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目に映る全てのことはメッセージ

昨日つぶやきの方に写真を投稿した、スリランカ帰りの男子が作ってくれるスパイスカレーDE誕生会。

現地に着くまで、そこが誰のお家なのか、他にはどんな人が来るのか、友達かおりんに誘われるがままに、何も知らないまま参加。

かおりんに誘われる時はいつもこんな感じ。

でも、彼女に誘われる時は、必ず何が面白いことが待っていたり、その時に出会いたい必要な人に出会わせてもらったりすることから、スケジュールさえ空いてたら二つ返事でいつもお誘いを有り難く受ける。

LINEで送られてきた住所を頼りに現地に着くと、まずは知らない方が出てきて駐車場まで案内してくださった。

その方がお家の方なのかと「今日は厚かましく寄せてもらいましたー(^^;)」と挨拶をすると「ここ、私の家じゃなくてきょうこちゃんのお家なんですよー」と教えてくださった。

そこで初めて、今日は「きょうこちゃん」のお家にお邪魔するのだということを理解。

お邪魔しまーす!と玄関を入って行くと、想像していた「きょうこちゃん」とはかなり差異のあるきょうこちゃんがそこにいらした。

ショッキングピンクのハワイアンムームー、赤色の髪の毛の御歳83歳になられるきょうこちゃん。

その時点で私は、もはやきょうこちゃんに興味津々。

京都の郊外にある山手の素敵なマンションに一人暮らし。玄関にもお部屋にも素敵な絵画が飾られている。

その殆どがきょうこちゃんの作品と聞いてびっくり。実はきょうこちゃんは、63歳の時に京都では有名な美大に入って絵の勉強をして描き始められたのだとか。

その腕前は、北野武の映画に起用されるほどの実力。

きょうこちゃんの隣で、私たち客人にお世話を焼いてくれていた、娘さんと思しき30代半ばの女子は、なんと美大の時のきょうこちゃんの同級生。

還暦過ぎてから大学生になったこともびっくりだけれど、きょうこちゃんの玉手箱はそんなもんではなかった。

トイレには、ハーレイにまたがる若き日のきょうこちゃんの写真がいっぱい貼ってある。
55歳でバイクの大型免許を取り、ハーレー仲間とドイツを横断したのだそうだ。

還暦過ぎの大学生の時に行ったアジアの旅では、孫ほどの年下男子から熱烈アプローチを受け、日本に帰ってきてからもメールで愛を育んでたらしい。

70歳のお誕生日「今日で70歳になりました!」と送ったら、そこからパタリと返信が来なくなった!という話をゲラゲラ笑いながらしてくださった。

何もかもがぶっ飛びの愛すべき83歳。

きょうこちゃんは、ちょうど今の私の年齢の時に旦那さまを亡くされた。それまでの結婚生活では旦那様がかなりのソクバッキーで苦労をされたのだそう。

だからこそ、旦那様亡き後に、今まで出来なかったことや我慢してたことを次々チャレンジされてきたのだという。

昨日きょうこちゃんにお出会いしたのは「まだまだ大丈夫、まだまだこれから何だって出来る!」という私へのメッセージ。

がんばれ私!

最近びっくりしたことはなんですか?

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