美食礼讃ロッシーニ風

「豊かさ」と「食」は切っても切れないもの。
食録と言って食べる事によって運気を上げる開運方でもある。

いつ
どこで
誰と
どんな環境で
誰が作った

何を
食べるのか?

いや

頂くのか?
食すのか?
食らうのか?

食とは一種の冒険でもある。
知り尽くせない、深い食の世界の探究の旅。

贅を尽くした食材やレシピや名店は、まだまだこの世に溢れている。

さて先日、若い有名ホストが
「好きな食べ物はステーキロッシーニ風」
と言っていた。

ステーキロッシーニ風?
私はそれがどんな物か?
恥ずかしながら知りもしなかった。

そこで私は、はやる気持ちでそれを調べ

その名前が、若くして成功したイタリアの音楽家にして、
その後、食への探究心から音楽を辞めレストラン経営へ転向した美食家。「ジョアキーノ・ロッシーニ」に因んだ物である事を知り。

ロッシーニ風に定評のあるレストランを見つけて予約していた。

ロッシーニ風。
とはフィレ肉のステーキに
フォアグラとトリュフを合わせたもの。

このお店は牛フィレ肉の他に
豚フィレ肉
牛ホホ肉
を加えた3種類のステーキをタワーにしてある。
フォアグラも十分な存在感。
トリュフソースも濃厚で美味であった。

あぁロッシーニ風。
最高✨

さて

豊かな食の経験を
可能にするのは
経済力だけではない。

そしてこの事は
食に限った事でもない。

まずは、それを「食べる」と決めるのだ。
「その店で食べるのだ。」
「そこへ行くのだ。」
「これを手に入れるのだ。」

想像こそ
創造。

人生に責任を取る。
とはかくも甘美な意味なのであった。

それでは。



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