POSE シーズン1(ボールカルチャーを描くドラマ)

ルポールのドラグレースを一通り見終えてからも私の中の興味は変わらず LGBTQについて
そんな中Netflixのおすすめに上がっていたので視聴することに

1988年が舞台で、ボールカルチャーを主軸に物語が展開する
様々な人生が交差しそれぞれの視点から共感することができる
新しい考え方や価値観を知ることができる
自分とは違うトランスジェンダーの人々の感覚を

「ゲイの中でもさらに女装するゲイが底辺で見下される対象に」
白人が集うゲイバーに女装するゲイが入れなかったり 
有色人種も入れなかったり
黒人のゲイが一番差別されるとはルポールのドラァグレースでも何度となく話題になっていた

白人男性がなぜエンジェルに固執するのか
「数少ない偽りなき人と一緒にいたい」
立派な会社に就職して郊外に家を買い妻と子供と生活する彼
様々な葛藤の中エンジェルに惹かれて今まで作り上げてきた自分のコミュニティを崩壊させてしまうことに
シーズン1では全てのものから捨てられた感じになってしまったが今後どのような人生を送っていくのか気になるとことである
自分の性を自認しなりたい自分になるべく人生を過ごしているエンジェルが理想的に見えたのだろう
彼の妻もエンジェルに出会い何か吹っ切れたように自分のなりたい姿を求めるようになった
私たちも彼等の人生から自分探しにおいて大切なきっかけを得られるかもしれない

エレクトラのパトロンが言ったセリフ
「誰も知らないものを自由にできる優越感」
男性器を持つエレクトラに固執した彼
手術後無残にも捨ててしまう
富豪の男性はあらゆる経験をし尽くしてもっと求めてしまうのだろう

エイズは同性愛者の象徴
ダーウィンの自然淘汰的に滅びるべきと言う人もいるそうだ
HIVウイルスは突然変異の様に現れた LGBTQの人々を滅亡させるために登場してきたのだという人も
この理論は疫病、特に今最も脅威的な病原体コロナウイルスの登場の際でも、唱える人もいたらしい

このようにこのドラマからは沢山のことが学べる
今まで考えもしなかったようなことが
本当におすすめの作品である

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