、難しいことはよくわからないけど、わからないなりに知りたいと思うし、少しでも多くの人に伝えていきたい。

*白人の専門家の中にも、今ままでの過ちを認めて真実を話そうとする人もいるけど、いつもなぜかビデオを削除されたり、と阻止されてしまう。

まさに、出る釘は打たれるのだ。

白人が牛耳っているメディアによって、真実はカモフラージュされるので、常に現地の人の声を伝えていきたい。

ここまで読んで頂いた方、ありがとうございます。
不定期でアフリカの情報をお伝えしていく予定です。

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