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ナルゲキに行こう(はじめてガイド)

お笑いライブ制作会社「K-PRO」の劇場として2021年4月にオープンした「ナルゲキ」。若手芸人、お笑いライブが好きな人たちにはだいぶ知られていると思うけれど、昨今のこんな状況もあるので、まだ足を運んだことがない人も少なくないのでは。

ここがナルゲキです

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このご時世に興行会社が持ち小屋なんて信じられないかもしれない。実は、「関交協ハーモニックホール」をK-PROが年単位で借りて自社劇場として使用することになったらしい。それも十分すごい。

ハーモニックホールはこれまでにもお笑いライブ、特に単独ライブなどで使われてきた会場なので「それなら知ってる」という方もいるかも。

掲示板は見るべき(そして撮るべき)

ナルゲキ(ハーモニックホール)は地下にあるのだけれど、地上には掲示板があり、当月のライブスケジュールが掲示されている。「ちょっと早く着いちゃった」「近くで用事があったので」というときにはちょっと掲示板の前で足を止めてみよう。眺めているだけでわくわくするはず。

また、掲示板には「ナルゲキ昼寄席」のスケジュールも掲示されている。平日の昼間に行けば(基本的に)毎日お笑いが見れる。すごい。「有給取ったけど時間が空いちゃった」「まじで現実逃避したい」というとき、ナルゲキが両手を広げて受け入れてくれる。

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掲示板をチェックしてほしいのは、別にライブに行きまくってほしいからではない(そこは個々の興味と財力に任せる)。スケジュールの脇に出演芸人による手書きのPOPが掲示されるから。

POPは日々出演者が更新していくので、その日のPOPはその日しか見られない。その上、日によっては今やテレビスターのあの人やプラチナチケットのあの人が出演し(信頼と実績のK-PRO)、激レアPOPを残していくこともある。よしもとショップぐらい観光名所になってもいいと思う。

簡単、安心、居心地良し。ライブを見てみよう

ナルゲキでライブを見るにはどうすればよいのだろうか。

K-PROのライブは事前予約・事前支払制になっている。電子チケット販売サイト「TIGET」でアカウント登録をし、クレジットカード(もしくはデビットカード、プリペイドカード)を用意する必要はあるけれど、席に余裕さえあれば、わりと直前まで予約できる。発券も不要。

TIGETで「K-PRO」と検索するか、ナルゲキ昼寄席の公式サイトに行くとこんな感じでチケットの販売一覧がざっと出てくるので、目当てのライブに申し込み、受付で予約画面を見せれば入場できる。

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丸に大きく「ナ」と書かれたアーチをくぐって階段を降りるとすぐにホールの入口。ナルゲキのエース、ストレッチーズの二人が出迎えてくれる。もちろん他会場でのライブでは見られないパネルなので記念撮影もおすすめ。

このあたりまで来れば受付の方が誘導してくれる。お手洗いも受付からホールの間の通路にあるので、気になる方は開演前に行っておくと安心かも。

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ホールの中はこんな感じ。映画館のようなクッション性のある椅子がありがたい。1〜2時間の公演が中心なので、椅子で良し悪しが変わるということはないと思うけれど、やっぱり座り心地の良い椅子はうれしくなる。

最大148席の自由席だけれど、昨今の状況もあり、客席を間引いている。座れない席にはその旨を知らせるカードが貼られているので避けて座ればOK。隣の人を気遣いつつ荷物置き場としてシェアしている様子もちらほら。

後ろ半分は段がついているので、後方の座席でも見やすい。ステージもちゃんと高さがあるから、ただただ気分と好みで席を選んでいいと思う。

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ビギナーからガチ勢まで広く楽しめる劇場「ナルゲキ」

ナルゲキがどんな劇場か、ざっくりまとめてみた。「初めてお笑いライブを見る」という方にも親切で居心地良く、「年間100本はザラ」というコアなお笑いファンにも飽きさせないコンテンツ力。さすがK-PROの劇場、恐ろしい子。

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一人で、友人や恋人と、家族総出で、ぜひ足を運んでみては。そしてアンケートやSNSで感想を伝えると、きっとK-PROの方々も喜んでナルゲキがさらにパワーアップすると思う。

私もさっそく来週行くつもり。楽しみだな〜

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