日記 12月23日

 「シロバコ」劇場版、観ました。冒頭の五年後の話だよ、という説明で度肝を抜かれました。あの暗さ、見覚えがあるなあ、と思いました。動きたいのに動けない、そういう気持ちを持っているとき、ああいう風になるよなあ、と。
 ラストについて、みゃーもりは仕事を受けるだけじゃなくって、仕事を作る(プロデューサー業)側になったんだな、と思いました。一期エンディングの「Animetic Love Latter」が好き(プラチナジェットも好きです。というか、シロバコのEDって、どちらもアニメ制作をメタファにした詩なんですね)なんですけど、届けるってことの質が、劇場版を通して、みゃーもりの中で変化したのかな、と思います。


 それに関連して、というか……。
 物語をメタ的に見ることが苦手なんですが、最近は自分が書いているものも、何を書きたいのか分からなくなっています。分からないから、続きをどう書けばいいのかも分からない。今何を書いているのかも分からない。分からないだらけで、困惑中です。そして、さらに悪いことには、考え方も忘れてしまった……。

 プロ棋士のインタビューで、何かが伸びて、だけど別の部分がへこんだら、それは変化しているだけで成長ではない。成長というのは、色々なパラメータのあるグラフが、全体的に大きくなることだ、という内容を話されていて、それを痛感しています。
 また別のインタビューですけど、周りが成長する速度と、自分が成長する速度。周りと比べて少しでいいから、より早く成長していけるといいよね、という話も以前読みました。だいたい、そんな気持ちでいます。十年後、二十年後でいいから、と最近は思います。

 ところで、「みずさよ」ネタなんですけど、次は紗代子に死別してもらうことになるかもしれないです(死別ネタ、好きですね? どうして?)。トーマの心臓(読んだことない)になる?

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