マスクを付け忘れるほどの

5月28日 木曜日。成城石井に寄ってから20時頃に帰宅。パッタイを買ったので温めて食べる。睡眠不足がたたり眠すぎたのでシャワーを浴びてから寝る。パッタイのせいなのか強烈な喉の渇きで23時頃に目が覚める。そこからはソファーで横になってメルカリを眺めながら、先日CDを買った四街道ネイチャー「V.I.C.TOMORROW」を聞いた。

最近知ったヒップホップグループ。銀杏BOYZにハマってから、「そういえば九龍ジョーと磯部涼の共著『遊び疲れた朝に』に銀杏BOYZについて書かれた章があったなと思い出して再読した折に、磯部さんが峯田が好きなヒップホップとして名前を挙げていたグループの1つが四街道ネイチャーだった。それで興味を持ってYouTubeで聞いたところ、トラックがかっこいいなと思ってネットで取り寄せたのだった。

「V.I.C.TOMORROW」のあとは、金曜日だったのでSpotifyで新譜を適当に聞く。いろいろ再生していた流れで、横沢俊一郎というSSWが先月出したアルバム『絶対大丈夫』に辿り着いた。ココナッツディスクとかがよくツイートしていて前から気になっていた人。たしか僕が好きなSaToaともイベントをやっていた。なのにこれまで全く音源を聞いたことがなかった。ようやく重い腰をあげて聞いたところ、これがとてつもなく素晴らしいアルバムで感動してしまった。

いてもたってもいられなくなってイヤホンを耳につけて外に出る。『絶対大丈夫』を聞きながら、夜の街を散歩した。なるべく賑やかなところを歩きたくて新井薬師の商店街を抜けて中野方面へ向かう。散歩をするだけだしまぁいいかと思ってマスクは付けなかった。がしかし、またやってきた喉の渇きが気になり、仕方なくコンビニへ。ノーマスクだったので自販機でと思ったんだけど、財布も持っていなかった。さすがにノーマスクでコンビニはノーマナーな感じで気が引けた。マスクをしていないだけでこんな思いをする時代になるなんて。羽織っていたパーカーの袖を伸ばして口元に当てて店員とやりとりをする。さらに声も小さかったせいか「iDで」と言ったのに聞き取れなかったみたいで、スイカで決済する画面になっていた。「すいません」と声をかけて、今度は大きめの声で「iDで」と言った。