2回目の採卵

前回の採卵から丸一年経過。
AMHも前回3.48 今回5.11と高値だったのでかなり期待している。

<今回もLONG法>
前回と同じように鼻シュッシュ(ブセレリン点鼻液)してHMG注射を打った。
まず225の量を4日間その後300の量を6日間
前回も225を4日間300を6日間
前回は自費、今回は保険だったため、筋肉注射と皮下注射の違いはある。
最終的なE2の値は今回4731 前回3000程
E2 200-300で1つ成熟卵胞がある計算なのでかなりの数が取れそうだ。

<採卵当日>
やはり2回目の余裕というのか、緊張は少なかった。
それでも痛みはやはり強い。
一番痛いのは機械を入れる時と麻酔を打たれる時。
その後採卵が終わってから病室に歩いて戻るのもしんどかった。
ドーンとした痛みと吐き気。
今回の看護師さんは一番好きな人で安心してできた。
1年半も通うと大体の看護師さんを把握できる。
あの看護師さん辞めたのかかっていう気づきもある。

<採卵数>
病室で休んでいたら、培養士さんが採れた卵子数の結果を伝えにきてくれた。
結果からいうと21個。
全体で30近く卵胞が取れたようだけど中身が入って成熟していた物が21個らしい。
前回は7個だった。
今回は顕微授精は行わず全て体外受精のみである。
がんばれ!夫の精子。
しっかり結びついてね!私の卵子と。

<術後診察>
術後1時間40分後に診察に呼ばれた。
吐き気はだいぶ治っていたけどお腹の痛みは強かった。
止血用のガーゼを取ってもらった。
止血が不十分なため、再び綿球を入れ、次の日に取ってもらうことになった。
抗生剤を処方された。
前回同様1日3回3日間。
チョコレート嚢胞周辺は抗生剤が届かず感染しやすいということで高熱やお腹の痛みに注意してということ。
また前回と違い、フェマーラも処方された。
排卵を促す薬で、多嚢胞性卵巣症候群における排卵誘発という効能がある。
今回、先生の中でOHSSのリスクが高いと感じているようで、お腹の張り、体重の増加を感じたら病院へ来るようにと話された。
OHSSになると腹水が溜まりやすい。
ただ、月経が始まると症状が治るらしい。
確実に前回よりお腹が痛い。
下記記事がOHSS予防としてのフェマーラ処方(他に2剤使われているが)について書かれており興味深かった。
昔は、高刺激でE2値が上がりすぎると採卵自体中止にする病院もあったようだ。
ここでの治療は今回の私もものと全く当てはまってるわけではないけど、高刺激でもOHSS予防が上手く行っている不妊治療の病院も多いようだ。

<術後の過ごし方>
今回は平日なのと、仕事溜まってるから午後は仕事をしたけどお腹が痛すぎて冷や汗が。
早退して家で安静に。

<その後>
採卵から1週間後に何個受精卵が凍結されたか診察で教えられる。
次の生理が始まったら移植周期となるが、気をつけなければならないことがある。
今回かなり高いE2値を叩き出したので、しっかり下げなければならない。
自分のホルモンバランスの改善に期待しつつOHSSにならないよう願掛けする日々が始まった。
(しかしスムーズにいかないものである)

<受精卵の話>
採卵後1週間の診察で受精卵の個数を聞いた。
以前は5日目に電話で結果を聞けたのだけど、保険診療であるため、勝手に培養士から結果を伝えられないらしい。
待ちに待った診察。
結果は10個受精し、そのうち9個が4AAという最高の結果となった。
すぐに移植できると期待していたが、まった!がかかった。
フローラ検査をした方が良いとのこと。
生理後採取し、3週間後に結果が出る。
1周期丸々飛んでしまうことを残念に感じたが、しっかり受け入れ体制を作りたいと思う。
現在も個人的に購入したフロラクトを飲んで整え中。
うまくクリアして移植できると良いなぁ。

<バイアスピリン処方>
一度6周で流産したこともあるので今回はバイアスピリンを使うことになる。
しかし保険適用では無い薬だそうだ。
なので自費診療時に処方していただき、移植周期に内服することになる。
本来不育症の検査を受けてから様々な薬を使うのだろうけどお守りみたいなもの。
バイアスピリンは血液をサラサラにする薬であり、血栓を作りにくくする効能がある。
血栓が胎盤内で起こることにより胎児への血流が低下して、流産や早産、胎児発育不全を引き起こすことがある。

<現在内服しているサプリメント>
ビタミンD
フロラクト
エレビット
ビオフェルミン
コンプライアンスが悪くて内服忘れることもあるけどお守りのように飲んでいる。

<しっかり遊ぼう>
1周期伸びるということはGWを思いっきり楽しめるということ。
良い意味で捉えよう。

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