日記 2月5日

 ChatGPTを活用したプロット制作がタイムラインを騒がせていたのが、多分三日前。はじめはスルーするつもりでいたけれど、あまりにプロットづくりが下手くそなので、試してみることにした。

 触ってみた感覚としては、補助輪というか自転車というか、動力はまだまだ人間が担わなくてはいけなくて、具体的なエピソードやプロットが示す要素をどう繋ぎ合わせるかなど、考えながら活用しなければならないということ。
 よく言われるあれだけれど、1を100にするのは得意なようで、でも0を1にはしてくれない。日本語は精度が悪くなるらしいので、英語でやったらまた別の結果が出るのかもしれません。

 使っていくうちにコツがわかってきて、聞きたい部分について一言方向性を与えるだけで精度がぐんと上がったりします。たとえばキャラクターについて、彼女は妹を憎んでいます、と一文入れるだけで、ただ定型文で質問するより詳細になったりします。
 ほかには、強調したい部分を再度質問文に組み込んでおくことで、それ関連の文章が出力されやすくなります。五つのアイデアを尋ねて、二番目のアイデアがいいと思ったら、二番目のアイデアに書かれている文章をそのまま書きこんで、その内のこれは何ですか、という形式で再度質問すると、ほかの無駄な要素に引っ張られることが減ります。

 使い方次第では本文生成もできるらしいのですが、自分はエラーが出たり、あまりに生硬な文章になったりでうまくいきませんでした。
 自分の使い方としては、自分の考えを整理してもらうとかが今のところいいのかな、と思います。あるいはアイデア以前のものを入力すると、いい形にまとめてくれるのでブレインストーミングみたいな使い方もよさそうです。

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