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共働きの夏期講習の乗り切り方

7月〜8月にかけて、14日間にわたる、はじめての夏期講習が終わった。

いまはもう10月なので、終わってからすでに1ヶ月半が経ち、夏期講習明けのテストもとっくに終了しているが、その結果は入塾してから一番良い偏差値(とはいえまだまだトップ層との差は歴然)となったので、まずまずの成果だったのではないかと思う。

また、たいへんな猛暑のなかで一度も体調を崩すことなく、学童やプール開放と並行しながら毎日通いきったこと、毎回の宿題を自分から取り組んでいたことは、共働き夫婦にとってはありがたく、頼もしい気持ちになった。

とはいえ反省点もあるので、来年への戒めとして記録しておく。


まず、塾からは、夏期講習前の保護者会で、以下のような話があった。

1)一学期の終業式の日に、まず子どもと一緒に夏休みの計画を立てる。決して親の計画を押し付けないことがポイント。子どもの希望と親の目論見、双方の妥協点をきちんと話し合って決めること。
2)計画通りに進むことは、4年生の時点ではまずありえない。今年の夏にできなかったこと、予定通りにいかなかったことを、来年の夏に活かしてほしい。今年の夏は、来年の夏に活かすためにある。その視点で過ごしてほしい。
3) 4年生の夏は机上の勉強より、とにかく体験を重視。旅行先では名産品を、移動の新幹線では地名や地形を、川遊びでは水の流れや石を、ハイキングでは昆虫や植物の観察を、夜空の星を。実体験があるのとないのでは理解が大きく変わってくる。そしてこんな時間が取れるのは、4年生のうちまで。
4)学校の宿題は、塾の夏期講習がはじまるまでの約1週間のあいだで、終わらせておくと楽。
5)睡眠時間の確保と、規則正しい生活を崩さないこと。夏場は体調を崩しやすいので、万全の体調で毎回の授業に望めるよう、親はサポートしてほしい。

上記の5つのポイントの中で、(3)と(5)は普段から意識しているのでいつもどおりという感じで、最も力を入れたのは(1)の計画作成。

正直、わたしが帰宅する時間から一緒に宿題を始めているようでは、翌日の授業までに間に合わないことはわかっていたので、「日中誰もいない共働き家庭で、どの程度、自力で宿題をこなせるか?または、自力でこなせる環境をどう作るか?」これがこの夏の命題だったのだけど、息子が大好きな「学童」という環境をうまく使ったことで、意外にもすんなりと回ったのだった。(こちらの詳細は有料記事部分にて追記)

あと、反省点としては(4)の学校の宿題。ドリル系は予定通り、講習前に終わったのだけど、自由研究と読書感想文が終わらないまま夏期講習に突入したのが後々痛かった…。

ただ、夏休みいっぱいをかけてデータ収集したり、素材を集める必要がある研究テーマの場合、最初の1週間で仕上げることはできない。5、6年では割り切って、ひと夏かけなくても研究できるテーマにすべきかも?と思った。(本来の自由研究の意義とは…という気もしつつ)

それから、(2)は、いままさにやっていること。1年後には絶対忘れている自信があるので、こうやって書き留めておく。この記事が来夏の自分を助けると思って書いている。


さて、共働きのわが家の夏休み。夏休み期間全体のプランと、毎日の時間単位でのスケジュールがどんな風だったか、平日の日中どうやって宿題をこなしていたのか、ここから先は有料でお届けします。いち家庭の例に過ぎませんが、気になる方はどうぞ!

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