試されるプロ意識

月に数回いらっしゃる、スクールソーシャルワーカーさんとの会話を楽しみにしている。

スクールソーシャルワーカーの職務は幅広く、保護者面談から保護者への支援、関係機関との連絡、支援会議の進行等を行う。
私も全てを把握できていないくらいの仕事量だ。

ワーカーさんは学校に来ると、必ず保健室に寄ってくださる。
保健室には傷病者だけでなく、家庭や生活で困っている子もよく来室するからだ。
そしてその後校内を一巡してから継続支援のケース会議や面談に入る。

ワーカーさんと話していて、印象に残ったセリフがある。

支援を求められない人に介入してこそ、福祉のプロ


私はこの言葉を聞いたときに涙が出るほど温かさを感じた。と同時に、自分の未熟さに気づかされた。

保健室に来る子たちばかりに目を向けるのではなく、来れない子たちにも目を配ることがこれからの私の課題だ。
今の学校は規模が小さいので、休み時間子どもと一緒に遊んだり、授業の様子を見たりすることも容易だが、学校規模に関わらず自分ができる方法を考えたい。




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