ラジオ零れ話:ペンダーズお勧め作品
いつも『漂着するまだないとラジオ』を聴いてくださりありがとうございます。
ここ3回ほどはオンラインによる遠隔での収録となっております。
特に3回目(37回放送)は、聞き辛い点が多々ございます。
大変申し訳ありません。
36回、37回はオススメの本や映画や漫画やアニメやゲームの話をしております。
途切れている部分も多々あるので、こちらの方でも改めてフォローしたいと思います。
まずはうろこお勧めの映画『リトルフォレスト』。
元々は五十嵐大介さんの漫画作品が原作となっております。
『小森』という場所で、ほぼ自給自足に近い形で生活している女性(いちこ)の、小森での春夏秋冬の生活を描いたものです。
リトルフォレスト『夏/秋』
リトルフォレスト『冬/春』
夏から始まり、秋、冬、そして春を迎えて終わります。
それぞれ1時間、合計4時間の映画です。
次にうなりくんお勧め、映画『深夜食堂』。
こちらも漫画が原作となっている作品です。
(原作者は安倍夜郎)
テレビシリーズと劇場版が制作されております。
ちょっといいなあ、と思う東京下町の人情溢れるドラマです。
次にむすかさんお勧め、詩集『今日は誰にも愛されたかった』(谷川 俊太郎、岡野 大嗣、木下 龍也)
谷川氏、岡野氏、木下氏による連詩の本です。
こんな時は詩集がいいですね。
『トンガ坂文庫』は詩集にも造詣が深い書店だと思っております。
次にうなりくんお勧め漫画『波よ聞いてくれ』(沙村広明)。
北海道のラジオ局を舞台にした、ラジオがテーマの漫画作品です。
最近アニメ化もされております。
(個人的には沙村広明氏の描いた漫画、『無限の住人』もお勧めです。こちらは実写映画化もされました)
ラジオをやってる我々(と言ってもネットラジオですが)は必読の漫画ですね。
次にうろこお勧めアニメ『東のエデン』。
神山健治監督のアニメ作品で、キャラクターデザインを『ハチミツとクローバー』、『3月のライオン』の羽海野チカさんが担当されております。
ある日100億円の電子マネーがチャージされた携帯電話を渡された『プレイヤー』たち。ミッションは『100億円を使ってこの国(日本)を正しい方向へ導け』というもの。
プレイヤーはそれぞれが思う『正しく国を導く』ために奔走するミステリー作品です。
アニメは全11話。劇場版が2作品作られております。
次にうろこがお勧めしたのは『リトルダンサー』。(原題は『Billy Eliot』)
80年代、サッチャー政権時代のイギリスを舞台にした映画です。
炭坑閉鎖に揺れる小さな炭鉱町で、ストライキ運動に加担する父と兄の元で暮らす少年ビリー。そのビリーがバレエダンサーになることを夢見てバレエに熱中していく姿が描かれた成長ドラマです。
その他、同じ時代背景を持つ映画として『ブラス!』『フルモンティ』を紹介しております。
この3作品はよく一緒に語られることの多い作品です。
経済的に逼迫した状況における『芸術』や『文化』とは....そんなことを考えさせられる作品です。
次にむすかさんとうろこさんお勧めの映画『ベイブ』。
この映画で『サン=サーンズ』の『交響曲第3番』がかかってきます。
今、コロナ禍で大変な状況で、特に芸術文化方面の活動の自粛が余儀無くされております。
しかし、ラジオ内でも語られているように、こんな大変な状況でも、ふと流れてきたサン=サーンズの音楽の素晴らしさに感動し、涙することもあります。
こんな状況の中でも、、、、こんな状況だからこそ、、、、芸術や文化の偉大さを思い知ることにもなります。
最後にうなりくんが紹介したゲーム、『デスストランディング』。
『分断された世界をつなぎ直す』というのがテーマのゲームです。
今の状況にぴったりなこのゲーム。
前々から気になっていたので、ぜひプレイしてみたいです。
では、大変な状況ではございますが、皆さんも、素晴らしい文化・芸術に触れ、少しでも健全に過ごされるよう願っております。
ではまた〜。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
『漂着する!まだないとラジオ』ではお便り(メール)を募集しております。
ご意見、ご感想などございましたら、以下のメールアドレスまでメッセージをお願いします。
madanaitoradio@gmail.com
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?