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日本とフランスの違い パートII


コロナ前ParisのChamps-Elyséesに開業した、Galeries Lafayette Champs-Elysées (ギャルリ・ラファイエット・シャンゼリゼ)の地下にあるトイレ。
個室から出た時に、男女が入り混じり列をなしトイレ待ちをしていたことにギョッとしました。
「変態が持ち帰るので、汚物入れに何も入れないように。」と用を足したばかりの私に友人からの御言葉。


新宿歌舞伎町にできた商業施設の中に意図的に設けられたジェンダーレストイレ問題が話題になった時に、この友人に言われた言葉を思い出しました。
子供の誘拐など、様々な事件に悪用されることもある公衆トイレ。誰でも使っても良いと言うことと、近頃話題のLGBT(Q)法やマイノリティー関連と混同するのは何か違うと思うのですが・・・如何がなものでしょうか。

そして最近特に気になっているのが電動キックスケーター。
パリでは9月からフランス版キックスケーターtrottinette(トロチネット)のレンタルが禁止されるというのに、日本では16歳以上なら免許不要でヘルメットの着用も努力義務というようにハードルを下げて普及させようとしている。

Anne Hidargo(アンヌ・イダルゴ)パリ市長は、大気汚染問題に積極的に取り組み、社用車以外の車両通行規制や、ディーゼル車禁止などを打ち出した代わりに、コロナ前にtrottinetteを普及させた。しかし人身事故が多発し市民からの反対に応える形で終了。
現在はコロナ禍から増え始めた自転車利用が新たな問題となっています。

どちらも凶器。
どうなる、フランス?
どうなる、日本?

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