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スペイン舞踊#4 【アントニオ・ナハーロ舞踊団来日公演!】

アントニオ・ナハーロ氏率いる【アントニオ・ナハーロ舞踊団】日本公演
行ってきました!!
感動が薄れないうちに記録として残します。
控えめに言って、もの凄い作品です!!!

アントニオ・ナハーロ氏と今回の公演について、過去にこちらでも紹介しているので、良かったらおさらいがてら見てみてください。


二つのプログラムを引き下げて、満を持しての来日公演。
公演の紹介と感想をまとめてみます。


Aプログラム ALENTO(アレント)

ALENTOはアントニオ・ナハーロ氏がスペイン国立バレエ団の芸術監督をしていた頃にも披露された作品ですが、メンバーも衣装も音楽も一新し、『新生・アレント』として生まれ変わりました。
伝統的なスペイン舞踊の枠に囚われず、ジャズやコンテンポラリー、バレエの要素も組み込んだ躍動感のある踊りに、音楽はピアノにヴァイオリン、クラッシックギター、ウッドベースにドラムの生演奏。
前回スペイン国立バレエ団の舞台を観た人は、「待ってました!」と思ったでしょうし、初めて観た人は「何?このお洒落な音楽とダンスもスペイン舞踊なの?」と思ったことでしょう。


パンフレットより



Bプログラム QUERENCIA(ケレンシア)

QUERENCIA本邦初公演。
これぞスペイン民族舞踊の集合体!日本に居ながらにして観られるなんて。
スペイン民族舞踊の「ホタ」、バレエの要素の「エスクエラ・ボレラ」、宗教的な儀式(セマナ・サンタ/聖週間)の厳かな1シーンに華やかな群舞、全てに於いて美しい音楽と踊りの融合に自然と涙が溢れた。


スペイン在住の舞踊ジャーナリスト志風恭子さんはこの作品QUERENCIAについて「スペイン舞踊の美の真髄が詰まった、21世紀の最高傑作ともいうべき作品」と記しています。



今回来日メンバーの中で一際注目を浴び、観客を虜にしたのは、スペイン国立バレエ団でも活躍し、スペイン国立バレエ団に入る前はコンセルバトリオ(国立舞踊音楽学校)時代に、日本のフラメンコ界におけるレジェンド小松原庸子氏率いる小松原庸子スペイン舞踊団と共に度々一緒に舞台に立ったDaniel Ramos(ダニエル・ラモス)が大きくなって帰って来ました!
まさにダニエル祭り。
マドリードのタブラオでは、エスクエラ・ボレラのアレグリアスなどを披露しているので、ダニエルの出演日を調べてスペインへ行く計画を立てようかと目論んでいます。

アントニオ・ナハーロ氏の才能を再認識した、とにかく素晴らしい舞台でした。
是非もっともっと多くの人たちにも観ていただく機会があるといいなと切に願っています。

夢のような時間でした。

サインしていただいたパンフレット!宝物です


最後まで読んでいただきありがとうございました。





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