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おいでよ、創造101の沼(創造101の魅力と感想)

はじめに

今年の5月頃、韓国発サバイバルオーディション番組PRODUCE101シリーズから派生した中国版PRODUCE101「創造101(PRODUCE 101 CHINA)」を視聴した。

視聴したら感想が欲しいという声をいただいたため、今回は(4ヶ月経ってしまったが…)創造101の魅力と視聴した感想を書こうと思う。

創造101とは

中国のテンセントビデオが韓国のMnetから正式版権を購入し、製作されたサバイバルオーディション番組である。韓国版と同様に101人の練習生の中から視聴者投票によって11人のデビューメンバーが選出されるというシステムである。

2018年4月21日から放送が開始され、6月23日に視聴者投票ランキングの上位11名は2年間の期間限定で活動を行うガールズグループ「Rocket Girls 101」としてデビュー。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/創造101

また後続番組には創造営シリーズがある。

創造101のここが面白い!

ここから私が感じた創造101の魅力を紹介する。

独自のルール

PRODUCE101シリーズの最大の特徴はなんと言っても「100%視聴者投票でデビューメンバーが決まる」ことである。もちろん創造101もその特徴を引き継いでいる。
しかし元々の特徴を引き継ぎつつも、独自に加えられたシステムも存在する。

例えば、グループ評価(グループに別れてパフォーマンスを競う評価)のセンター決め。韓国や日本の場合は、立候補や推薦、話し合いでセンターを決めることが多い。しかし創造101では練習時間が最も長かった練習生(=最も努力をした練習生)が自動的にセンターに選ばれた。
つまり努力をすれば落ちこぼれでもセンターになれる、本来は影に隠れてしまう練習生も光が当たるチャンスがあるというわけである。この努力が必ず報われるというシステムに驚きと喜びと感じた視聴者も多いと思う。

他にも(パフォーマンスに俳優やアーティストがゲストで参加しちゃったりする)独自のルールやシステムがかなり多く、PRODUCE101元々の魅力と創造101独自の魅力が楽しめる。

個性的な練習生

これはPRODUCE101シリーズを含めた全てのオーディション番組で言えることだが、参加する練習生がみんな個性的である。
もちろん創造101も例外ではなく、個性的な練習生が多く参加している。

ここで私が(本当は全員紹介したいが)特に魅力的だと思う練習生を紹介したい。

①楊超越


(中国で最も美しい顔ベスト100の1位になったこともある)美しい顔と、足が長くモデルのようなスタイルの持ち主。しかしパフォーマンスではボーカルもダンスもかなり苦手。何度練習しても音は外れるし、リズムにもなかなか乗れない。けれどそれでも諦めずに練習する姿は、誰もが応援してしまう。(PRODUCE101シリーズで例えるならIZ*ONE へウォン、INI 佐野っぽいかも)

② 高秋梓


ぽっちゃり体型で食いしん坊キャラ。彼女がいると周りが必ず笑顔になるムードメーカー的な存在。しかしお笑い担当なだけでなくパフォーマンススキルも高く、特に歌が上手い。アイドルに一生懸命で順位発表で名前を呼ばれて号泣してしまうシーンもあった。ちなみに私の推しである。(PRODUCE101シリーズで例えるならIZ*ONE イェナっぽいかも)

③Yamy


キリッとした一重が印象的で、良い意味でアイドルらしくない。本人もそれを自覚しており「新しいスタンダードを作りたいです」とコメントしている。ラップスキルが高く、ステージでは創作ラップを披露する場面もあった。(PRODUCE101シリーズで例えるなら(G)I-DLE ソヨンっぽいかも)

他にも中性的な見た目と爽やかな歌声が魅力のSunnee、曲芸の特技を持つ呂小雨など魅力的な練習生がたくさんいる。

また宇宙少女としてデビューした経験のある孟美岐や呉宣儀、後にGirls Planet 999に参加する苏芮琪も練習生として参加している。
練習生以外の出演者では元EXOの黄子韜、UNIQの王一博らが参加している。

豪華なステージ

土地も広く人口の多い中国ではお金の使い方も規格外である。
例えば、日本や韓国のPRODUCE101は順位発表をスタジオで行うが、創造101はクルーズ船を貸し切って船の上で行う。意味が分からない。
またステージもとにかく豪華である。特にファイナルのステージは次元が違う。練習生全員で旗を上げる場面はオリンピック開会式のような迫力がある。

そんな豪華で見応えがあるステージも創造101の魅力だと思う。

最後に

アイドルを目指す練習生を見て心を動かされる気持ちはどの国でも変わらないね(浅い感想)

創造101はサバイバルオーディション番組を見るという点だけでなく、中国の文化を感じたり、C-POPを聴くという点で楽しむこともできる。特に私は今までC-POPというものをほとんど聴いたことがなかったため、新たな音楽のジャンルを開拓できたのは思いがけない幸運であった。

番組はアプリで簡単に見ることが可能なため、興味がある人は是非一度見てもらいたい。
また創造101から生まれたRocket Girls 101は既に解散してしまっているが、YouTubeからMVを見たり、Spotifyなど音楽アプリで聴ける曲もあるため、そちらも是非触れていただきたい。
おいでよ、創造101の沼。

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