日記 2月2日 

 天才に対比すべきなのは、社会。
 昨日の記事を書き終わった後にそう思いました。比較すべきなのは凡人ではない。というより、連綿と続いてきた社会に対するアンチテーゼが天才であって、天才の方があとだ。社会が先。

 昨日の記事ついでに話をすると、一般名詞に個人的な定義を当てはめて文章を書いた分、伝わりにくいものになっていたかなと反省した。読んでて混乱するよな、ということは思った。まあ何でもいいんだ、日記だから。
 最近は才能についてどうでもよくなってきていて、持って生まれたものを今更取り換えることもできないし、比較するのもむなしく感じる。才能がないのも大体分かってきたし、ぼくの人生は、じゃあどうするの? という段階に来ていて、それをうまく乗り切れなければ、次のステージには上がれない。だから、天才を定義するときにぼくが重視したのは能力ではなくて、感性だった(はず)。
 自分が今持っているものをどう使うか。世の中の成功者たち、とくに今ある社会とは別の社会性を持った人たちがその参考になるのではないか。ああ、書けば書くほど分からなくなっていくな。成功者って、どんな人のことを言っているんだ? 別の社会性って?

 今年の目標は、書籍化デビューなんだ。単著を出すんだ。世界一の小説を書くんだ。それが出来るかは分からないけれど、出来るように努力することはできる。ただ、それだけなんだ。

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