昔、友人が鎌倉長谷寺のすぐ近くに一軒家を借りて住んでいて、夏になると皆が泊まりに行っていた。私も2回ほど行った。 クーラーの効かないミニクーパーmk1の引き窓を全開にして、派手なサングラスをかけて出発する。別の友人が「pocket symphonies」というタイトルで作ってくれたビーチボーイズmixのCDが2周するくらいで潮の香りがしてくる(車が故障せず道も空いていれば、だ!)。暑さで変にハイになった頭で、海だ!海だ!と騒いだのを覚えてる。 翌日。朝早く起きて皆で浜辺を
ヴェラのファンブック用に試し撮りを始めた。 これはコットンで袖口のくるみボタンが可愛らしいヴェラ。シロツメクサかな。花が満開な春のブラウス。左裾にてんとう虫付きのロゴ。1960年代のものだと思う。 もともと、ハッキリした色柄のものが好きだし、色黒骨太なので薄ピンクや小花の柔らかい色柄の服はあまり似合わないと思っていたのだけれど、着ていると褒めて頂くことが増えたように思う。優しい色合いが顔色をよく見せてくれる、そんな年頃になったのかもしれない。 中でも、母がいつになく関心を
5月連休の課題にしていたヴェラの枚数確認完了! 130着だった。スカーフは含めてないけど、思ったより少なかった感。枚数あればいいってものではないけど、沢山見ることでわかる事もある。基本着ることを前提にコレクションしているけれど、そこがちょっと悩ましいところ。 色系統で分けて数えてみたら、茶〜黒系が断然多かった。彩度の高いカラフルなプリントの印象が強いヴェラ・ニューマンだけど、実は落ち着いた配色も多いことを再確認。こういうことも数が集まってわかることの一つだな。柄は大胆大柄な
子供の日なので鯉のぼり柄のヴェラ。毎年5月に着るのを楽しみにしている絹のブラウスです。 ヴェラは1960年代後半(おそらくその後も一度)来日したことがあります。 その年のコレクションは「Fan T Asia」。ファンタジアにひっかけた名前のコレクションで、日本人形や提灯、網かごをモチーフにしたスカーフが作られました。このブラウスはその時の鯉のぼり柄だと思われます。 きっと、風になびく吹き流しや鯉のぼりを見て面白い風習だと思ったのでしょうね。スカーフとブラウス、違う絵柄が
Stay Home中の課題の一つ、コレクションアイテムの点数確認中。手間がかかるけど、こんなの持ってたっけ?などと思い出すこともあれば、新しく発見があったりして、楽しくて時間を忘れてしまう作業。 これは極々初期のヴェラ・ニューマンで、白い子ヤギの柄には黒ヤギ、サカナの柄には貝殻のチャームが付いてるという、可愛いに可愛いが詰まってる小さな絹のスカーフ。 ロゴやプリントのタイプから1940年末頃〜50年代に入った頃の製品じゃないかと思う。当時、この40cm四方の小さなスカー
透き通るように輝くベネチアングラスのビーズを、大胆なデザインで仕上げたアーティスティックなネックレスや大ぶりなイアリング。主に1950年代、バレンシアガ、ディオールなどビッグメゾンから愛されたイタリアのコスチュームジュエリーのブランド、Coppola e toppo(コッポラ・エ・トッポ)が34年ぶりに復活しました!! Instagramの公式アカウントはこちら。 coppola_e_toppo https://www.instagram.com/coppola_e_top
今年、2020年の夏に、2回目のヴェラ・ニューマンの個人コレクション展をやろうと計画していましたが、1年延期することにしました。 コロナの影響で先が見えない状況下、ギャラリー探しなどに遅れが出ていることもありますが、何よりも、ディスプレイや同時に出す予定のヴェラ本を作るにあたって、圧倒的に技術が足りないとわかったのが理由です。 情けないのですが、ヴェラ服のココがチャーミングなのでこう見せたい、50-60年代の服のココが面白いのでこう紹介したい、というイメージはあるのに、撮